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【きょく】育児系の話

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麦観察日記2

昨日の話、息子とてくてく歩いていたら。道に麦の穂が落ちていた。

何となくの予想だけど、鳥が取って落としたとかそんな感じなのだろうか。こんな穂だけごそっと落ちていることあるのね。

私はあえて何もアクションをとらずにいてみた。すると興味をひかれたらしい息子は持って帰って分解し始めた。だよねだよね。目の前にあると気になるよね。

ここのところ毎日のルーティンになっているカラスノエンドウ分解と共に。私

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バイビー

息子の学校の帰り道。その日は同じクラスの子も一緒に帰っていた。

小学生らしく走ったり止まったり。ワチャワチャしながら帰っていく。全然友達がいない状態での入学だったけれど、早速友達ができたようで何よりである。

その子は家が近いようで、割と早めに別れの時が来た。家に向かいながら息子を振り返ってその子は言う。

「バイビー!!」

息子も負けじと大きな声で返した。

「バイビー!!」

その後何回も

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遊べる通学路

息子と一緒に、毎日てくてく歩いている通学路。歩くことにもちょっと慣れ。道にもちょっと慣れてきて。何となく自分の小学生時代との違いというか、そんなものを感じる余裕が出てきた。

一番感じるのは、「遊ぶ余裕があまりない通学路」だよなぁということだったりする。

その原因の大きなものは、車道との近さ、車の通りが多いということだと思う。歩道がある場所もあるけれども、どうしてもすぐ横を車が通る道もあって。と

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寝相問題

ある日のこと。眠っていると、衝撃と共に星が散った。目の前にチカッと光が見えた。

目が痛い。閉じていたから目自体に直撃したわけじゃないけれど。でも痛い。どうも息子のパンチが目のところにきたもよう。

実はこれは初めてではない。2回目である。息子のパンチが目に直撃して光が見える体験。そんな事例があるって別に知りたくなかったし、体験なんてもっとしたくなかった。まさか2回も体験することになるとは。

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体育館のテープ

息子の入学式があった。

ピカピカの制服に身を包んで(我が県は小学生も制服)、どことなく誇らしげな息子。ついに小学生である。

息子が行く小学校は私の母校ではないので、私自身も初めての場所と言っていいと思う。

説明会があったり書類を出しに行ったり、何度か入ったことはあれど、まだまだ知らないことだらけなのだ。

入学式の会場である体育館にも、今回初めて入った。思ったよりも広かった。

まぁ、私が通

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タケノコ掘り

実家に行ったら、父がタケノコを掘っていた。

前日に掘って、行った日にこれだけ掘っていて。更にまだあるのでこの後も堀りにいくそうな。今年は沢山生えているっぽい。無い年は本当に無いんだけどな。年によっていろいろだよなぁと思う。

私は用事があったので家の中へ。息子は外で遊びたいらしくて外にいた。

夫も祖母もいるし、まぁ大丈夫かなぁと思っていたら。

息子、知らぬ間に山に登っていた。どうも山の斜面で

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朝一公園

ただいま外、公園にいる。

今朝は想像以上に寒くて、もうしまってもいいかなぁと思っていた冬用の上着を出してきた。

息子が人気の公園に行きたいらしく。しかし人気なのでいつも人がいっぱいで。朝一、7時に行くならいいよ、と言ったら、本当に間に合うように準備した。遊びたいパワーはすごいのである。

今は他にも車があるものの、遊んでいる子はいない。春休みとはいえ、さすがに平日この時間から遊びに来る人は少な

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お手軽サンドイッチ

息子の保育園最後の遠足で使ったベーコン。……の賞味期限が来てしまった。さすがに使わなければなぁと思う。

ふっと思い浮かんだのはサンドイッチ。卵も早めに使わなきゃなのがあるし。食パンを買ってきてサンドしたら、息子も楽しいのではなかろうか。

というわけで、お散歩がてらてくてくスーパーまで歩いて行き、食パンを買ってきた。この家の何がいいって、スーパーまで歩いて行けることだと思う。今までそういう生活は

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「死」というもの

息子が突然泣き出した。「死」というものが怖くなったらしい。

直前に特別何かがあったわけではなく。あえて言うなら年度替わりで子ども向け番組の主演の子が最後だったので、「終わり」を連想させるものだったのかもしれないのだけれど。それにしたってそこからいきなり「死」に結びつかないと思うし。正直よくわからない。

ただ、息子にとってはとても怖くて、どうしようもないことが起こっている。息子の身に恐怖が降り掛

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手続き問題

今回、引っ越しをしたことで。いろんな手続きをしなければならなかった。終わったものもあるし、終わっていないものもまだまだある。ぼちぼち進んでいるものの、そんなに進みは早くない。

大きな原因は息子である。

と言うと息子を悪く言っているように聞こえるので何だか語弊があるのだけれど、彼自身が何か悪いわけではない。「手続き」というものと「子ども」というものが合わないだけなのである。

私は割と、とっとと

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急な休み

息子が突然熱を出した。

というのはまぁ、子どもがいたらたまにあることだけれども。

ちょうど土日なので、元々両親のどちらかは一緒にいる予定。土日のうちに治って月曜から元気に保育園に行ってくれたらいいなー。でないとどちらかが仕事を休まないといけないからなーと。今まで何度も何度も、思ってきた。

やっぱりこう、仕事をしている以上。仕方ないとはいえ急に休むのは悪いなぁと思うし。育休復帰初期の頃と比べて

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はははな話

いつものように、保育園に息子を迎えに行ったらば。

彼には大きな変化が訪れていた。

笑う口元に隙間がある。歯が。前歯が1本なくなっている。

「歯が抜けたんですよー」

と先生。

どうにも友達と喧嘩した拍子に抜けたらしくて、息子はびっくりして泣き出してしまったらしいのだけれど。喧嘩が最後のひと押しになって、元々抜ける予定だった歯がその衝撃で抜けたのだろうと思う。

歯が抜けた息子もこれはこれで

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なつかしの絵本

しまってあった絵本が見つかって最近読んでいる我が家。それは大抵、当時の息子にはまだ早いもの。文章が多かったり難しかったりするもので、今の息子は普通に読めるものなのだけれど。

それをきっかけにか、逆にずっと取れる場所にあった小さい子用の絵本も、息子は気になりだしたようである。

昨日はとても懐かしい絵本を出していた。

もにょにょは、我が家で一番古い絵本と言ってもいいものだと思う。息子が生まれた後

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絵本作り

引っ越しのために片付けをしていたら。しまってあった絵本が見つかった。その中には、私が中学生の頃授業で作った絵本もあり。それがどうも、息子の絵本作り魂に火をつけたらしい。

ここ数日、せっせと絵本を作っていたりする。

以前も絵本を作ったことはあったけれど、それは本当に絵だけの絵本だった。今はひらがなを書けるようになったので、文字もついた絵本になっている。文字の数もすごく多くて。単純に「こんなに書け

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