「歩く」というのは最高の趣味なのだ♪27
上手に歩くことは、上手に呼吸することでもある
ウォーキングの最大の眼目は、歩きながら酸素をたくさん体に取り入れ、体内脂肪を燃やしてしまうことにある。
呼吸の仕方はかなり重要である。
その前にまず、できれば綺麗な空気のところを歩きたい。
都心ならば広い公園の中とか、街路樹のある広い歩道、裏通りなど綺麗な空気のある場所を探し出して歩くようにしたい。
そういう候補地がなければ、思い切ってインドアウォーキングを考えてもいい。
ビルの廊下とか非常階段、屋上など探せばいくつか候補は見つかる。
都心でのウォーキングは屋外に限らなくてもいいということも含めて考えれば良い。
こうして歩く場所が決まったら、次は呼吸法だ。
呼吸法は息を吸うより吐く方に重点を置くのがポイントになる。
呼吸というとどうしても吸うことに意識が向きがちになる。
だが、肺にたくさんの空気を取り込むためには、どうやって空気を全部出してしまうか考える方がうまくいく。
肺の空気が外に押し出されてしぼめば、自動的に空気は入ってくる。
呼吸という字は、「はいて吸う」と書く。
まず「吐く」ということを覚えておこう。
普通のスピードで歩いている分には、呼吸のリズムは「吐く、吸う、吐く、吸う」でいいだろう。
しかし、エクササイズウォーキングのようにかなり早足で歩くときには、この呼吸法では酸素が足りなくなる。
このようなときは、吸気1、呼気2の割合で呼吸するといいだろう。
ここでも吐くことが中心になる。
仮に息を吸うのに4歩歩いたとしたら、吐き出すのには8歩歩くというように、吸った歩数の倍をかけて吐き出すのが、1対2の呼吸法だ。
これが一般的な呼吸法だが、歩くリズムは人それぞれだから、必ずしもこの呼吸法でなければならないというわけではない。
大切なのは一定のリズムで歩き、リズムに合わせて、なめらかに呼吸をするということなのだ。
・・つづく・・
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【参考書籍】『歩くとなぜいいか』(PHP文庫)大島清著
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