安定が怖い、慣れが生み出す低収入

　安定したいってのはある、確かにある。

　けれど、安定がもたらす安心感は本物ですか？って事。

　『安定＝安心感』ではなく、

　『安定＝慣れ』になってませんか？って事。

　会社勤めしてる人なら周り見てみて、

　会社勤めしてない人なら行く各お店見てみて。

　仕事に釣り合っていない給与・時給で安心感得て働いている人いませんか？

　釣り合ってないのわかってるけど他にどうしようもないから働いてるんだって環境に馴染んでしまってる人いませんか？

　他に良いとこ見つからないからここで働いてるんだって無理くり自分に言い聞かせて馴染ませようとしてる人いませんか？

　今の日本なら心当たりある周りの人いるんじゃないでしょうか？

　そういう人って『安定＝慣れ』になってしまってると思う。

　もっと言えば『慣れからの安定』になってると思う。

　『安定が慣れをもたらしてる』わけでなく。

　脱出は確かに容易でないし、出来ないというのもわかる。

　けれど、そうやって『慣れ』てしまった人って段々と仕事環境が悪い所に異動になった上に給与も減るような部署に異動になってたりする傾向にある。

　それは他の人から見た場合、『人に従いやすい人』に見えてるのか、その人のもたらす行動が周囲に『不遜』な態度、まぁ不貞腐れた態度ですな、それをもたらしてるから異動させられてるのか。

　そういう環境に異動になったら終わりなので、それ前になんとか行動しないとって。

　なぜかっていうのは、そういう環境に異動になると、その後異動っていうのは起きにくいから、その環境に本人が『慣れ』てしまい、それを『安定』と脳が誤認識して自分の置かれた環境に『疑問』を持たなくしまうから。

　ホントにね、そうなるとどうしようもないよ。

　他人の指摘、他人の声すら本人の心に届かなくなるから。

　まぁ、それの前に自分の声が自分の心に届かなくなるから、他人の声が届かなくて当然だと思うけど。

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