見出し画像

サステナブルな昔のくらし【稲作編】

茨城県常陸太田市にあるTorch提携農園で、もみ殻で「燻炭(くんたん)」づくりをしました♪
寒い中じっくり時間をかけて炭になるもみ殻を眺める時間は、忙しい毎日の中でゆっくりと時間が流れ、とても贅沢なひとときでした。
春から田植え、稲刈りと体験してきましたが、お米がとれてからもサステナブル!!
昔の人の知恵ってすごいと思ったのでレポします。

できあがった燻炭

そもそももみ殻ってどこの部分?


「もみ殻」ってどの部分か知っていますか?

イネの実は「もみ」、皮を「もみがら」といいます。
もみがらの中には茶色い玄米が入っています。
玄米の茶色い皮(米ぬか)をとると、ごはんとして食べている胚乳と、小さな芽と根がついた胚の部分があらわれます。

引用:農林水産省HP

もみがらはかたく食用に適さないので、稲刈り後、脱穀の段階で取り除きます。
脱穀のようす↓

Torch事務局 on Instagram: "茨城県にあるTorch提携農園では、 稲刈り体験で刈った稲を乾燥させて、籾(もみ)を外す「脱穀」という作業を行いました。 「稲扱き(いねこき)」ともいいます。 このあと籾から籾殻をとる「籾すり」をするといよいよ玄米になります。 残った藁でお正月飾りのしめ縄飾りを作りますよ。 お楽しみに! #武蔵関 #上石神井 #善福寺 #武蔵野市 #吉祥寺 #習い事 #親子体操 #体操 #走り方教室 #フットサル #サッカー #跳び箱 #鉄棒 #水泳 #ヨガ #寺子屋 #パン教室 #グループレッスン #スポーツ家庭教師 #トーチ #Torch #子どもの居場所 #米粉パン #稲刈り体験 #農業体験 #藁細工 #しめ縄づくり #sdgs #茨城 #常陸太田" 7 likes, 0 comments - torch_jimukyoku on October 1, 2023: "茨城 www.instagram.com

すごいぞ!燻炭の効果

燻炭は土壌改良材として使われ、効果は大きく以下の4点と言われています。

①酸性に傾いた土壌を中和する
②畑の排水性を高める
③害虫忌避効果
④消臭や雑菌を抑える

何もしなければ廃棄するだけのもみ殻。
でも、ちゃんと土に戻せばまた美味しい作物となって循環されます。

もみ殻燻炭のつくりかた

まずは、新聞紙や薪などに火をつけます。
モミガラに火が付く前に消えてしまう場合があるので多めに。 

薪割りから挑戦!

火がついたら、燻炭器をかぶせ、周りにもみ殻をかけていきます。
燻炭器はこんな感じのもの。
専用のものがあるんですね、初めて見ました!

火が強すぎると燃えてしまうので
じっくりじっくり!
だんだん炭になって黒くなっていきます

燻炭器を取り、広げて水をかけて、完成♪
半日近くゆっくり炭化させました。

真っ黒ですごくキレイ!!

燻炭づくりの様子はこちらから↓

Torch事務局 on Instagram: "Torch提携農園に行ってきました。 もみ殻を炭化した燻炭(くんたん)をつくっていました。 火をつけたら撹拌しながら半日じっくり待ちます。 黒く炭化したら完成! 燻炭は、土壌改良のために使われます。 土壌の保水性を高めたり、中和したり、害虫を寄せつけなくする効果があります。 いい土壌には土壌微生物が増え、ふかふかの土になります。 手間ひまかけ、ゆっくりゆっくり時間が流れた一日でした。 Torch提携農園のわらを使ったしめ縄飾り、募集中です♪ #茨城 #常陸太田市 #燻炭 #農業 #有機農業 #やきいも #スローライフ #田植え #稲刈り #しめ縄 #正月飾り #練馬 #杉並区 #吉祥寺 #武蔵関 #杉並区ママ #練馬ママ #吉祥寺ママ #体操教室 #親子パン教室 #Torch #菌ちゃん農法 #循環型農業 #循環型社会" 7 likes, 0 comments - torch_jimukyoku on December 4, 2023: "T www.instagram.com

サステナブルな昔のくらし

今年、5月の田植えから始めました。
裸足でどろだらけになりながら稲をうえた子どもたち。

天然の泥んこあそびは最高!

そして9月。
せっかくなので、手刈りで稲刈りをしました。
新米はもちろんとてもおいしく感動!!

田植えから体験したお米は最高においしい

現在はほとんど農機で稲刈りをしてしまいますが、そうすると藁は粉々になってしまい、残りません。
今回は手刈りしたのできれいな藁までのこすことができたので、活用!!
わら仕事に挑戦です。
藁の綯い方を教わりながら、鍋敷きとミニホウキを作りました♪

ミニホウキは簡単にできますが、ほどよい弾力で卓上の消しゴムかすを集めるのに大活躍しています。

そして、もみ殻は、こうして燻炭にして土に戻して肥料に。
残ったわらも土に混ぜたり、冬の間の苗の防寒などに利用。

子供たち、学校でSDGSを学んで帰ってきます。
教科書だけの学びでなく、こうして実際に体験してまずは感じてもらうのも一歩だと考えています!

稲刈りの様子↓

Torch事務局 on Instagram: "Torchの提携農園が茨城県常陸太田市にあります。 常陸太田市では、かつて徳川家の献上米が生産されたといわれ、美味しいお米がとれます。 先日、Torch提携農園にて、春に田植えをした稲の収穫体験を行いました。 泥だらけになりながら植えたちいさな苗が立派に育ち、たくさんの稲穂がつきました。 それを、自分の手で刈り取る。 生き物を育てるってどんなに大変か。 食べるってあたりまえではないこと。 とびきりおいしい新米の味。おどろき。 この経験にはきっと“生きること”を見直す気づきがあるはず。 また、現代では稲刈りを機械で行うことが多く、手刈りでないと残らない藁は希少になっています。 今回刈った藁を大切に東京に運んで、12月にお正月のしめ縄飾りや鍋敷きなど、わら細工のワークショップを行います。 大切に育てた作物を余す所なく使う先人たちの知恵。 使い捨てが便利な現代においても見直したいですね。 #武蔵関 #上石神井 #善福寺 #武蔵野市 #吉祥寺 #習い事 #親子体操 #体操 #走り方教室 #フットサル #サッカー #跳び箱 #鉄棒 #トランポリン #水泳 #寺子屋 #パン教室 #マンツーマン #スポーツ家庭教師 #トーチ #Torch #子どもの居場所 #米粉パン #稲刈り体験 #農業体験 #藁細工 #しめ縄づくり #sdgs #茨城 #常陸太田" 9 likes, 0 comments - torch_jimukyoku on September 25, 2023: www.instagram.com

稲わらでつくるしめ縄づくりワークショップお申し込みはこちら

実際に見て、感じ、考える。
をテーマに11月から開講したTorchの環境講座。
11月の様子はこちら↓

12月はこの稲わらを使ったしめ縄飾りを作ります!

日程:12月23日(土)14:00~16:00
会場:関町地域集会所(東京都練馬区関町南4-22-1)
参加費:1200円(材料費含)
    ※材料追加は+500円です。
対象:5歳以上の親子(小学3年生以上は子供のみで参加可)

飾りに稲穂や松、水引、松ぼっくりなどを用意してあります。
およそ1時間程度で土台部分はつくり終わる予定です。
その後は退室自由となっています。
解散時間まで飾り付けても、ご自宅で作業しても、また、飾り付けたい材料
をお持ちいただいても結構です。

結び目の部分を上にするか、横にするかでも随分印象が違います♪
オリジナルのしめ縄を楽しんでね!

今回の事業が練馬区立関町リサイクルセンターの出前事業!
講師の先生からしめ縄の由来などを聞きながら楽しく作業しましょう。

お申込みはこちらから↓


Instagramで日々の活動を更新中♪公式LINEでは、最新情報をお届けします。ぜひフォローお願いします。

https://lit.link/torchjimukyoku

Instagram:@torch_jimukyoku
Mail: torch.jimukyoku@gmail.com

公式LINE

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?