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読み返したいnoteたち

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変化を生きるわたしたちに必要な6つの考え方

変化を生きるわたしたちに必要な6つの考え方

2020年、コロナを経て社会の価値観と仕組みが大きく変わるなか、たくさんの希望とともに苦しみが生まれた一年だったように思います。

変化は、それ自体がストレスです。今まで安定していた身体的・心理的・社会的システムを、新しい条件に適応させようとする。その中で生まれてくる次のようなストレスを処理しきれずに苦しんだ人もいるのではないでしょうか。

「できない」ストレス
今までやっていたやり方ではうまくい

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「言えるけど、言わない」を支えるおまじない。

「言えるけど、言わない」を支えるおまじない。

見えるものや聞こえるもの、表現されたものの裏には、「あえて表現しなかったもの」があるんじゃないかと思います。

昔「どうしてそういうことを言うの?」と友人に泣かれたことがあります。当時は「えっ、なんで泣くの…?」と驚いたけれど、その経験はわたしに大切な気づきを与えてくれました。

思ったことを全部口に出すのが誠実だと思っていた時期がありました。しかし、どうやら正直さと誠実さは違うと気がついたのは高

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「書く」と「読む」のすてきな関係

「書く」と「読む」のすてきな関係

普段からnoteを書いていると、noteを読むときの気持ちが変わる。

すごく力がこもっている文章だ。
いまの自分に必要な出会いだった。
とても大変だったんだろうな。

自分がnoteを書かなくても読む文章の言語的な意味は変わらない。けれど自分がnoteを書くから味わえる感覚がある。それはとても言葉にしにくくて、身体で理解されることだ。

体験して初めてわかることがこの世にはたくさんある。文章を書

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これからの「生き方」の話をしよう

これからの「生き方」の話をしよう

ずっと前から「生き方」というものに興味がありました。

高校生のときから答えのない問いをずっと考えていて、「どんな風に生きたいか」と聞かれたら、「明日死んでもいいように生きたい」と答えられるようになりたいと思っていました。

自分は当時その言葉の意味を以下のように捉えていました。

でも最近になって、「違う意味なのかもしれない」と思うようになりました。

その言葉の意味は、もっと生々しくて、不完全

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人の形をした偶然を愛したい

人の形をした偶然を愛したい

いまあなたの目の前に誰かいるだろうか。その人とはどういう関係だろうか。どこで出会い、なぜ一緒にいるのか。

出会いの不思議さを丁寧に考えていくと、最終的には偶然に落ち着いてしまう。

あの日飲みに行ったから、仲良し。
あのときを乗り越えたから、親友。
その家に生まれきたから、家族。

あらゆることにおいて、あなたがその場所にいて、そのときの行動をすることは、必然性はほとんどない。

自分には、確か

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粛々と、粛々と

粛々と、粛々と

昔から、ヘンなこだわりの強い性格であった。

周りの人が当たり前にやっていることでも、やる理由が納得できないと、身体が動かないことがよくある。

逆に、なんとかこの場のルールを理解しようとして、「よーし、こういうことだな?」と思って自信満々にやってみたら、大外しした、という経験もよくあった。一番思い出すのは、小学五年生の時に東京に引っ越してきた時の自己紹介である。あれが、「転校先に馴染じめない」と

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"態度"と心のケアに寄せる思索メモ

"態度"と心のケアに寄せる思索メモ

以前、"表現"に関する記事を書いた。

「心」は目に見えない。目に見えるのは、その人の「身体」だけだ。私たちは、相手の「心」を、その人の身体の振る舞い(その人が書かれた文章やその人が話したことを含む)の向こう側に読み取るしかない。だから、「心」を扱う者は、一番最初に、相手の振る舞いや仕草、発言などを、「心の表現」として受け取ることを身につけるのではないか、と想う。

心をケアすること、つまり、心を

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"心を表現すること"に寄せる思索メモ

この前、何度かcotreeユーザ会で会ううちに仲良くなった五十嵐さんと、オフィス近くの餃子屋で飲んだ時に、「表現すること」について話した。

上の五十嵐さんの記事とは直接関係ないかもしれないが、「表現」は、「心のケア」の極めて根本的な構成要素だと、私は思う。

「表現」というものに対する想いを、まだちゃんと伝わる言葉にはなっていないかもしれないが、ポエム的に書いてみた。



私は大学生の時に、

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