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東京音楽大学の入試募集要項が公開されました



東京音楽大学の入試要項が公開されています

詳しくはこちらのリンク先からご覧ください。

このページ、どこになにがあるのか分かりにくいのですが、少し下に進むと要項へ進むリンクがあります。
僕は吹奏楽アカデミー専攻の講師なのでここでは総合型選抜のお話をさせていただきます。上記の大学オフィシャルの入試案内ページの少し下にこれがあります。

ここから進むと要項のPDFがご覧いただけます。吹奏楽アカデミー専攻は11月24日(日)に総合型選抜が行われます。出願は9月24日から10月1日。

詳しくは要項をご覧いただければと思いますが、総合型選抜の試験科目は専攻実技と、面接および口述試問です。

試験科目1:専攻実技

トランペットの場合は、音階および分散和音を長調、短調ひとつずつ演奏していただきます。譜例は要項に掲載しているので参照してください。調性は任意なのであらかじめ決めておきましょう。必ずしも平行調や同主調である必要はありません。

続けて、コプラッシュ60のエチュードより任意の2曲を演奏していただきます。
試験官が合図をするまで演奏し続けてください。

試験科目2:面接および口述試問

面接はいわゆる面接なのでイメージは湧くと思いますが、口述試問というのは、簡単に言えばクイズ番組みたいなイメージです。試験官から口頭で出題されたものを口頭で答えるというもの。内容は要項にもある通り吹奏楽に関する専門知識や楽典に関する内容です。
通常、音大の試験ではペーパーテストの形式で楽典等は行われますが吹奏楽アカデミー専攻はスタイルが違うので、口頭で、しかも即答できるように練習しておくことをお勧めします。やってみると分かりますが筆記で答えられても口頭だと難しく感じることが多いと思います。

吹奏楽アカデミー専攻は、この総合型選抜を受ける人が多いですが、その後にある一般選抜(一般入試)でも受験可能です。これは来年の2月以降に2回行われますが、総合型選抜とは内容が異なりますので注意してください。

受験対策

夏期受験講習会

受験に向けて大学では夏期受験講習会が8月1日から8月4日まで行われます。入試に必要な実技や楽典、聴音などの受験対策の授業が受けられます。吹奏楽アカデミー専攻の受験を考えている場合、トランペットは荻原が個人レッスンを担当します。
詳しくはこちらをご覧ください。

オープンキャンパス

大学の雰囲気を知りたい、学生や教員、職員から大学について相談したい方はぜひオープンキャンパスにいらしてください。近々ですと来週6月16日に開催します。締め切りが明日10日(月)ですのでどうぞお早めに。

その後も7月31日、10月20日とありますので、今からスケジュールを合わせてぜひいらしてください。

受験に向けたレッスンを受け付けています

ツキイチレッスン

これは大学と直接関係ありませんが、吹奏楽アカデミー専攻を目指す方はもちろんですが、大学や専攻関係なく音大を目指している方のレッスンを随時募集しています。

入試を通過できるためのレッスンはもちろんですが、音楽大学は入学してからが大変です。個人レッスン、室内楽、吹奏楽、オーケストラの授業など、授業内だけでも常に譜読みに追われます。そのため、受験生が今、最も必要なのは基礎力です。荻原のレッスンでは演奏における体の使い方からウォームアップや基本的な奏法についての原理の解説と実践にスタートして、教則本を用いた基礎的な内容に取り組み、志望校や専攻を具体的に決めていき、受験の時期に向けて入試課題に取り組みます。
ですので、可能であれば中学3年から高校1年生の時期から受験に向けたレッスンをスタートできるのが最も安心です。

受験対策レッスンは毎月土日祝に複数回開催しているツキイチレッスンで原則、受講していただきます。

現在は8月開催分までの参加者を募集しております。以下のリンク先から開催日の確認、お申し込みができますので、もし音大受験を考えている方は、まずは進路相談も含めたレッスンに一度いらしてください。

オンラインレッスンも可能です

遠方の方は最初はオンラインでまずは進路相談などをされるのがよろしいかと思います。具体的に進路が決まりましたら、移動は大変かもしれませんが1ヶ月に一回程度のペースでレッスンに通っていただければと思います。
オンラインレッスンは以下からお申し込みいただけます。お申し込み完了後、こちらから日程調整のご相談メールをお送りします。


ということで、東京音大の入試要項が公開されましたので受験に関してお話させていただきました。

吹奏楽アカデミー専攻も6年目を迎え、今年度は60名程の大所帯になりました。吹奏楽を軸として、演奏技術、指導技術、作編曲や教育などについて多角的に学び、演奏家、指導者、教員、就職など自分の目指す進路に向けて確実に歩める専攻です。
実技系の授業では常に全楽器の講師が近くにいて、一緒に演奏をしたり楽器の垣根を越えてアドバイスを受けたり質問をすることが気軽にできるユニークな専攻です(器楽科等は基本的授業担当講師が決まっているので学生だけで演奏をしています。)。

東京音楽大学吹奏楽アカデミーはX(旧Twitter)やFacebook、InstagramなどのSNSで日々の授業などについて積極的に投稿していますのでぜひご覧ください。


荻原明(おぎわらあきら)


荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。