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【雲の中の富士山を登った時の話・1日目⑫】七合目を出発

 こんにちは! 雲の中の富士山を登った月見里です!


 今までの記事は、こちらのマガジンにまとめてありますので、ぜひご覧ください!


さて、前回ようやく七合目に到達したところから、再び登り始めます。


ロッククライミング(大げさ)


五合目から七合目までは、最後を除けばすべて土と砂利の斜面でしたが、七合目からは岩場が多くなってきました。


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こうしてみると、角度が30度以上はありそうで、結構険しいです。

登っている視点で見ると……


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さらに険しく見えます。

道が狭く、しかも途中崩れていたりとげとげしていたり、不規則な変化があるので、より踏ん張る足に力が入ります。

耳にはびょうびょうと風が吹き、雨脚も強くなってきました。岩肌は濡れて、つるりと滑らないように、細心の注意を払いながら登っていきました。




山小屋


そうしているうちに、別の山小屋が見えてきました。


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右下にある看板の文字が、昔ながらという感じでいいですね!

近づいて少し覗いてみると、


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売店のように商品も売っているようでした。ユニークな品揃えでした!

つるされたバナナが優雅でいいですね!

甘いクッキーとバナナ、そして栄養ドリンクは魅力的に思えましたが、私は栄養ゼリーで我慢します!

そして飲み物に「冷えてるのあります」とありますが、この時の温度はすでに一桁台。むしろ暖かいのが飲みたいところです。

晴れているときだったら、この辺りはまだ暖かいのでしょうか? 気になるところです。


何はともあれ、富士山の天気は変わりやすいですし、標高が高くなるほど温度は下がるので、夏だからと油断せずに防寒はしっかりとしてください!!

私は比較的しっかり防寒していたので大丈夫でしたが、この後の記事でお話しする、同じ宿で止まったほかの人たちはその対策ができていない人もいて、頂上に行かず帰ったり、風邪をひいたり、泣いている人もいました。

持ち物については前に記事にしているので、ぜひそちらもご覧ください!


ほかの山小屋


このあたりから次々と開いている山小屋を見るようになったので、楽しくなってきました!

ほかの山小屋でも、売店がやっていました!


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飲み物は十二分に持ってきていたので問題ありませんが、カップ麺は魅力的に映りました!

空腹、というよりも、暖かいものに触れたい、口にしたい、という気持ちが強かったのです。


こうして売店をながめながら休憩します。そして、背後を見ると……


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より雲が濃くなって、先ほどまで登ってきた岩場や山小屋がシルエットで見えます。

普通なら、

「さっきまでいたところがもうあんな遠くに見える! 遠くまで来たなあ」

と感慨にふけられるかもしれませんが、私の場合、全く見えないので、どれくらいの高さにいるのかわかりません笑

一心不乱に登ります。



結構登ったことが判明!


と、登っていると、たまに見る看板がまた姿を現しました。

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富士山頂上まで、3.8km。283分。

283分!

ついに5時間をきりました!

私が泊まる予定の宿は8合目の上のほうにあり、宿から頂上までは90分と、公式サイトに書いてありました。

つまり、逆算すれば、ここから宿まで、のこりは3時間ほどです!

ここまで1.5時間ほどかけて登ったので、まだまだ道のりは長いです……!

(*ですが、この残りの3時間は、ここまでの1.5時間ほど語ることがないので、記事は少なめになる予定です)



 今回は以上となります。

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