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「ラップ」・「クドキ」・「スピーチ」から考える日本語HIPHOPの解釈

「ラップ」・「クドキ」・「スピーチ」から考える日本語HIPHOPの解釈

はじめに「そもそもラップって何だっけ?」
前回に続き、HIPHOPにまつわるテーマです。

前回の記事では、英語圏での「韻」と生活の近さや「俳諧連歌」「浄瑠璃」から日本語HIPHOPを考察してみました。

今回はそもそも「ラップ」という言葉から見つめ直して、新しい考え方ができないかと思い、「ラップ」という言葉の意味やその歴史を調べてみることにしました。

この記事を読むまでは、HIPHOPの盛り上

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「浄瑠璃」「俳諧」から考える日本語HIPHOP

「浄瑠璃」「俳諧」から考える日本語HIPHOP

今回の記事を書くことになったきっかけ
皆さんはHIPHOPはお好きでしょうか。

私は兄弟の影響から、小学生から海外のHIPHOPに触れ、
カニエ・ウェストのトラックに惚れ、
サンプリング文化を知ってからはSOULやJAZZ、
クラウトロックなど多くのジャンルを知るようになりました。

HIPHOPは私にとって、新しい学びのきっかけを与えてくれた音楽なのです。

大学時代に軽音楽のサークルに所属し

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JPOPを言語学の視点から分析する手法を思いついた。

今日は音楽について。

趣味で楽曲制作している自分は「いい曲」の基準についてよく考えていた。

バンド活動をしているときも、
「キャッチーな曲があればいいね」とアドバイスをもらっていた。

「キャッチー」ってなんだ?調べてみました。

キャッチーとは
・メロディが覚えやすいもの。
・人の心をつかむもの
・ウケが良いもの
・受け入れやすいもの
・人の目や心を惹くもの
・覚えられやすいもの
・印象的な

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日本語だからこそ生まれた、J-POPの王道「歌モノ」

日本語だからこそ生まれた、J-POPの王道「歌モノ」

はじめに私は、ポピュラー音楽でいうなら日本の楽曲より欧米(主にアメリカ)のそれの方が好きだ。なぜなら、私は音楽を鑑賞する上でグルーヴやノリを重視していて(R&Bなどのいわゆる「横ノリ」の曲が好き)、洋楽ポップスの方が初めて聴いた時から自然と体が動いちゃうようなノリの良い曲が多いからだ。

洋楽ポップスがリズムやノリを重視している一方で、J-POPでは、昔からボーカルのメロディーライン、すなわち「歌

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西伊豆に、日本一早い春が来た。

西伊豆に、日本一早い春が来た。

 西伊豆の海の玄関口、土肥(とい)。日本一早咲きの「土肥桜」が1月下旬に満開になりました。そして紅色の花の海を忙しくわたる、メジロたち。疲れた心をいやすため、フェリーにのってショートトリップしてきました。開花期は長めなので、まだしばらく堪能できるはず。寒さに疲れている方は、ぜひ訪れてみて下さい。

清水港からフェリーで1時間 西伊豆に旅行したことってありますか?東京からだと、踊り子号で行ける東伊豆

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