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【SLAM DUNK GI】59話「奇襲」


第2クォーター残り4分

桜木花道のフリースローが決まった所でボアノイチ、タイムアウトを取る。



ボアノイチ ベンチ


「残り4分か、、ラスト仕掛けるか?」ホベルト・権藤

「まず1本、時間をじっくり使って1本決めよう。そこからだ。」藤真

「再び点差広げるぞ!」シルバ




ルース・オエステ ベンチ


「なーはっは(笑) 作戦成功だ!」桜木

「フィレ ル レーヴは一旦、封印ね!」紡希

「よし」!前半で追いつくぞ!」三井

「ああ いくぞ!」赤木



ボアノイチ 攻撃  藤真へボールが渡る。


「よーーし 1本 じっくり 取るぞ!」藤真



藤真、福田、シルバの連携パスで時間を使い攻める。

福田のシュートは外れるもののガルサがリバウンドを抑え、藤真へ、藤真のゴールが決まる。40-47。

残り時間は3分半を切る。 



「GO!!」藤真





ゴールが入り、赤木から宮城にパスした瞬間、藤真が合図を送った。




「何!!? 
           ここでゾーンプレスだと!!」赤木



ゾーンプレスとは、相手チームがエンドラインからスローインする前からプレスを仕掛け、相手のミスを誘いボールを奪うための守備戦術を指す。8秒以内に相手コートに運ばなければならない8秒ヴァイオレーションとバックパスルールを駆使した時間とスペースの限定のより、無理なパスを誘発し、パスカットを狙うことが目的である。



「マジかよ!? パスコースがねえ!」宮城




宮城はガルサに一方のコートに追いやられ、サイドラインから縦方向のドリブルシルバに塞がれている。

中央の清田にパスをした所で読んでいた福田にカットされる。

福田はそのままゴール下へ進入。

シルバのゴールをアシストする。40-49。


なおゾーンプレスを続行。
宮城、先ほどの逆サイドでガルサに追いやられ
サイドラインから縦方向のドリブル

福田に塞がれている。


「(ノブナガはシルバに狙われている!?ならば)花道!!」宮城


清田がマークされていることを見越し桜木へロングパスを送ったが、
積極果敢なスティールでべノンがカット。

べノンがドリブル、シルバにつなぎ、
赤木のブロックを掻い潜り、ガルサへアシスト。40-51。



「おいおい やべーぞ!?」高宮

「これって確か、山王戦でもあったよな?」野間

「ゾーンプレスだ。」花形

「前半ラストの所でまさか仕掛けてくるとは、、。」魚住

「勝っているチームがこの時間で仕掛けてくるのはまさに奇襲だ。」花形

「確かあの時はリョータ君がドリブル突破したんだっけ?」水戸



赤木から宮城へ。


「(ドリブルこそチビの生きる道だろーが)」宮城


ガルサに追いやられ、サイドラインから縦方向はシルバが塞いでいる。


「(行ける!!)」宮城


宮城、自慢のスピードでシルバを抜く。


「ピー!!」「8秒ヴァイオレーション」審判



攻撃側は8秒以内に相手コートにボールを運ばなければならない。


「抜いたと思ったかい? 計算済みだよ。」シルバ

「!!?」宮城

「リョータ君!! 切り替えて!!」紡希


シルバは素早く藤真にパス。藤真がペネトレイトしガルサにアシスト。40-53。


「タイムアウト ルース・オエステ」



ボアノイチの奇襲とも言えるゾーンプレスでたちまち点差を広げられてしまったルース・オエステはタイムアウトを取る。

ゾーンプレス攻略の糸口は掴めるだろうか?



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