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しごと論

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仕事での気づき・学びをためていくマガジンです★
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エンジンのかけ方

エンジンのかけ方

7月24日(日)妻を一人にするために、僕は息子を連れて本屋巡りへ。芥川賞、直木賞の本を探す。3件回って探すものの、やっぱり見つからない。どうあがいても見つからない。書店員に声をかけるのは恥ずかしいので、とりあえずグルグルと店内をくまなく回る。

Twitter民の情報によると、8月初旬〜中旬以降の入荷になるかも、とのことだった。どうも今回の芥川賞と直木賞は読者の反応が速い気がする…。賞を受賞した小

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ピラティスの指導練習で学んだこと@下書き博物館

ピラティスの指導練習で学んだこと@下書き博物館

これは他愛もない話です。
自分にとっては別にそうでもないことでも、他の人にとっては有難いこともある、そういうお話。

実は今、ピラティスインストラクターなる資格を取るために猛勉強中です。
その資格を取得するためにはいくつか要件があるのですが、そのうちの一つに「指導練習」というものがあります。

これは、ピラティスをしたことがない一般の方(友人や知人が中心)にピラティスを指導・実践し、指導方法を習得

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面白がる力

面白がる力

「給料は増えないので、研修なんかは別に行きません。自己研鑽もしてないっす」

これは担当の利用者さんに対して、後輩の理学療法士(20代)が言い放った言葉である。(僕は後から利用者さんから又聞きした)

理学療法を受けている利用者さんに対して「自己研鑽はしません」と言ってしまうとこも割と衝撃だし、研鑽を自己に任せている会社にも悪いところはあるのだろうが、今回書きたいのはそういったことではない。

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やめよ。自責思考。

やめよ。自責思考。

今日はつぶやきだけにしとこ〜と、思ったけどやっぱり書く!笑

今日は8件の訪問があったので、なんか疲れた。(訪問看護の仕事をしています。通常は5〜6件)

移動は自転車なのですが、別に身体を動かすことは、そんなにしんどくないんです。

しんどいのは、やっぱり利用者さんやその家族、はたまた担当のケアマネさん等とのやりとりが多くなった時。

やりとりが嫌い、とかそんなんじゃないんです。

利用者さんに

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いちばん苦しかった頃

いちばん苦しかった頃

理学療法士として病院に勤務し始めた頃の僕は、分からないことを分からないままにしておく人間だった。

理学療法士一年目の間は、幸いにも教える事自体が好きなY先輩と同じチームになることができて、臨床の基本を学ぶことができた。
いまの理学療法士としての基礎や考え方、そして考えることの楽しさは全てこのYさんのお陰だったと言っても過言ではない。

しかし、問題は2年目だった。

当時、勤めていた病院では一年

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「使える」「使えない」思考に囚われないようにしたい

「使える」「使えない」思考に囚われないようにしたい

社会に出ると「仕事」をせざるを得なく、「仕事」では他人との協調が必要になります。
そして「仕事」では、人を「使える」か「使えない」かという軸で判断されがちだと思います。

それは人を道具として見ていることとほぼ同義であり、かつ“自分にとって(使える奴か?)” という枕詞がつくことが殆どです。



僕の働く訪問看護ステーションというところは、一事業所につき6〜8名ほどが在籍しています。

小規模

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雑談は「価値観」を交換するためのもの

雑談は「価値観」を交換するためのもの

いま僕は、訪問看護ステーションに勤務している。
ステーションの立ち上げから参加させて頂き、有難いことに開設から無事1年が経過した。

このタイミングで「ホームページをしっかりと作り直そう〜!」ということになり、僕がその進行を務めることになった。

知り合いのツテでフリーランスの方にホームページの作成を委託することになり、何度か打合せを行なっている。

昨日の夕方にも、そのフリーランスの方との打ち合

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〈怒り〉は大切なものを守る戦士だった

〈怒り〉は大切なものを守る戦士だった

“怒ること”はずっとダサいことだと思っていた。

同僚に愚痴を吐いたり、怒りを飛ばして周囲の人へ当たり散らしたり。
どの本を読んでも「そんな人とは離れなさい」だとか「アンガーマネジメント」みたいなことが書かれていて、自分も出来るだけ怒りという感情を持たないようにしていた。

けれど、最近は〈怒り〉や〈憤り〉という感情は、決して悪いものではないのではないか?と思うようになった。

そもそも〈怒り〉が

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判断基準をしっかり持とう〜

判断基準をしっかり持とう〜

僕は、訪問看護ステーションで勤務しています。
この職種は、利用者さんのお宅に実際にお邪魔して看護やリハビリを提供するお仕事です。

現在、コロナウイルスのオミクロン株が大流行しており、近隣の施設や病院では閉所するところがあったり、訪問介護施設でもクラスターが起きたりと、いよいよ身近に迫って来た感じがあります。

病気や虚弱状態にある利用者さんのお宅を訪問させてもらう手前、私たち訪問看護スタッフも万

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《聴く姿勢》を意識しよう

《聴く姿勢》を意識しよう

《何かを言ってもらいたい時、こっちの「聴く姿勢」を振り返ろう》

***

昨日は少人数での会議があったのですが、会議前までは「私はこうしたい!」という意見を明示していたのに、会議の場になって、ぜんぜん意見を言わなくなるスタッフがいました。

確かに全体で決まろうとしていることと、そのスタッフの主張には少しズレがあったので、意見が出しにくかったのかもしれません。

けれど本来会議とは、意見と意見を

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仕事を早くこなそうとして、逆にミスが増える原因と対策について考えてみた

仕事を早くこなそうとして、逆にミスが増える原因と対策について考えてみた

《急がば回れ、スローは速い》

***

仕事は速くこなせる人、かっこいいですよね。
僕もそんな人に憧れて、仕事をパパッとやりたいタイプでした。
わずかな情報から、内容や本質を瞬時に理解して、サッと行動できる人に憧れます。

ところが仕事をパパッとこなしていくと、ミスがあったり、文脈の意味を取り違えたりして、逆に仕事が増えてしまったりするんですよね…

僕自身、何度かそういうことがあって「仕事はた

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