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うつで休職している私が回復のために読んだ本


読んだ本

この本を選んだ理由

休職して1週間ほど経ったときから「なぜ自分が今この抑うつ状態と自律神経失調症なのか」ということを体の仕組みから、きちんと知りたいと思った。
また、心と身体の状態をメタ認知できることで、自身の状態を客観的に捉えられるようになり、現状を悲観しすぎなくなるとも思ったからだ。

本屋に行き、メンタルヘルス系のコーナーで1時間以上に渡り様々な本のあらすじや内容を吟味した結果(笑)、素人にもわかりやすく自律神経の仕組みや回復に必要なステップを書いてくれていると感じた本がこれだった。

本の中で特に印象に残っていること

人間には炎のモードと氷のモードがある

人間が自分の身を守るときに主に上記の2ついずれかのモードに入るらしい。自身が今どちらのモードに入っているか(どの自律神経が使われているか)で、回復に必要な手段も変わるため、自分の現在のモードを知ることはとても大切だということが印象に残っている。

詳細は本にあるが、簡単にいうと「炎のモード」は「戦闘モード」。
「氷のモード」は「防衛モード」だ。
私自身は、自分で抑うつ状態に入ることで無意識のうちに身を守る「氷のモード」になっている。

BASIC Ph

上記は、自身がストレスや悩みに対してどのようなアプローチを利用して対処しているかを知るという話だ。
BASIC Phは以下の言葉の頭文字を繋げた言葉である。

B= Belief(新年・価値)
A= Affect(感情・情動)
S= Social (社会的)
I= Imagination (想像力)
C= Cognition(認知)
Ph= Physiology (身体)

これまで自分が「BASIC Ph」の6つの中のどのチャネルを特に頻繁に利用して、ストレスや悩みに向き合って解決してきたかを自己認知することで、今後のストレスにうまく対応できるようにするというもの。

例えば、私の場合は悩みがあると音楽を聞きながらひたすら散歩することで頭をスッキリさせてきた。
BASIC Phで考えると「I」と「Ph」のチャネルのアプローチが効きやすいということになる。

1つの行動の中で複数のチャネルを含む場合もある。
また、仕事の悩みは「I」と「C」だが、恋愛の悩みは「B」と「Ph」というように、悩みやストレスのケースによって一個人の中でも効くアプローチのチャネルが異なる場合もあるらしい。

自分に最適なストレス対処法を改めて自己分析することで、回復や今後の生活に大きく役立つと感じた。

今回は紹介したのは本書の内容のほんの一部である。
記載した2点も、本書にはもっと詳細に書かれているので気になる人はぜひ読むことをオススメする!

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