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【SLAM DUNK GI】52話「アイソレーション」

逆転を許したルース・オエステ。
なおボアノイチの勢いは止まらない。




清田-シルバのマッチアップ。清田ねばりのディフェンスで突破を許さない。シルバのジャンプシュート。

「リバウンド! 落ちるぞ!」清田 
「バン」

シルバのシュートは落ちる。

赤木-ガルサの空中戦はガルサに軍配。13-16。


ルース・オエステ攻撃。

「まず一本じっくりいこう!」宮城

なんとか全員でパスをつなぎ三井のシュートが決まるが、24秒ノーカウント。


ボアノイチ攻撃。
藤真からシルバへ。清田マッチアップ。


「そう簡単には抜かせない。こい。」清田


清田が腰を落とした瞬間。シルバシュートへ。


何!? (いや 入らないはず)」清田。

リバウンド、ガルサが抑え、藤真へ。藤真ゴール。13-18



「タイムアウト ルース・オエステ」審判



ルース・オエステ ベンチ

「落ち着いていきましょう。まず一本。」紡希

「シルバが積極的にうってくる。入ってないけど。」清田

「ガルサのリバウンドに相当信頼をおいているんだろう。赤木どうだ?」三井

「うむ。桜木、べノンはどうだ?」赤木

「この天才に分がある。」桜木

「そうか。ガルサのリバウンドは二人で対応しよう。どちらかがスクリーンアウトでとばすのを遅らせよう。オフェンスリバウンドを減らすぞ!」赤木

「おうよ。」桜木



ボアノイチ ベンチ


「ブラボー!」ホベルト・権藤

「日本人はスキルは高いがメンタルが弱い。ここでたたみこめれば折れるぞ」ホナウジーニョ

「よし 福田から行くぞ! メンタルごとつぶせ!」ホベルト・権藤




ルース・オエステ攻撃。
赤木のゴール下、久々のゴール。15-18

「よーーし! ここから巻き返すぞ!」赤木
「ここぞという時に頼りになるのが赤木だ。」魚住




ボアノイチ攻撃。
陣形を変更。福田にボールが渡る。

福田-宮城のマッチアップ。



「これは!? アイソレーション!!」花形


「ずいぶん コートの片方に人が寄ってないか?」高宮
「ああ 片方に密集していて、もう片方には広いスペース。」水戸
「ぼぼ1ON1 じゃん?」大楠




アイソレーションとは、攻撃側のチームがコートの片方にボールを持つ選手のみをおく。
この時ディフェンス側と1対1の勝負を仕掛けやすくなる。そして片方に他のメンバーをおくことでディフェンス側のチームの選手がヘルプに入りに行けないシチュエーションを作り出すことが出来る。



「宮城リョータ 覚悟しな。」福田



福田、1ON1を制しゴール。15-20。


ルース・オエステ攻撃。

「これだけスペースがあれば俺のスピードでいける!」宮城

宮城、福田に1ON1を仕掛ける。福田決死のディフェンスで防ぐ。



「くそっ」宮城。 


ボアノイチ攻撃

再び福田、宮城1ON1へ。

「いいのかよ?ずいぶんディフェンスに力注いで。」宮城

「フン 鍛え方が違うんだ。いいのか?そんな余裕ねえだろ?」

福田、宮城を抜き、ゴール。15-22。




「おのれ フク助め。」桜木



「宮城、落ち着け。バスケは一人でするもんじゃねえ。赤木がスクリーンをかけるぞ。俺がフリーになる。見逃すんじゃねえぞ。」三井

「・・・・・・おう」宮城




ルース・オエステ攻撃。パス回しから再び宮城へ。マッチアップ福田。

「絶対 勝つ!」福田

「宮城 今だ。こい!」三井

赤木のスクリーン。三井フリーに。福田のディフェンスにたじろぎ、パスが遅れる。



三井スリーポイントシュート。


「(リズムが悪い、、、。)」三井
「桜木 リバウンドだ!!」三井


「バン」
  


桜木-べノンの空中戦。べノンの予測が上回る。

べノンから藤真へ。

「速攻! 福田!」藤真

徹底的に福田を使う判断に迷いがない藤真のパスに福田本人もいち早く反応する。
福田速攻のレイアップを決める。 15-24



「福田のプレーに迷いがない。」魚住


「藤真も同様だ。一方、リズムが悪い中での三井のシュートは外れ、桜木も遅れを獲らざる得ない。」花形



「リバウンド対策で流れを止めたかったのに、、、。先手を打たれた。」紡希




「未知数な相手に対して、対策する前に別の戦術で攻めてくるのはこの上厄介だな。」花形

「しかも、対戦経験がある福田中心の戦術。まだブラジル勢は未知のままだ。」魚住




ルース・オエステ、流れを止めることができるのか?


福田吉兆のアイソレーションは続く。



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