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#0 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-

この度、書評を始めることにします。

目的は2つ。

①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。
②自分を知ること。

まずは、
①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。これから解説します。

①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。

留学が終わってから、かなりのハイペースで本を読み始めたんです。
というのも、留学中に日本のこと、日本人のことをあまり知らない自分に気付き、海外を語るためにまず日本のことを知る必要性があると強く感じて、特に日本、日本人に関する本を興味を持って、前向きに読んでいました。

そして先日、ある人と話していた内容が、たまたま僕が読んだ本の議論に近いもので、「この前こんな本読んだんだけどね、」と話し始めたはいいものの、
何が面白かったのか、その本は結局どんなことを言っていたのかうまく伝える事が出来なかったんです。

興味があって、前向きに読んでいた本であったのに、です。

説明できなかった悔しさと、
本の内容が自分のものになっていないことを非常に残念に感じました。

このままでは、夏休みの絵日記の「たのしかったです。☀️」くらいのことしか言えないな。もったいないなと。笑

なので、この企画の1つ目の目的は、
noteに書こうとすることで、読んだ本を人に紹介できるレベルまでに自分の中に落とし込むことです。

そして、2つ目の目的は、タイトルにある通り、

②自分を知ること。

今僕の頭の中では、「日本を知る事」だけでなく、興味のあるいろんな事がぐちゃぐちゃに散らばっています。
それでも、それぞれの分野はなんとなく関連しているんだよなぁ、と言う感覚は持っているのですが、人に説明できるほど腹落ちはしていなくて。笑

そこで、その点と点をつなぐ存在として出てくるのが「本棚」です。
本棚を見るとだいたいその人のことを知る事が出来る、と言われる事があると思います。

例えば、分厚い専門書の中にピュアな恋愛小説が混じってると、「この人意外とロマンチストかな?」と思ったり。笑
その人の本来的な興味や関心、趣味が出るのが本棚だと思っています。

なので、本棚を客観的に見ることで自分自身のことをもっと知る事が出来るのでは、というのが今回の企画の肝の考え方です。

僕は、社会人になったばかりなのに、
コロナウイルスの影響で予想もしていなかった時間が生まれました。
でも、時間があると言っても、レフェリーとして試合をする時間には当てられない。

「仕事で忙しい」自分像を取られた時に、
レフェリーを取られた時に、
「お前は今何に興味があって、何が出来るの?」
「おうち時間で、お前は何が出来るんだい?」
と突きつけられた気分になったんです。笑

そして、僕はそれに対する明確な答えをまだ出せませんでした。
そこで、本を通して自分の頭の中を覗いてみることにした、というわけです。

じゃあ実際にやることは何かと言うと。

①その本を手に取ったきっかけを深堀りする。
→本を手に取る時は、表面上には現れないきっかけが常にあると思っていて。
例えば、タイトルに惹かれただけだと思っていても、目を惹かれた「原体験」が存在するはずで、それを探ることで、自分の思考の深い所に出会えるんじゃないかなと。
この思いって意外とすぐ忘れちゃうので、本を手に取る時にときめいた理由を覚えておくってこと。

②こんな本だよと「一言で」説明できるようにする。
→一言で説明出来ないものは何でも、いつも理解がまだ足りてないんだなぁと思っていて。でも正直、様々な内容が多く含まれている本は説明が難しいんですが、笑
その本の「本質」を見つけられるようになるのが目標です。

③読んで感じた自分の思いを記録に残すこと。
→読んだ本自体は一生この世に残るけど、読んで感じた自分の感覚はすぐに消えてしまう。でもほんとは、その感覚こそ一番大事にするべきもの。
書き残しておいて、見返すことで自分の成長を感じたり、自分の中でも感覚のズレがあったり、感覚の記録が自分を客観的に見る為の、ものさしになるんじゃないかなと思います。

という訳で、
新しいテーマのnoteスタートします!
一週間で読んだ本を週末にまとめる、そんなペースが心地良いのではないかなと思ってます!

それでは、ひとまずまた。

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