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洞爺の大地で生まれた一体感と今も鮮明に残るこの余韻は何なのだろうか?
北海道洞爺に集まった40名の若者。
舞台は東京ドーム3つ分の面積全てを無肥料、無農薬の自然栽培で行う佐々木ファーム。
心が動いた事を伝えるたくさんの涙と、何かが生まれていく場を共有している一体感と、同志がここにいることの安心感と、豊かな自然と新鮮な食材と。
「おいしい」「楽しい」「嬉しい」「ありがとう」「来てよかった」「出会えてよかった」そんな言葉が飛び交う場。
そしてその全てがとても「豊か」
KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション②-境界を捉える事への興味-
何も知らずにトークセッションの時間に居合わせた僕でしたが、もうこの時点ではすっかり前のめり。最前列でお話を伺いました。
最初にお話しされたのは今回のキュレーターであり、京セラ美術館の企画推進ディレクターの前田尚武さん。
学芸員かつ一級建築士の顔を持つ前田さんは、今回の展示会場である新館東山キューブの建築にも携わっていらっしゃる方なのでまず話された事は会場について。
「この会場、普通の美術館にあ
KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション①-美術館で思考のクセを手放してみる-
今日これから綴っていくのは、
ほんの30分時間を潰そうと入った美術館で3時間も過ごしてしまった話です。
訪れたのはKYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション
京都市京セラ美術館 新館東山キューブにて開催されました。(明日2/13まで!)
このアートコンペティションは日本では類を見ない形式の国際コンペティションで、公募によりエントリーした41件の企業・研究機関と111件の作品ブ
美容師さんと話したプロフェッショナルとは?という話
久々にnoteを更新する事が出来ました。
本題に入る前に少し書く事のウォーミングアップをしたいと思います。笑
僕は何かを書き始めるとどうしても熱っぽくなって語りたくなってしまうタイプなので、ここ暫く何かについて発信しようとする事にそれがどう伝わり、受け取られるのか"怖さ"を感じる様になり、書く事自体に対して距離を取ってしまった自分がいました。
それは自分が「主観的」なのか「客観的」なのか考えた時
『卒論-僕がレフェリーから学んだ10のこと-』
はじめに 『卒論-僕がレフェリーから学んだ10のこと-』
僕は今サッカーのレフェリーをやっています
見た目からスポーツ何かやってるの?という話をして
「サッカーの審判」
と伝えると必ずと言って良いほど「しんぱん!?」という反応をされます
選手じゃなくて審判なんだ、と
なんで審判なの?という答えは、サッカーが好きだったからです
正確に言うと、
大好きだけど選手としてサッカーに第一線で関
#最終回 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-
今日は番外編かつ、最終回です。
この企画を進めていく中で、直接、またラインでフィードバックをいただくことがありました。
思いも寄らない人からコメントをもらう機会もあったりして、意外と読んでもらっているんだなぁとありがたさを実感しています。
今回は、そんなフィードバックの中の一つに大切な気付きがあったので番外編として記録に残しておきたいと思います。
(そして、これを最終回とする事にしました。)
#6『Nizi Project』-J.Y Parkの力を引き出すフィードバック-
・まず最初に本企画は、本を読み、書評を通して自分の姿を見つめ直すnoteにするつもりでしたが、あまりにも心が震えた番組を観てしまったので、本のみを題材にするルールを越えて、自分の思いの記録を付けたいと思います。
◎この番組に出会ったきっかけある金曜日の夜にYouTubeで、たまたま数あるエピソードの中の一つを流し見していました。数分見ただけですぐ魅力に引き込まれてしまい、翌日に計画していた旅の予
#5 『人の住処』-京都から学んだ、自然と生きる為の「諦め」の精神-
◎この本に出会ったきっかけ最近良く聞いているJ-WAVEのPodcast 『INNOVATION WORLD ERA』で紹介された本。
隈研吾さんがゲスト出演している回で、ナビゲーターのアジカン後藤さんとの会話が、僕がずっと抱いていた疑問を解消してくれるもので、Podcastを聞きながら即買いしていた、そんな本。
◎こんな本だよ隈さんの建築家人生を振り返りながら、新国立競技場を設計するにいたっ
#4 『からだを読む』-解剖学とレフェリーが考えるべき言葉本来の意味-
◎この本に出会ったきっかけ養老孟司さんの本を最初から最後まで読んだのは、これが二回目の事です。
一度目は、留学からの帰国後、
現地での経験から日本人の身体性について深く興味を持ち何冊か本を読みました。
その時に出会ったのが、養老孟司さんとC.W.ニコルさんの対談形式の本『「身体」を忘れた日本人』でした。
(僕が興味を持った日本人の身体性と、この本の内容、お二人の考え方には共感する所が多くあり、
#3 『「ひらがな」で話す技術』 -zoomではラジオ的喋り方が良いかもしれない-
◎この本に出会ったきっかけこれまでの偶然出会った2冊とは違い、こんな本ないかなぁと、探して探してやっとのことで見つけた本。
最近は、コロナの影響で、オンラインでのやり取り、Zoomミーティングに参加する機会が多くなりました。僕はその中で、特に画面共有をした状態で、1人から全体に話をする場に多少の違和感をずっと持っていたんです。
というのも、画面共有をしていると数人の顔しか見えないので、人と話して
#2 『最後はなぜかうまくいくイタリア人』 -イタリア的思考と"宿題問題"を考えるヒント-
◎この本に出会ったきっかけ大学時代の後輩がInstagramのストーリーに載せていて知った本。
昔から「イタリア男」には強烈な憧れがあったんだけど、笑
留学中に多くのイタリア人と仲良くなったこともあって、彼らの良い所も、たまに出る嫌な所も知ったから、
自分の知ってるイタリア人の好きな所と嫌な所が一般的なものなのか確認したかったのと、
彼らの考え方の源泉を知ることができるかなーって思って手に取った本
#1 『心を整えるランニング』 -コロナの不安に打ち勝つ、マインドフルネスの考え方-
◎この本に出会ったきっかけKindle Unlimitedでサーフィン?してた時に偶然流れてきた本。
この連載をするって決める前に読んだ本だから、まだそんなにきっかけを意識していなかったんだけど、体を動かすことと心を整えることの繋がりをなんとなく感じていた時だったから、なんかヒントを得られるかなぁと手に取った本。
◎こんな本だよランニングを通じて自分の心と向き合うことで、心の健康が保てるよー、と
#0 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-
この度、書評を始めることにします。
目的は2つ。
①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。
②自分を知ること。
まずは、
①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。これから解説します。
①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。留学が終わってから、かなりのハイペースで本を読み始めたんです。
というのも、留学中に日本のこと、日本人のことをあまり知らない自
番外編. 人生が豊かになるメモの取り方編
第10回目までnoteを更新していく中で、
「なんで毎日そんなに文章が書けるの?」と反応していただけることが何度かありました。
その答えは、
「膨大なメモが蓄積されていたから」ということにあります。
今回僕がレフェリー卒論を書くにあたって行ったメインの作業は、
大学の4年間を思い出すことではなく、
蓄積していた膨大なメモを10個にカテゴリー分けすることでした。
1から経験を書き出して