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自分を取り戻すための日記 44

2022.9.11 自分を取り戻すための試行錯誤3「諦める」

私はしつこいほうだ。
過去に受けた仕打ちもすべて覚えているし、言われた言葉も覚えている。
その時の相手の表情も言葉のニュアンスも、まるで映画のワンシーンのように鮮明に記憶している。
 
だから苦しい。
繰り返し繰り返し過去の現像が蘇る。
その度に、いま現在受けているかのような痛みと苦しみを覚える。

なぜそんな辛いことを性懲りもなく繰り返すのか。
私はまだ期待しているのだ。

いつか親が(彼が、学校が、会社が、社会が)変わってくれるかもしれない。
非を認めて謝ってくれるかもしれない。
自分が間違っていたことに気づいて、やっと私を愛してくれるかもしれない。

バカだ。バカ過ぎる。
願望が強すぎて、現実を見ていない。
期待した幻ばかりを夢見ている。

私が望んだとおりに、
私が欲したとおりに、
私が願ったとおりに、
世界は変化しない。
誰もが自分の思い通りに現実を動かすことはできない。
ゴリ押しで力づくで現実を変えることはできない。

どんなに願っても祈っても、私の願いは叶わない。
想いは届かない。

すべて忘れよう。
すべて諦めよう。

妄執を振り捨てたところからやっと人生が始まる。
幻から目覚めて初めて、目の前の霧が晴れたように行くべき道が姿を現す。
全部自分の招いたこと。
全て忘れて、諦めて、最初から始めよう。

私にはまだ絶望が足りないのだ。
もっと絶望して、諦めて、地の底を這って、何度も底付き体験をして、
やっと浮上できる。
光を求めて昇っていける。

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