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息子の行き渋りから考えたこと〜“頼れる力”も育みたい!

こんにちは!ツナです。
前回↓からの続き、「息子、初めての行き渋り」について書きたいと思います。

(以下は2023年5月に書いたLEE100人隊ブログを加筆修正したものです。)

息子の行き渋りから考えたこと。

行き渋りや不登校って、以前と比べて身近になったように感じます。「学校に行かなくなった」「登校を渋る」という話、周りでも結構耳にするんですよね。
現在70代半ば・昔気質な私の父なら「最近の子は精神力が弱くてあかんなぁ」と言いそう。

でも上の世代にはこう考える方も少なくないのかも…とも思います。私が子どもの頃も "根性論" がまかり通っていましたしね。
(昔も今も、家族が風邪をひくたびに「気合いが足りんからや」と言うのがわが父です。笑)

どっちが良い/悪いという話ではなく、単に時代とともに考え方が変わってきたってことなのかな。私感ですが今は「根性論=ナンセンス」と捉えられることも増えてきた印象です。
もちろん、程度にもよりますけどね。

特に発達凸凹のある人にとって、根性論はご法度なのだそう。息子がASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた際、主治医からいちばん初めに伝えられたのもこの点でした。

思いを伝えられるってすごいこと

子どもから「学校に行きたくない」と言われたら、親としてはやっぱり動揺しますよね。行き渋りや不登校になった子どもに先の見えない不安を感じるのも自然なことかと思います。

でも私、思うんです。
自分の思いを伝えられてすごい!って。

「学校に行きたくない」と親に伝えるって、おそらく子どもにとっては勇気がいること。
きっとそれだけ困り事があるのだろうし、親を信頼しているからこそ助けを求めにくるのだと思います(お子さんの性格にもよるかと思いますが)。

「どうして?」と詮索したり「行きなさい」と説得したくなる気持ちをぐっと抑えて、まずは子どもの気持ちを受け入れ、寄り添うことが大事だと感じています。

子どもが自分から話したがるなら真摯に聞き、そうでないなら無理に聞き出さない。学校に行きたくない理由についてもこれくらいのスタンスがベターかもしれませんね。

行き渋りや不登校が続けば親もかなりの胆力がいるし、年齢が上がれば対処の仕方はさらに難しくなるはず。それでも、その時々でベターな判断をしていけたらと思います。

『ミステリと言う勿れ』は子育てに関する気付きが多い!8巻の p.80~は一読の価値ありです◎

「頼ること」も大切なスキル

ところで私は根性論のもとに育てられました。
多くの場面でそれはプラスになっていますが、マイナスになることもしばしば。もともとは他者を頼るのが苦手、「こんなことで助けを求めるなんて申し訳ない…」と困り事を抱え込んでしまうタイプです。
結婚、出産、育児をする中でようやく「頼るって大事なスキルだ!」と気付けたんですよね。←遅

(それも心と身体を壊しかけた経験をしたからこそ。今思い返すと「どうしてあの時、あんなに自分一人で問題を抱え込んでいたんだろう?」と不思議でならないことも多々あります…。)

今では頼ることも前ほど躊躇せずにできるようになりました。発達凸凹な息子と向き合う中では特に、”頼れるものにはとことん頼る” がモットーになった気も。笑

いやぁ生きやすくなりましたよ。自分が苦労した分、息子の「頼れる力」を上手に育んであげたいなと思います。

息子の場合は自立もがんばってほしいところですけど、ね。←

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