【実録】うちの子、もしかして発達障害?~WISC発達検査を受けるまでの話。
こんにちは! ツナです。
息子の発達凸凹と向き合って早5年。いや、6年になるのかな?
今回は息子がASD(自閉スペクトラム症)と診断されるまでの諸々について書きたいと思います。
少しでも発達検査を受けようか迷っている方の参考となればうれしいです。
(以下は2023年2月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。)
未就園の頃は、
育てやすい子だと思っていた。
息子の場合、未就園の頃はこれといって大きく気になる点は見られませんでした。
乳幼児健診で引っかかったこともなく、ごく標準的な発達具合。他の子と比べてマイペースだとは思いつつも「そういう気質の子なんだな」くらいに捉えていました。
恐ろしくよくしゃべる(一人でも)のも「ひとりっ子だしねぇ」くらいの認識。いつもニコニコ人当たりもよく、癇癪を起こすことも少なかったような。骨が折れることも多かったけど、どちらかと言うと育てやすい子だと思っていたほどです。
入園後に見え始めた違和感
年少から通い始めた保育園。息子は行き渋ることもなく「保育園楽しい!」と満喫していましたが、私は次第に違和感をおぼえるようになりました。送り迎えの時目にするだけなのに「あれ?」と感じることが多すぎる!
特に顕著だったのは突如フリーズすることでした。
今の今まで大はしゃぎしていたのに、急にぴたっと固まり静かになる。何かを見ているようで見ていないような遠い目、話しかけてもまったく耳に入っていない…。まさに ”別世界に行ってしまった” という表現がぴったりなんです。
靴を履き替えるだけなのに10~15分かかるのはザラ、時には30分近くかかったことも。。
他にも「同年代の子でなく先生とばかり遊びたがる」「何をするにも行動が遅い」など気になる点があり、年中の頃から担任の先生や市の支援窓口に相談するようになりました。
それと並行して本やネットで発達関連の情報をリサーチ。セルフチェックをするたび「ほぼ間違いない」と私の中で不安が確信に変わっていきます。夫の父は完全なるアスペルガータイプだし、やっぱり一度検査を受けた方がいい気がする…。
一方、夫からは「心配しすぎじゃない?」との声。検査することを何度か提案しましたが、返ってくるのはいつも「細かいことを気にしすぎ」「俺も子どもの頃はそんな感じだった。成長するにつれて変わっていく」という言葉ばかりだったんです。
(今思えば、後者の言葉の不穏さよ…。)
担任の先生を通して、保育園を定期訪問される保健師さんに息子の様子を見ていただいたこともあります。
その際返ってきたのは「身体の動きとか、少々発達が未熟なところがあるかもしれませんね。しばらく様子を見ましょう」との言葉。私が大げさに捉えてるだけなのかな…とモヤっとしつつも様子見して年中時代を終えました。
でもでも。母の直感を侮るなかれ!
年長時に発達検査を受けたところ、やはり ”特性あり” と判明。特性の方向性も私の予想とほぼ一致していたのです。
発達検査を受けたきっかけは?
発達検査を受けたきっかけは園の先生のすすめでした。
年中~年長の2年間は同じ先生が担任だったんですが、就学間近ということもあったのでしょう、年長になるとやんわり、でも頻繁に「一度ご相談に行かれては…」と言われるようになりました。
通常なら1人15分程度の個別面談も、わが家は1時間半以上かけていただいたほど。心の中にたち込めるモヤモヤ…。
夫と何度も話し合って「様子見する」と決めたけれど、こう頻繁に言われるとさすがに精神的にキツイ。
ある時そのことを友人に相談したところ、こう言われました。
「大勢の子どもを見てきた先生が抱く違和感って、あながち外れてないと思う。あれこれ言われていい気はしないだろうけど、先生の言葉を素直に捉えることも大事だよ」
さらにこんなことも。
「子どもの気になる点を親に伝えるって、きっと先生にとってもすごく難しくてしんどいことなはず。嫌な顔をする保護者もいるだろうし、できるならやりたくない仕事だと思う。
それでも伝えてくれるのは、それだけ子どもや保護者のことを真摯に考えてくれてるってことじゃないかな」
確かにおっしゃる通り。。
この友人もASDのお子さんを育てていることもあり、すとんと納得がいきました。そしてすぐに発達検査を受けようと決心したのです。
◆ 続きます↓
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