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#95 【ユング心理学】夢の答えは「その人の中にある」らしい
INFJのみなさま、今日もお疲れ様です。
なんか、めっちゃ蒸し暑くなってきましたね。
ユングが面白くてしょうがない者です😊
さて。
今回は引き続き「夢分析」関連の記事です。
以前、以下のような記事を書きました。
(やや長いので、よく夢を見るよという方々にご覧いただければ幸いです。)
今回は、その続きの考察です。
夢分析の正解は本人の想い方次第
引き続き、以下の本を参考にしています。
いやぁ、この本、味がありすぎる。
私のような初心者には染み渡ります。
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「夢の答えはその人の中にある」という項目に、何やら、考え方の本質のようなものが書いてありました。
人生における問いや疑問には、唯一絶対の答えや正解はない。たとえ他の人には当てはまらなかったとしても、その人にとってしっくりくる答えを探すことが大事で、それが見つかってくると、起こったことの意味が立ち上がってくる。
要は、自分がどう思うのか?が重要みたいです。
夢分析は、合っているか間違っているかではなく、その人にとって意味があるかないかが重要なのである。そうでなければ、夢分析は、夢の解釈を一方的に提示する夢占いのサイトやアプリと何ら変わらなくなってしまう。
夢を見た人が夢の意味を感じられて、それが自分自身や自分の生への理解を深めてくれるものならば、それがその人にとっての答えなのである。
なるほど。
じゃあこの前、私が自分の夢を自分で考察して、色々感じたことは意味があると思っていたので、何らかの自分なりの答えが出た!OK!ということのようです。
まだ自分的に正解は出てないけど。
夢の中の登場人物
この本を読み進めていきました。
夢の中には大きく5つの登場人物が出現するそうです。
そして、それらは自分のこころの中にも住んでいるようで、様々な形で夢に投影されるそうです。
その概念を理解すると、ユング心理学はもとより、夢分析に役立ちそうなので列挙します。
それは、
「影」
「アニマ」
「アニムス」
「ペルソナ」
「老賢者」
と呼ばれる分類名で知られているそうです。
なんか、ゲームとかアニメとかでよく出てきそうな名前ですな( ´_ゝ`)
気になってきましたね!
引用もあまり多いとよくないので、今回は「影」についてのみ説明します。
(他の4つも、ググったらほとんど分かると思われます!)
影とは「もう一人」のボク?
影は簡単にいうと、私(=自我)が知りたくなかった、もしくは知らない自分の総称である。夢にも登場することが多いが、こころの家の中でいうならば、「私」の部屋から遠い部屋や、入ったことのない部屋に住んでいる人たちということになるだろうか。
先に「こころ」「私」「自我」についての説明がないと理解が難しいと思いますので、下の説明をご覧ください。
「こころ=意識=私」ととらえている人が多いかもしれないが、「意識」も「私」もこころの一部分でしかない。
ユングは、こころとは「私」が「意識」していない部分、つまり「無意識」を含めた全体だと考えていた。
著者がいうには、「こころ」は「家」をイメージするとわかりやすいのだと。こころのメタファーともいうのでしょうか。
(ちなみに自我は私(=意識)と考えるらしい)
家の中にはいくつかの部屋があって、普段生活しているメインの部屋、たとえばリビングが「意識」だとすると、それ以外の部屋が「無意識」と考える。
だから、普段行かない部屋、例えば「倉庫」とか「屋根裏」とか「地下室」は、その人の「意識」からは遠い存在であり、いわゆる「無意識」、すなわち「意識したくないこころの部分」を表している、ととらえるようです。
少し、わかってきたような感じです。
そうすると、影というのは、まぁそういう遠い部屋に住んでる人間というわけで、自分の中の望ましくない願望や欲求を抑圧したもので構成されていると。
INFJは「倫理観が高く…」と説明されることが多いですが、実際には非倫理的なことや衝動的な悪いことも考えたりするわけで、そういうのが影といえるのかもしれません。
影は「生きられていない私」であり、ほとんどの場合、「私」にとって不都合なものなので、それが「投影」された人や物は、「私」にネガティブな感情を抱かせる。
ってことは、どういうことなんでしょうか?
影は、地面に映った影のように、「私」と対になる存在なので、夢の中に登場する影は夢を見ている人と同性の人物の形をとって現れるとされている。
割とよくあるのが職場や学校の同性の友人や先輩・後輩などの形をとるパターンである。
この場合、現実の世界でのその人物との親しさはあまり関係がなく、話したこともないような同級生が登場したりする。
あれ。
この前の私の夢には、妹、母、女子中学生6名であり、同性は誰も出てきていません。
どういうこと??
日本人の夢では、「影」が必ずしも夢を見た人と同性という形で登場するとは言い切れないのではないかということである。
ほうほう。
これは、ユングの生まれた時代がキリスト教文化が色濃く、そういう性意識が強く反映されていることが原因のようです。
ってことは、ますますよくわからなくなってきました。笑
まとめ
ここで、真空波動拳的な衝撃の一文が。
私たちはどこまていっても自分を完全に知ることはできず、影を通じて「生きられていない未知の自分」を知るプロセスが生涯にわたり続いていくということなのだろう。
あちゃー。
一生わかんない系のやつです。笑
ってことは、一生楽しめるってことでもありますね!自己分析に終わりはなく、永遠にその先を探求し続けると。うーん、INFJっぽい。笑
いやぁ、夢分析、いやユング心理学よ。
奥が深いですねぇ。
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