Tyson / Taisei Tsuzaki

‘98年生まれ 究極の趣味、サッカーのレフェリー。another skyに出るのが夢で…

Tyson / Taisei Tsuzaki

‘98年生まれ 究極の趣味、サッカーのレフェリー。another skyに出るのが夢です。大学時代のレフェリー活動の集大成note『卒論-僕がレフェリーから学んだ10のこと-』書評を通じて自分について知る企画『自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-』

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  • EMSi Fellow Community Magazine

    • 355本

    EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは、EMS(Essential Management School)本質行動学基礎原理コースなどの修了生のCommunityです。 多様な人、多様な考え、多様な日々、多様なビジネス、多様なアートが雑多に、ごった煮していく、本質追求マガジンです。

  • 丁寧に生きること

    「こんなもんでいいでしょ」という感覚の中で行われた仕事は同じ感覚を人にうつす。ある人間の<あり方>が、仕事を通じて他の人にも伝播してゆく。『自分をいかして生きる』より ---------------------------------------------  「どんな些細な瞬間でもそれがその人との最後の思い出になっても後悔がない様に生きたいな」そんな風に思い始めてから淡々とした日常の色や景色が新鮮に自分の気持ちの中に入ってきた。そんな色や景色を忘れない為に記録に残す場所。

  • 南米旅行の備忘録的note

  • 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-

  • 『卒論 -僕がレフェリーから学んだ10のこと-』

最近の記事

洞爺の大地で生まれた一体感と今も鮮明に残るこの余韻は何なのだろうか?

北海道洞爺に集まった40名の若者。 舞台は東京ドーム3つ分の面積全てを無肥料、無農薬の自然栽培で行う佐々木ファーム。 心が動いた事を伝えるたくさんの涙と、何かが生まれていく場を共有している一体感と、同志がここにいることの安心感と、豊かな自然と新鮮な食材と。 「おいしい」「楽しい」「嬉しい」「ありがとう」「来てよかった」「出会えてよかった」そんな言葉が飛び交う場。 そしてその全てがとても「豊か」である事に気づいた4日間でした。 これは「大地と私たちそして未来へ」というテー

    • KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション②-境界を捉える事への興味-

      何も知らずにトークセッションの時間に居合わせた僕でしたが、もうこの時点ではすっかり前のめり。最前列でお話を伺いました。 最初にお話しされたのは今回のキュレーターであり、京セラ美術館の企画推進ディレクターの前田尚武さん。 学芸員かつ一級建築士の顔を持つ前田さんは、今回の展示会場である新館東山キューブの建築にも携わっていらっしゃる方なのでまず話された事は会場について。 「この会場、普通の美術館にあるけれどここにはないものがあるんですよ。何だと思いますか?」 「鑑賞エリアを区

      • KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション①-美術館で思考のクセを手放してみる-

        今日これから綴っていくのは、 ほんの30分時間を潰そうと入った美術館で3時間も過ごしてしまった話です。 訪れたのはKYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション 京都市京セラ美術館 新館東山キューブにて開催されました。(明日2/13まで!) このアートコンペティションは日本では類を見ない形式の国際コンペティションで、公募によりエントリーした41件の企業・研究機関と111件の作品ブランドの中から選抜された11組のアーティストと企業がコラボした作品が展示されてい

        • 写真の魅力と健全な負債感

          ダメ元でお願いしてみた。 「今度社員証が新しくなるので写真を登録するんですが、どうやら会社で撮り直すとかはしないらしいんです。気に入ってない顔が自分の首にぶら下がっているのがすごく嫌なので写真館に撮りに行こうと思うのですが、関西方面にいらっしゃる機会あったりしません?」 ダメ元で頼んでみるものです。 週末大阪で取材があるから関西にいらっしゃる予定で、且つ取材の前で有れば空いているとのこと! お願いしたのはEMS(Essential Management School)のA

        洞爺の大地で生まれた一体感と今も鮮明に残るこの余韻は何なのだろうか?

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        記事

          美容師さんと話したプロフェッショナルとは?という話

          久々にnoteを更新する事が出来ました。 本題に入る前に少し書く事のウォーミングアップをしたいと思います。笑 僕は何かを書き始めるとどうしても熱っぽくなって語りたくなってしまうタイプなので、ここ暫く何かについて発信しようとする事にそれがどう伝わり、受け取られるのか"怖さ"を感じる様になり、書く事自体に対して距離を取ってしまった自分がいました。 それは自分が「主観的」なのか「客観的」なのか考えた時に、主観が強くなっている自分に気づき始めた事がきっかけで、試合のパフォーマンスに

          美容師さんと話したプロフェッショナルとは?という話

          職人の世界を知る

          社会人になってからの一番の悩みは、自分が何のために働くかということでした。 あと2週間で2年目を迎える今になっても、たまに答えが見つかった様な気になったり、全く分からなくなったり、上がったり下がったりを繰り返しています。 (とは言いつつも、最近はなる様にしかならないなと目の前の事に縁を感じて、connecting the dotsを信じて、かなり楽しく過ごしてます。笑) 世の中には何のために仕事をしているか悩んでいる人もいれば、働く意義を見つけてワクワクしながら突き進んでい

          職人の世界を知る

          『卒論-僕がレフェリーから学んだ10のこと-』

          はじめに 『卒論-僕がレフェリーから学んだ10のこと-』 僕は今サッカーのレフェリーをやっています 見た目からスポーツ何かやってるの?という話をして 「サッカーの審判」 と伝えると必ずと言って良いほど「しんぱん!?」という反応をされます 選手じゃなくて審判なんだ、と なんで審判なの?という答えは、サッカーが好きだったからです 正確に言うと、 大好きだけど選手としてサッカーに第一線で関われない自分にずっと劣等感を持っていて、 その劣等感をサッカーへの関わり方を変

          『卒論-僕がレフェリーから学んだ10のこと-』

          #最終回 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-

          今日は番外編かつ、最終回です。 この企画を進めていく中で、直接、またラインでフィードバックをいただくことがありました。 思いも寄らない人からコメントをもらう機会もあったりして、意外と読んでもらっているんだなぁとありがたさを実感しています。 今回は、そんなフィードバックの中の一つに大切な気付きがあったので番外編として記録に残しておきたいと思います。 (そして、これを最終回とする事にしました。) 隈研吾さんの『人の住処』と僕が京都に行って考えた事を絡めて書いた#5の投稿を読

          #最終回 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-

          #6『Nizi Project』-J.Y Parkの力を引き出すフィードバック-

          ・まず最初に本企画は、本を読み、書評を通して自分の姿を見つめ直すnoteにするつもりでしたが、あまりにも心が震えた番組を観てしまったので、本のみを題材にするルールを越えて、自分の思いの記録を付けたいと思います。 ◎この番組に出会ったきっかけある金曜日の夜にYouTubeで、たまたま数あるエピソードの中の一つを流し見していました。数分見ただけですぐ魅力に引き込まれてしまい、翌日に計画していた旅の予定を急遽変更し、土曜日に丸一日カフェに籠もって全エピソードを集中して、メモを取り

          #6『Nizi Project』-J.Y Parkの力を引き出すフィードバック-

          #5 『人の住処』-京都から学んだ、自然と生きる為の「諦め」の精神-

          ◎この本に出会ったきっかけ最近良く聞いているJ-WAVEのPodcast 『INNOVATION WORLD ERA』で紹介された本。 隈研吾さんがゲスト出演している回で、ナビゲーターのアジカン後藤さんとの会話が、僕がずっと抱いていた疑問を解消してくれるもので、Podcastを聞きながら即買いしていた、そんな本。 ◎こんな本だよ隈さんの建築家人生を振り返りながら、新国立競技場を設計するにいたった背景、またそこに込めた想いを伝えているもの。 新国立は21世紀の新しい形の建

          #5 『人の住処』-京都から学んだ、自然と生きる為の「諦め」の精神-

          #4 『からだを読む』-解剖学とレフェリーが考えるべき言葉本来の意味-

          ◎この本に出会ったきっかけ養老孟司さんの本を最初から最後まで読んだのは、これが二回目の事です。 一度目は、留学からの帰国後、 現地での経験から日本人の身体性について深く興味を持ち何冊か本を読みました。 その時に出会ったのが、養老孟司さんとC.W.ニコルさんの対談形式の本『「身体」を忘れた日本人』でした。 (僕が興味を持った日本人の身体性と、この本の内容、お二人の考え方には共感する所が多くあり、語りたいことがたくさんあるので、いつかまとめる機会を作りたいと思います。笑)

          #4 『からだを読む』-解剖学とレフェリーが考えるべき言葉本来の意味-

          #3 『「ひらがな」で話す技術』 -zoomではラジオ的喋り方が良いかもしれない-

          ◎この本に出会ったきっかけこれまでの偶然出会った2冊とは違い、こんな本ないかなぁと、探して探してやっとのことで見つけた本。 最近は、コロナの影響で、オンラインでのやり取り、Zoomミーティングに参加する機会が多くなりました。僕はその中で、特に画面共有をした状態で、1人から全体に話をする場に多少の違和感をずっと持っていたんです。 というのも、画面共有をしていると数人の顔しか見えないので、人と話している感覚が圧倒的に薄れてしまうんですね。 プレゼンをする時に、これまで僕は視覚

          #3 『「ひらがな」で話す技術』 -zoomではラジオ的喋り方が良いかもしれない-

          #2 『最後はなぜかうまくいくイタリア人』 -イタリア的思考と"宿題問題"を考えるヒント-

          ◎この本に出会ったきっかけ大学時代の後輩がInstagramのストーリーに載せていて知った本。 昔から「イタリア男」には強烈な憧れがあったんだけど、笑 留学中に多くのイタリア人と仲良くなったこともあって、彼らの良い所も、たまに出る嫌な所も知ったから、 自分の知ってるイタリア人の好きな所と嫌な所が一般的なものなのか確認したかったのと、 彼らの考え方の源泉を知ることができるかなーって思って手に取った本。 ◎こんな本だよワインの仕事を通じて日本とイタリアを行き来する著者が、イタリ

          #2 『最後はなぜかうまくいくイタリア人』 -イタリア的思考と"宿題問題"を考えるヒント-

          #1 『心を整えるランニング』 -コロナの不安に打ち勝つ、マインドフルネスの考え方-

          ◎この本に出会ったきっかけKindle Unlimitedでサーフィン?してた時に偶然流れてきた本。 この連載をするって決める前に読んだ本だから、まだそんなにきっかけを意識していなかったんだけど、体を動かすことと心を整えることの繋がりをなんとなく感じていた時だったから、なんかヒントを得られるかなぁと手に取った本。 ◎こんな本だよランニングを通じて自分の心と向き合うことで、心の健康が保てるよー、という新しいセラピーの提案。 ネガティブな感情が芽生えても、身体の感覚に集中するこ

          #1 『心を整えるランニング』 -コロナの不安に打ち勝つ、マインドフルネスの考え方-

          #0 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-

          この度、書評を始めることにします。 目的は2つ。 ①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。 ②自分を知ること。 まずは、 ①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。これから解説します。 ①その本の何が面白いのか人に伝えられるようになること。留学が終わってから、かなりのハイペースで本を読み始めたんです。 というのも、留学中に日本のこと、日本人のことをあまり知らない自分に気付き、海外を語るためにまず日本のことを知る必要性があると強く感じて、特に日

          #0 自分のことを知りたくて。 -本棚から見る自己分析学-

          番外編. 人生が豊かになるメモの取り方編

          第10回目までnoteを更新していく中で、 「なんで毎日そんなに文章が書けるの?」と反応していただけることが何度かありました。 その答えは、 「膨大なメモが蓄積されていたから」ということにあります。 今回僕がレフェリー卒論を書くにあたって行ったメインの作業は、 大学の4年間を思い出すことではなく、 蓄積していた膨大なメモを10個にカテゴリー分けすることでした。 1から経験を書き出していた訳ではなく、 書き溜めていた経験を整理して形にしたので、 ある程度の長さの

          番外編. 人生が豊かになるメモの取り方編