記事一覧
【詩の森】629 人権か和か
人権か和か
この国には
不文律のような言葉がある
それがどんなに大切な言葉か
聖徳太子が一万円札の図柄になった
ことでも明らかだろう
太子のあの言葉
「和を以て尊しとなす」である
くだいていえば「みんな仲良く」
この言葉なら
子供のうちから耳に胼胝ができるほど
聞かされたことだろう
平和が一番大切だ
みんな仲良くすればそれが叶うはずだと
僕らは信じているのかもしれない
独裁から民主主義まで
【詩の森】627 亡国の思想
亡国の思想
権威主義の社会とは
見上げ・見下す縦型の社会のことです
ですから総理大臣と庶民は
普通は友達にはなれません
それは先生と生徒が友達でないのと
同じことです
総理大臣と友達になれるのは
見下げる側の人たちです
それが嵩じると
権力の私物化といって
友達や近親者のために政治が行われたり
明らかに嘘だと分かっているのに
「総理の私が嘘を吐くはずがない」
なとど宣わったりします
これを
【詩の森】626 仲間外れ
仲間外れ
それが事実かどうかなんて
関係ないよ
たた信じさせりゃいいんだ
それが君らマスコミの
仕事じゃないか
半分以上がそう信じれば
シーソーのように
世の中は一気に動くんだ
パンデミックも
CO2も
戦争だって同じことだよ
そうなったらしめたものさ
もはや誰も疑ったりはしない
ここだけの話
世の中は大いなる嘘で
できているんだ
嘘がばれたらどうするかって?
新しい嘘で塗り込めりゃい