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音を出すまでの流れ(ツキイチレッスンでできること2)

毎月複数回開催しているツキイチレッスン。音楽のレッスンの多くは、教室などに入会し、継続してレッスンを受講するため、生活の中に組み込む必要が出てきます。もちろんその少しの時間が生活に潤いを与えるものであればベストですが、仕事や学業、家庭のことと両立させるのが物理的に困難になると途端にストレスになってしまい、本来楽しむためのものが苦痛になる可能性もあります。

それなら単発でも参加でき、意志さえあれば自分のペースで継続もできるレッスンがあれば良いのでは?と考えて作ったのが単発参加型のツキイチレッスンです。

単発だっらたスケジュール的には気軽に参加できると思いますが、では1回のレッスンで何を見てもらえばいいの?という疑問が湧いてくる方も多いと思います。
そこで、数回にわけてこのブログで、どんなレッスンがオススメか書き出してみようと思います。「そういう内容だったら受けてみたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。

今回はこんな提案をしてみたいと思います。

音を出すまでの流れ(セッティングルーティン)

作法、という言葉があります。僕の場合茶道などのイメージが真っ先に思い浮かびますが、作法とは一体何なのでしょうか。

ひとつは見た目に美しい動きを求めていると考えますが、それも元を辿ると、無駄のない合理的な動きから生まれたのだと思います。

スポーツの場合は作法とは呼びませんが体の動きに対して深く研究されている分野です。その中でも例えばゴルフや野球などは道具と体の関係、使い方が密接に関係しています。

日常生活においても体の動きは密接に関係していて、例えばイスの座り方が悪いと腰を痛めてしまう可能性もあります。

ではトランペットはいかがでしょうか。マウスピースを唇に接触させる、呼吸や腹筋が安定している、舌が的確に動く。これらの動作ひとつひとつが丁寧で、そして毎回同じ一連の流れであることで安定した演奏ができます。

ひとつひとつの動作の根拠や原理を理解し、それらを習慣化するまで毎回丁寧にセッティングをすることが大切です。
単に動きを画一化するのではなく、なぜそうするのか、そうすることで何が起こるのかを理解している必要があります。

僕はこの一連の動きを「セッティングルーティン」と呼んでいて、レッスンでも必ずお話ししている内容です。音を出すことに意識が向きすぎるとセッティングを忘れてしまう方がとても多いので、しつこくて申し訳ないな、とは思いつつ絶対に必要なことなので何度も確認をしてもらう場合も少なくありません。

セッティングルーティンはそれだけ重要な内容です。ぜひツキイチレッスンで音を出すまでの一連の動作を確実なものにしてください。

レッスンを受けたいけれど内容がわからない、という方が多い印象ですので、このようにいろいろと提案をさせていただいております。ツキイチレッスンは内容自由の単発参加型レッスンです。今回紹介したルーティンのお話しはもちろんのこと、他にどのような内容でもOKですので、お気軽にご参加ください。

詳細、お申し込みはこちらから

お待ちしております!


荻原明(おぎわらあきら) 

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。