マガジンのカバー画像

日記など(2020/07~08)

33
運営しているクリエイター

記事一覧

私が書いていく文章について

 初めまして。目に留めていただきありがとうございます。私がnoteに投稿を始めて1月半ほどが経ちました。とにかく文章を書かなくてはという、謂れのない焦りからここまで暗中模索でやってきましたが、こいつはいったい何を書いているのか、読者の皆様に知ってもらうために(自分のためにも)一度整理しようと思いました。「今やっていること」「これからやりたいこと」をまとめていきます。

今やっていることその1.断片

もっとみる
クリエイティブマインドを作る(1日目)

クリエイティブマインドを作る(1日目)

日々やりたいと思いながら、目の前の超短期的な誘惑コンテンツに時間を浪費している気がする。気付けば30歳になりそうで、ゆるゆると諦めの道へ進んでいっている。もう楽な方に流されて、死ぬ前に色々やり残した気がするのは嫌だなーと思うので、何か一つくらい頑張りたい。

ただ色々やりたいことがあって、どうやっていくかってこともあって、これは長期的な視点が必要なのに、短期的にすぐ楽しめちゃう他人のコンテンツが、

もっとみる
自己紹介のようなもの(2日目)

自己紹介のようなもの(2日目)

毎日何かしら書くということで、まずは自分のことを書こう。

といっても何を書いて良いか分からない、という具合に特筆することもない人物なんだが。

ひとまずは、小説を書きたいなーと思いながら、この雑記帳に日々のことを書いていって、書くことや発信することに慣れてやろうと思っている。

○表面的なこと

仕事は理系の研究職なので、サイエンス的な方面では、ある意味日々クリエイティブなことをやっているのかも

もっとみる
嫉妬ではない憧れ(3日目)

嫉妬ではない憧れ(3日目)

 嫉妬と憧れは、似ているようであるがベクトルが真逆のもの。自分より立場などが高い対象の存在を、自分のレベルに下げたいと思うのが嫉妬で、自分のレベルを上げたいと思うのが憧れだと考える。どちらの感情を持ちやすいかは幼少期の環境が関わってるとかいう、心理学にありがちなやつ。

 昨日、藤井七段が棋聖になった。
 私は駒の動かし方くらいしか知らない素人であり、将棋の解説はできないので、ただの感想を書く(将

もっとみる

自分を見つめる心理学(4日目)

 最初に断っておくと、私は心理学を真面目に勉強したことはありません。
 文章の語尾には、“知らんけど”が付くと思って下さいませ。

 
 自我体験というものがある。なぜ自分は自分以外の何物でもなく、自分でしかありえないのか。他の誰でもなく、どうして自分なのか。ふとそう思うと不思議で仕方なくなった。小学生か中学生くらいの頃である。

 別にサバンナを駆け巡るチーターになっても、深海に眠る鯨になっても

もっとみる
罪悪感とムール貝(5日目)

罪悪感とムール貝(5日目)

 フィクションの話を書きました。

 暑い。沙羅はそう思って窓を開けると、外の景色は単管の足場に張られた白い養生シートに覆われていて、外壁の塗り替え工事中だったことを思い出す。

 諦めて窓を閉め、エアコンの電源を入れて、デスクへと向かう。ここは自宅兼オフィスであり、彼女は校閲の仕事をしている。オフィスと言っても2階建てのハイツのような建物で、1階部分はカフェになっている。

 1人で文章と向き合

もっとみる
古事記のすゝめ (6日目)

古事記のすゝめ (6日目)

 古事記を読んだことはあるでしょうか?あれって結構面白いですよね。

古事記とはなんぞということを書いておくが、日本国の創世記である。伝説あり史実あり創作ありのお話で、当時の最高権力者、天皇の血統の正統性を示すための物語でもある。天智天皇のあたりに出来たのだとか。上中下巻からなり、上が有名な日本の伝説、中が神武天皇からの天皇家系のお話である。下は中の続きで、推古天皇で終わる。日本書紀とよく比較され

もっとみる
古事記のあらあらすじ(7日目)

古事記のあらあらすじ(7日目)

前回の記事です。https://note.com/preview/nf4913e70b57f?prev_access_key=77f2ab1381dba1f8e5d1cdefd0e9ca04

 なんでこんなに古事記のことを書いているのか分からないけれど、続きも書くと言ったので、とてもざっくばらんな、あらすじを書いて終わるとする(長い)。

 前回の続きで、火の神を生んだときにイザナミが死んでしま

もっとみる
ベースの魅力(8日目)

ベースの魅力(8日目)

 深く体の芯から震え上がらせ、その心地よさに安心感を覚える。楽曲の空気を支配している低音パートは、とても耽美で、はたまた憂愁である。

 これは私がベースを弾くものだから、贔屓して言っているのであって、どの楽器にも代えがたい素晴らしさがあることは、言うに及ばないが、今回はベースの魅力について知ってもらえればと思う。

 私も初めはどの音がベース音なのだか判然としない有様であったが、そんな中でもベー

もっとみる
私が書きたい文章のこと(9日目)

私が書きたい文章のこと(9日目)

 ノートを初めてしばらく経った。今日まで書いて気付いたことは、私が書きたいのは魅力的な文章である、ということ。

 ためになるコラムや、面白い話を目指しているのではない(書けるに越したことはないと思う)。なんでもないことでも、すっと沁み入って、「あ、いいな」と思えるような、そんな文章が書けるようになりたいのだ。

 私の思う、魅力的な文章とは何か、を考えてみる。

・ 表現の方法が感情を刺激される

もっとみる
「ストレスなく読める文章」を書くには(10日目)

「ストレスなく読める文章」を書くには(10日目)

 前回記事、「私が書きたいのは、魅力的な文章である」

 そこで私の挙げた魅力的な文章の条件に、「ストレスなく読めること」というのがあり、これは本でも読んで勉強しよう、と述べた。そこで早速、こんな本を買った。

「新しい文章力の教室~苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング~」
コミックナタリー初代編集長 唐木元

 せっかく読むので、知識や技術定着のために、ここにアウトプットしていこうと思う。こ

もっとみる
文章力向上計画(11日目)

文章力向上計画(11日目)

 前回記事「ストレスのない文章を書くには」

 前回記事を改めて読み返すと、普通にストレスを感じる。まだまだ未熟だと痛感しつつ、文章力向上を目指していきたい。

 引き続き、「新しい文章力の教室」の感想を書いていく。

 今回読んだ部分は、まとめると、「正しい表現」及び「ベタ―な表現」をしましょう、ということになる。

 「正しい表現」については、助詞の使い方や主述の関係、修飾被修飾の関係が書かれ

もっとみる
スピード感vs想像力(12日目)

スピード感vs想像力(12日目)

 引き続き、「新しい文章力の教室」の感想を書く。今回で終わり。

 文章におけるスピード感とは、少ない文字数に多くの情報が入っていることを指す。初心者の文章は冗長になりがちなので、文字を削ってスピード感を意識する方がうまくいく。しかし、文字数を減らすと少々乱暴な感じになり、読者に負担になる。

 例えば体言止め。「村上春樹が小説を執筆」とすると、文字数は減らせるが、読者は脳内で「執筆する」や「執筆

もっとみる
文章デッサン(13日目)

文章デッサン(13日目)

 何でも上達するにはものまねがいいという。では素晴らしい文章を真似して写せば、目で読むより、その文章のエッセンスを取り込めるのではないか。どれほど効果があるか分からないが、この作業を文章デッサンと呼び、表現力向上の一環としてやってみることにした。

 今回写したのは太宰治「斜陽」の冒頭部分である。貴族の没落していく様を書いており、太宰治らしい退廃的な美しさのある作品である。斜陽の冒頭は、主人公(か

もっとみる