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考えたこと

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#本質

「教養としての〇〇」って本への違和感

「教養としての〇〇」って本への違和感

歴史やワイン、投資などなど。
ググってみれば、「教養としての」という冠をつけた本が色々出てくる。

このタイトルに惹かれて購入してしまう消費者層が、それぞれの分野に本当に興味を持って心から楽しんでいる人たちと”ちゃんと”会話することができるのだろうか?

全ての知識が表面的なものに留まってしまって、
「Aを知ってるんですね!?
てことは、A+についても??」
という感じで一つのテーマを深掘りしてい

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表現活動をしている自分がなんとなく自然なんだ

いま、具体的なゴールが見えているわけでない状態で物書きをしている。
絵を描いている。

身体が自然に動いてしまうからだ。
何か表現したい対象がほわっと浮かび上がってくるもんだから、それを捉えたくて形に残している。
ただそれだけのことをしている。

これの延長線上に何を見ているわけでもなく。
小林秀雄も、自分が書きたいものを書いていたら、自分のことを世間が小説家でも詩人でもなく批評家として見ていたに

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本質を知る心の育て方

2018年6月、あるクリエイティブサロンでの話。
フォトグラファーの竹内進さんによるプレゼンでのこと。
 
僕はこんな質問をした。
Q.
竹内さんご自身の感性の育て方を教えていただきたい。
どう感性を育てているのか。
(プレゼンの中で大きなキーワードとして“本質”があったことから)

A.
一流のものを見ること。これに尽きる。
例えば、国宝と重要文化財があるが、これは全然違うものだ。
大きな隔たり

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