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インターネットの発展で進んだ情報の可視化の恩恵と弊害。

みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。

台風の影響。


ここ最近はノロノロ台風の影響で様々なところに被害が出ていますね。

まだ台風自体は無くなっていないので、気を抜ける状況ではありません。
今後も台風の情報は注視していきましょう。

そして、被害に遭われた方の一日でも早く元の生活に戻れることを願っています。


私は静岡県の東部在住で、静岡県内も色々なところで浸水などの被害が出ています。
さらに高速道路の通行止めや、東海道線、新幹線の運休などにより仕事や生活にも影響を受けている方も多くいます。

体感では、従来の台風のような強い風というのは私が住んでいる所ではあまり感じていませんが、雨はずっと降り続けていて時折土砂降りにもなったりしています。

8/31、午前8時頃の私の状況も少し共有させてください。

私はデザイン担当した選手が出場する総合格闘技の大会、
『DEEPサマーフェスティバル2024 inお台場』

これの観戦と、選手へ渡すものもあったりなのでそれに向けて東京に向かおうとしています。

その道中でこの記事を書いています。

今の電車の運行状況は、東海道線は通常運転ではないにしろ動いています。
東海道新幹線は「東京〜名古屋」間で運転見合わせの状態。
10:30にJRから「三島〜東京」間を動かすかの発表待ち、という感じ。

私はとりあえず三島駅まで行って発表を待とうと考えての移動中、という状況です。

静岡県東部の天気は、曇ってはいるけど、雨風共にほぼ無い状態。


インターネットの発展で進んだ情報の可視化の恩恵。


前置きが長くなりましたが、ここから本題へ。

インターネットの発展でその前と後では生活や仕事自体も大きく変化をしたと思います。

その中でも大きいものの一つに情報への即時アクセスが可能になったことによって様々な「情報が可視化」されたことがあげられると思います。

今回のような台風や、地震などの災害にしても被害状況がリアルタイムで拡散されて世界中の人に届くようになりました。

そのおかげで、現地で何が足りていないのかも把握できて具体的な手を打ちやすくなったなどの恩恵も多く受けれています。

さらに、有益な情報を発信すること自体が仕事になったりなど、ニッチだったモノや仕事が市民権を得て人気が出たなんてものもあります。


インターネットの発展で進んだ情報の可視化の弊害。


逆に弊害で言うと、

  • プライバシーの侵害

  • サイバー犯罪の増加

  • デジタル依存症

  • 偽情報やフェイクニュースの拡散

これらや他にも色々とあると思いますが今回は、
「クレームの可視化」について考えを少し書かせてください。

SNSで誰でも考えを発信できるようになった結果、今まで見えていなかった「クレーム」まで可視化されました。

そこに同調する人達出てくると「炎上」と呼ばれたりしています。

これにもメリット・デメリットがあり全てを一概に悪いとは言えません。

ただ、企業側としては余計なトラブルは避けたいわけで、炎上を避けるが故に様々な対応を余儀なくされているのも事実。

その弊害の一つに今回の新幹線の計画運休もあるのかな、とも思ってしまっています。

実際に運営側は本当に安全を考えて悩んで悩んでの苦渋の決断だとは思います。
ただ、ここまで大掛かりな計画運休は過去あまり聞いたことがなかったのと、過去から比べると台風の勢力自体は少し強くなってはいるようですが、それらも想定した治水工事もどんどん進んできています。

それらも合わせて考えると、クレームの可視化による余計な炎上リスクを避けるための対応策なのかとも思えてしまいます。

これは、イベントなどを企画したりしている私なども決して例外ではなく、このような台風もそうですが、何かをやるには何かのリスクは引き受けなければならず、トラブルが起きれば炎上しうる可能性も引き受けなければ何もできなくなってしまいます。


つまらない未来になるリスクを引き受けるか?


もちろんトラブルが起きないように様々な角度から準備と対策をするのは当然ではありますが、トラブル回避の極論は「やらない」となってしまうため
「やらない」選択の先には「つまらない未来」しかないのは目に見えています。

安全な未来は欲しいけど、つまらない未来は迎えたくない人達は「やらない」リスクより「やる」リスクを引き受ける覚悟を持ってやっているということになります。

できる限りのトラブルシューティングは行って、それ以上は開き直って「起きたら丁寧に謝る」しかないですしね。

なので今回の、
『DEEPサマーフェスティバル2024 inお台場』
は、「やる」ことを決断したことに敬意を表したいと思っています。

そして、新幹線を計画運休すると決断したJRさんにも同様に最大級の敬意を表したいと思っています。


それと合わせて、行き過ぎた「クレーム」の先にはつまらない未来しか待っていなく、それを言う方達だけでなく、そういう世の中を作ってしまっている今の現状というのも少し考えていきたいと思ったりしました。

つまらない未来が来るリスクがどれだけ大きいかをしっかりと噛み締めていきたいと思います。

ということを、ダラダラ新幹線の運行を待ちながら考えていました。

以上、ウエマツでした〜


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