としべえ@ぷち作家

「としべえ」とお呼びください。 ☆物好きな物書き。 ☆全文無料・投げ銭方式。 ☆瞑想好…

としべえ@ぷち作家

「としべえ」とお呼びください。 ☆物好きな物書き。 ☆全文無料・投げ銭方式。 ☆瞑想好きの奥さんと二人、北インド・ハリドワルに大体います。[2022.10.14] ☆いい加減な自己紹介→http://tinyurl.com/tbuuBdoor

マガジン

  • 浜辺でいろいろと拾った。

    ノートで拾ったお気に入りを置いておきます。

  • legosigno

    個人的な栞(しおり)として皆さまの作品をピン留めしております。ヒマなときに見てもらうと、ひょっとしておもしろいかも。

  • ことのは屋とし兵衛・作品集

    昔書いたものへのリンクも含めて小説、エッセイを収録しています。最近のものも入れ始めようとして……(以下略)。

  • 茫洋流浪

    宇宙のど真ん中で、いつまでも今、言の葉を紡ぎます。

  • たまのは、あるいは極短詩逍遥。

    山頭火や放哉風の発句集……のはずが、人さまの言葉を勝手に切り取ったコメントやら何やらの収集になってます。

記事一覧

固定された記事

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その日暮らしの記、三日坊主にもならず、1週間継続。
さて明日からはどうしようかしら。
https://note.com/tosibuu/n/nf9a134b16aa2

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明日も書けるか、3日坊主で終わるか、さてどうなりますことやら。
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さよならヒマラヤまた会う日まで #今日はインドとの国境の街バイラワに向かいます

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酉島伝法(とりしま・でんぽう)
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[0円小説] 幻詩人の小径
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あさってにはカトマンズへ。
写真はお釈迦さま生誕地の仏教史跡公園。遥か彼方に日本山妙法寺が建てた白いストゥーパが小さく写ってます。
下記記事への感想はこちらのコメント欄へどうぞ。
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[0円小説] 虹色の人生

[0円小説] 虹色の人生

大爆発が起こる前の、何ものも存在しないただ一点の時空から、まったく唐突にこの宇宙が生まれたとする創世神話を信じるのが合理的な態度だというのならば、それ以外のありとあらゆる奇怪な創造の物語を信じることも同程度には合理的なのだと、ジロウは考えていた。

例えば合州国の原理主義的キリスト者の人々は、進化論を否定していると聞く。けれども、進化論を否定することは別に非合理的な態度ではない。万能の神が存在して

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2024年3月・中2024-03-11月 大震災から13年

大震災から13年、日本を離れてインド辺りをうろうろしてるのは、それがきっかけとも言える。
北インドの聖地ハリドワルの巡礼宿の一室で、寝台に寝転がって今日も日がな一日ネット遊びに打ち興じている。
何ということもなく今日から、そんな無用の時の流れの合間に浮かぶ言葉をつづってみようかと。
[bsky.app に同時投稿]

2024-03-

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下記記事へのコメントはこちらによろしくお願いします。
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[0円小説] 蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれて

[0円小説] 蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれて

しばらく曇天の日々が続いたあとに、夜半の雷雨が大気中の夾雑物を洗い流した。

ポカラの空は今朝、見事なまでに晴れ上がって、ヒマラヤの山々を優しく抱いている。

ネパールの中部に位置するポカラは、8,000メートル級の最高峰が聳え立つアンナプルナ連峰を間近に臨む、風光明媚な街である。

夢見探偵を名乗るアナタ・ジロウと妻のムーコは、年越しにも二週間ポカラに滞在したが、一旦インドのハリドワルに戻って用

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1. 祖父のいる風景記憶に残る一番古い夢。

ジロウには、そんな特別な夢にまつわる想いがある。

子どもの頃に一つ家に住んでいた父方の祖父サキタロウが、その夢には出てくる。

祖父に対する子ども時代の印象は決してよいものとは言えない。それなのに、祖父の出てくる夢をなぜそんなふうによく覚えているのか、ジロウは長らく不思議に思っていた。

祖父は晩年はっきり言葉を発することができなくなった。祖母には先

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演奏で太陽や月に影響を及ぼす。
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☆あらすじ今から六十年ほど前のこと、高度経済成長謳歌していた日本の東京世田谷に生まれたジローは、数奇な運命を辿り、妻のムーコとともに南アジアの明るくも騒がしい迷宮を彷徨っていた。
カフカ的不条理の試練を乗り越えインド脱出に成功したムーコとジローをネパールで待っていたものは、世界経済のおこぼれ景気(トリクルダウン)によって煤煙まみれとなってもなお白々と輝く神々の座ヒマーラヤの高峰たちであった。

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ネパール・ルンビニ朝5:48、立派なバスでカトマンズへ向かう。#茫洋流浪

昨日無事ネパールのルンビニに到着して、ほっとしてます。
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旅に倦んで夢は荒れ地に枯れ果てる

ジロウの頭にそんな句が浮かんだ。

天竺(インド)政府の陰謀にハマったのだ。

国民年金の記録を抹消して年金の支出を減らそうとするニホン政府のやり口もセコいとしか言いようがないが、脇の甘い旅行者を狙い打ちする天竺の官僚のやり口もなかなかのものだ。

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だってちょっと聞いてくださいよ、あなた。

ぼくらの電子ビザは2022年7月の発行で、通

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