- 運営しているクリエイター
#音楽家
《音楽家》から〈音楽家〉へ、音楽を行為としてとらえたい、わたしのふるまいの方針
音楽を行為としてとらえたい私のふるまいの方針を紹介します。
ここまでどうやってたどりついたか、プロジェクトのプロセスは⇩から。
縦軸には、伝統と自由、(建前と本音と読み替えてもよいかもしれません)横軸には、境界線の強弱がうかびあがり、伝統に決別するのではなく、伝統とその外側を柔軟に行き来し、人々との関係の中で音楽をしようとするふるまいが現れています。
それでは!象限ごとに解説していきます。
プロセスが楽しいから楽器を演奏する
楽器の習得というのは地味で地道なもので、ものの弾みで出来るようになるとか、ある日突然マスター出来るとかいうものではない。それなりの腕前になるには、日々の鍛錬が欠かせないし、さぼっていると、一度出来るようになったことも、たちまち衰えてしまう。
あれだけ練習してマスターした曲が、しばらく離れていたら、演奏出来なくなってしまった、というのはよく聞く話で、これはプロ・アマチュア問わず、頻繁に起こる現象だ
精神科医が必要な音楽家たち
「音楽が自分の人生で最も重要なことになってはいけないよ。」
これはイリヤンが生徒さんたちによく言っていることです。
どれだけ音楽に情熱を注いでいたとしても、演奏すること、歌うことは、私たちの人生の一部に過ぎません。
音楽家としての自分以外にも、母として、娘として、妻として、社会人として、人生には背負っているものが多くあります。
音楽家として成長していきたいと思うのであれば、人生を全体で捉え