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他人からの自分への評価は、しょせん過去の自分に対するものだから
他人からの評価は誰もが気になる。
今から何かをやるときに、それに対する他人からの評価を想定して、その評価を高めるために、今からやることを決めることもあるくらいだ。
これは一見、未来の自分の行動を、未来の他人の評価で決めているように見える。
けれど実は、他人からの自分の評価などというものは、全て過去の自分の対するものだ。
あたりまえだ。まだ何もしていない未来の自分に、誰も評価を下すことなどで
やっぱり「変」は誉め言葉
やっぱりどう考えても「変」は誉め言葉なんです。
そういうと戸惑う人もいるけれど、
「あなたは、みんなと違うところがなくて、同じことを考え、同じことをして、同じ反応で、同じ感じ方をしている」
と言われるのと、
「あなたは、他の人とは違っていて、独特の考えを持っていて、行動も違っていて、反応も独自で、あなたらしい感じ方をしている」
と言われるのでは、どちらが褒められているだろう。
でも後者
NZに移住するまで その2
オークランドからロトルアに移動しても、当然いろんな仕事を探して歩いた。バックパッカーズホステルに泊まって、そこでスーツとネクタイ姿に着替えて、飛び込みでCVを持って行ったり、アポイントをとって面接を受けたりした。
どこに行っても話は聞いてくれたけれど、採用どころか手ごたえさえもなかった。
ある日ロトルアで、日本食レストランの求人が出ているという話を人伝えにきいた。いそいで電話をかけてアポイント
NZに移住するまで その1
自分の記録としても、ニュージーランドに移住したときのことを何回かに分けて書いておきたいと思う。
最初にニュージーランドに降り立ったのは、1995年。新婚旅行だった。オークランド、ロトルア、ウエリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンと、メインの観光地を2週間余りで足場やに周った。
ビデオもたくさん回して撮っていたけれど、後で見返すと、日本に帰国する前日オークランドの最後の宿で、「ここに残
私とあの人との間にはラインなどない
何かが苦手だという方も多いだろう。きっとみんな何かしら苦手なことがある。
人付き合いが苦手だとか、楽器は全くひけないとか、運動は一切ダメだとか。私も、音階はまったくわからないし、中学数学で出てくる空間図形などはいくら考えてもわからなかった。
楽器がひけないとか、運動ができないとか、音痴だとか、そんなことが苦手な人は、ただそれが苦手だと言われるだけだ。でも、文字がよく読めないとか、左と右がわから
上から目線という言葉は下から目線の強力な攻撃
日本で最近流行っている言葉や、少し前に流行りだしてすでに定着している言葉の、微妙なニュアンスがわからないことがある。
たとえば、上から目線という言葉などもそうだ。
「あいつは上から目線でものをいう」「なにあの、上から目線は」などと使われる。意味と状況はわかる。
でもどうも気になるのが、たとえば田中さんが、「鈴木のあの発言は上から目線だ」と言った瞬間に、その言葉の内容は関係なく、鈴木は悪いこと
今自分がここにいるのは偶然に過ぎない
先日も、人間、自分では選べない状態で生まれてきて、自分では選べない状態で死んでいく、と書いた。
なんとなく、自分の人生は自分で選んでここまで来たと思い込んでいるけれど、あたりまえのように、自分が及ばない力や偶然で今ここにいるのだろう。
たとえば地震や感染症などは自分ではコントロールできないけれど、自分の目の前の生活に大きな影響を与えるし、望まない方向に人生を進めていく。
いろんな意図しないこ
世の中にはすごい人がたくさんいる
世の中には、ほんとうにすごい人がたくさんいて、高い能力、すばらしいスキル、多くの経験、深い思慮などを持っている。
若いころはそんな人たちをみると、うらやましくて、嫉妬して、負けた気がして、落ち込んだりしていた。
けれど自分自身もいろんな経験をして歳を重ねてくると、そんなすごい人たちに対して、心の底から、単純に、すごいなぁと思う。
そこには、羨望も嫉妬も敗北感もない。その上自分ももう少し何かを