ツナ|ASDの小4男子との日々。

ASD(自閉スペクトラム症)、特別支援級に在籍する小4男子の母です。 自由すぎる息子と…

ツナ|ASDの小4男子との日々。

ASD(自閉スペクトラム症)、特別支援級に在籍する小4男子の母です。 自由すぎる息子との暮らしから学んだこと・考えたこと・経験談など、発達凸凹育児にまつわる情報を綴っています✎𓈒𓂂𓏸 https://lee.hpplus.jp/100nintai/member/1822676/

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【学校では別人!?】発達凸凹(ASD)な小4息子のこと。

こんにちは!ツナです。 発達凸凹(ASD)な息子との暮らし、あれこれを綴っています。 今回は息子の紹介を。 自己紹介よりこっちを先にするべきだったかも? 今回は息子の紹介をさせてください。 診断名はASD(自閉スペクトラム症)です。 以前なら “アスペルガー症候群” と呼ばれたタイプ。知的能力は平均よりやや高く、特に言語理解力は2~3学年分上回っているようです。 一方、感情コントロール能力は2~3学年分未熟だそう。現在小4の息子、感情が高ぶった時のふるまいは小1~2の

    • 【支援学級の悲哀?】息子の存在を原級の担任に忘れられた話。

      こんにちは!ツナです。 今回はつい最近出くわした "特別支援学級を利用するがゆえの哀しみ" について書きたいと思います。平たく言えばグチです。← 支援学級で過ごす息子、 原級での知名度はおそろしく低い。現在小4のわが息子、小学校では入学時から特別支援学級(自閉症・情緒障害特別支援学級)を利用しています。 基本的には通常クラス(原級)で過ごし、心が落ち着かない時のみ利用する予定だった特別支援学級。ですが通常クラスに加わるのは思った以上に難しく、息子の希望のもと、入学後早々に

      • “普通”の呪縛と同調圧力を考える〜生きづらさの根っこにあるもの。

        こんにちは! ツナです。前回記事↓からの続きです。 以下はあくまでも ”息子の視点から私が考えたこと” です。個人的かつ偏った考えもあるかと思いますので、そこはさらっとスルーしていただければ幸いです。 (以下は2023年6月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。) 学校に行かせる意味がわからない。息子が就学して以来、親の私が「学校に行かせたくない!」と思ったことは何度もあります。 でも当の息子は「学校にいるとイライラする」と言いながらも学校が好き(なぜに

        • 療育を受けないという選択~“あきらめ”て、ありのままを受け入れる。

          こんにちは! ツナです。 今回は「療育」を受けない息子との向き合い方、そこから考えたことなどを書きたいと思います。 (以下は2023年6月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。) 医師の判断、「療育は勧めません」。ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けている息子。うすうす感じてはいましたが、どうやら若干ADHD(注意欠如・多動症)の気もあるようです。 入学して4年たった今も学校生活は日々カオス。特別支援学級を利用していても、です。 今年度は比較的落ち着い

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        【学校では別人!?】発達凸凹(ASD)な小4息子のこと。

          【体験談】二次障害を防ぐために〜WISC検査後に変えたこと。

          こんにちは! ツナです。 先日2回に渡って発達検査(WISC)を受けた時のことを綴りました。 今回は発達検査の結果から見えること、検査結果をふまえて意識的に変えたことについて書きたいと思います。 (以下は2023年3月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。) 発達検査の結果から見えること前回の記事では、発達検査を受けてみて私なりに感じたメリットについて書きました。 わが家の場合、特性=凸凹具合を数値化することで息子の(一見理解しがたい)言動に納得できる点が

          【体験談】二次障害を防ぐために〜WISC検査後に変えたこと。

          【体験レポ】発達検査を受けてみて〜私が感じたそのメリットは?

          こんにちは! ツナです。 前回↓からの続きで、今回は ”発達検査の流れ・わが家の場合” について書きたいと思います。 あくまでも一例ですが、発達検査を受けようか迷っている方、どんなプロセスを経るのか知りたい方の参考になればうれしいです。 (以下は2023年2月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。) 発達検査の流れ、 わが家の場合はこうでした。発達検査を受けると決めたものの、私の頭の中はハテナだらけでした。 発達検査はどこで受けられるんだろう? 大きな病

          【体験レポ】発達検査を受けてみて〜私が感じたそのメリットは?

          【実録】うちの子、もしかして発達障害?~WISC発達検査を受けるまでの話。

          こんにちは! ツナです。 息子の発達凸凹と向き合って早5年。いや、6年になるのかな? 今回は息子がASD(自閉スペクトラム症)と診断されるまでの諸々について書きたいと思います。 少しでも発達検査を受けようか迷っている方の参考となればうれしいです。 (以下は2023年2月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。) 未就園の頃は、 育てやすい子だと思っていた。息子の場合、未就園の頃はこれといって大きく気になる点は見られませんでした。 乳幼児健診で引っかかったこと

          【実録】うちの子、もしかして発達障害?~WISC発達検査を受けるまでの話。

          【体験レポ|後編】教育支援センターを利用する際、気をつけたいこと。

          こんにちは!ツナです。 前回↓からの続き、「不登校児のための支援センター・体験レポ」の後編を綴りたいと思います。 支援センターを利用する際、注意すべき点は?私感ではありますが、教育支援センター利用時に気をつけたいと思ったことがあります。 教育支援センターを利用するお子さんには、学校に行けない(行かない)個々の事情があります。息子と同じくASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)等の発達凸凹があり、学校生活になじめなくて支援センターにくるお子さんも少なくない

          【体験レポ|後編】教育支援センターを利用する際、気をつけたいこと。

          【体験レポ|前編】"不登校児のための支援センター"を利用した話。

          こんにちは!ツナです。 前回は息子の学校行き渋り後の話、特に不登校児のための教育支援センター(適応指導教室)について綴りました。 この時書いたのは、あくまでもセンターの雰囲気等を見学しに行った時のこと。今回は "体験レポ" と銘打って、実際に息子が学校を休んで支援センターを利用した時の話を書きたいと思います。 なお、教育支援センターは管轄する自治体によって利用規則等が異なり、施設の雰囲気もそれぞれかと思います。ここではあくまでも息子が利用した支援センターについて書きますの

          【体験レポ|前編】"不登校児のための支援センター"を利用した話。

          "不登校児のための支援センター"を見学した話~行き渋り、その後。

          こんにちは!ツナです。 少し間が空いてしまいましたが、これまで3回に渡って「息子、初めての行き渋り」経験談を綴ってきました。 短期間とはいえ、行き渋りが起こった際はいろいろなことを考えさせられました。今回はその後起こしたアクションについて書きたいと思います。 (以下は2023年9月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。) 行き渋り・不登校になった時のために、事前にできることは?ASD(自閉スペクトラム症)という息子の特性上、行き渋りや不登校の可能性はいつも

          "不登校児のための支援センター"を見学した話~行き渋り、その後。

          【体験談】行き渋り中に親ができること〜慌てず騒がず、“共感”を。

          こんにちは!ツナです。 先日2回に渡り「息子、初めての行き渋り」経験談を綴ってきました。 今回はそれをさらに掘り下げます。 行き渋り中、親である私が気をつけたことについて書きたいと思います。 以下は2023年9月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。 ここに書くのはあくまでも私が最善と考えて取った対処法であり、これを推奨する意図は一切ありません。ほんの一例として参考程度に捉えていただければ幸いです。 息子の行き渋り中、 親が特に気をつけたことは?息子が

          【体験談】行き渋り中に親ができること〜慌てず騒がず、“共感”を。

          息子の行き渋りから考えたこと〜“頼れる力”も育みたい!

          こんにちは!ツナです。 前回↓からの続き、「息子、初めての行き渋り」について書きたいと思います。 (以下は2023年5月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。) 息子の行き渋りから考えたこと。行き渋りや不登校って、以前と比べて身近になったように感じます。「学校に行かなくなった」「登校を渋る」という話、周りでも結構耳にするんですよね。 現在70代半ば・昔気質な私の父なら「最近の子は精神力が弱くてあかんなぁ」と言いそう。 でも上の世代にはこう考える方も少なく

          息子の行き渋りから考えたこと〜“頼れる力”も育みたい!

          「学校行かない!」~息子、初めての行き渋り体験記。

          こんにちは!ツナです。 発達凸凹(ASD)な息子との暮らし、あれこれを綴っています。 唐突ですが私、息子が生まれてから育児日記をつけるのを習慣にしています。 もともと授乳や睡眠など生活リズムを把握しようと始めたものですが、「息子の成長の様子を忘れたくない」という思いで9歳になった今も続けています。 現在は3年連用日記を愛用中。「1年前、2年前の同日、何をしてた?」がぱっと分かり、日々の出来事を振り返るのに役立っています。 以前LEE100人隊の活動をしていた際、ブログにも

          「学校行かない!」~息子、初めての行き渋り体験記。

          発達凸凹育児では、過保護なくらいがちょうどいい。

          こんにちは!ツナです。 新年度が始まって2週間。息子は毎日元気に学校に行っていますが、そろそろ疲れが出てきたよう。早起き習慣はどこへやら、朝起きる時間がどんどん遅くなっているここ数日です。 「普通に」生活するって難しい!ここ信州では春休みが長ーいんです。このあたりの小学校だと3週間ほどあります。そんな長期休暇の後に新年度がやってくるなんて、どのお子さんにとってもしんどいんじゃないかな? 発達凸凹があるお子さんならなおさらのこと。変化が苦手なASD(自閉スペクトラム症)の息

          発達凸凹育児では、過保護なくらいがちょうどいい。

          【発達凸凹】入学後、小学校の支援に不安を感じた時のこと。

          こんにちは!ツナです。 発達凸凹(ASD)な息子との暮らし、あれこれを綴っています。 今回は若干(?)ボヤきまじりの内容です。よろしければお付き合いくださいませ。 春になると思い出すこと。春になると毎年、息子が小学校に入学した日のことを思い出します。 誇らしげにランドセルを背負って、ぴかぴかの笑顔で跳ねるように歩む息子。入学式ではさっそく列から外れて先生に捕獲されていたなぁ。← テンションMAXな息子を治めるのには往生したけれど、晴れやかで楽しい日として大切に記憶に刻ま

          【発達凸凹】入学後、小学校の支援に不安を感じた時のこと。

          新年度こそ"変えない"。|ASDはルーティンを好む。

          こんにちは!ツナです。 発達凸凹(ASD)な息子との暮らし、あれこれを綴っています。 日中は初夏の陽気となったこの週末、ここ信州でも桜が満開となりました。松本城の夜桜会にも行ってきましたよ♪ 新学期が始まって、1週間。さて、新学期が始まって1週間。 息子は進級したのがうれしいようで、毎日元気に学校に通っています。「今日は○○したよ!」と学校であったことを楽しそうに伝えてくれるのは、親としてうれしい限り。 とはいえ、きっと進級に伴う変化(担任・クラス替え等)にストレスを感

          新年度こそ"変えない"。|ASDはルーティンを好む。