曙橋

聞いた音楽や読んだ漫画をダシにして日記を書いてます

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記事一覧

Talking Heads - Sop Making Sense/Speaking In Tongues/雑記

2月にStop Making Senseが全国でリマスター版の上映したときに見てきたので感想と日記です。Stop Making Senseと言えばceroの高木昌平がフェイバリットとしてインタビュー…

曙橋
1時間前

雑記/Prince/20240522

プリンスを聞きながら散歩をするのが楽しい。プリンスのドラムの音ってそこまで分離よくないし今聞くと80sっぽいちょっとチープな質感が、正直自宅のスピーカーで聞いても…

曙橋
1日前

アマリリス

同作者による同時発売のスイミングと比べるとこちらは青年誌の方に掲載した作品を主に収録した短編集。表題作のアマリリス、めちゃくちゃ名作だと思うが、めちゃくちゃ切な…

曙橋
4日前
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ceremony

曙橋
6日前

スイミング

中学~高校生のとき毎週友達が買ってくれたジャンプとかを読んだりコンビニで立ち読みしたりしていて、それはよくなかったよなと思って働くようになってから電子書籍で毎週…

曙橋
7日前

エロチカの星

美大で絵を学んでいた主人公が好きになった女の子をきっかけに漫画を描くようになり、結局振られ、色々トラウマになったもののその頃の執着に逃れられず漫画を描き続けてい…

曙橋
8日前
1

山梨/スーパーカブ/OGRE YOU ASSHOLE

山梨と長野に行ってきた。車で。実質ほぼ旅行みたいな感じだった。まず車で片道4時間ぶっ通しで運転してどっか行くってのがよくよく考えると初めてだ。運転する量考えると…

曙橋
9日前
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Cloud Nothings - Attack On Memory(2012)

愛聴盤。Carparkよりリリースされたフルアルバムとしては2枚目(編集版入れると3枚目)にあたるアルバム。Carparkと言えば真っ先にCloud NothingsとSpeedy Ortizを連想する。…

曙橋
9日前
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20240512

スティーヴ・アルビニが亡くなった。こんなに自分に大きなものを与えてくれたミュージシャンは他にいないだろうし、間違いなく、最も影響を受けた方でした。Shellac、Rapem…

曙橋
11日前
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20240510

最寄りの路線が内房線ってところなんだけどいつも終点が久里浜って書いてあってどんな場所かずっと気になっていた。高校卒業して何回か東京に行く機会があって、総武線まで…

曙橋
13日前
1

スペシャル

スペシャルっていうヤバい漫画があるらしいよという噂は前々から聞いてたけど今更買って読みました。衝撃。こんなに素晴らしい漫画と出会わせてくれてありがとうという気持…

曙橋
2週間前

ふたりで木々を

楽園で連載されてた短編をまとめた平方イコルスンによる短編集。自分の中からじゃ絶対出てこない発想とかちょっとした考えがそのまま物語として昇華されたような不思議な短…

曙橋
2週間前
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d

曙橋
3週間前
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Sun Ra - Lanquidity(1978)

今年入ってからかなり聞いてるアルバム。自分は夜の闇の中、車内とか閉鎖的なハコで空間を感じる隙間の多い音楽を聴くのが好きだ。ポストロックやスロウコアもそうやって好…

曙橋
3週間前

20240430

最近は家から直接散歩に行くのではなく、車で15分くらい走って隣の君津市に車を停めてでっかい川沿いを散歩している。散歩ルートの終着点としてイオンの中に博文堂って本屋…

曙橋
3週間前
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女子攻兵

ここ1~2年の間で読んだなんとなく買った旧作漫画とかの中で一番衝撃を受けたかもしれない。ヤバイっす。松本次郎はIKKIのフリージアのイメージが強くて今やってるビュー…

曙橋
3週間前
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Talking Heads - Sop Making Sense/Speaking In Tongues/雑記

Talking Heads - Sop Making Sense/Speaking In Tongues/雑記

2月にStop Making Senseが全国でリマスター版の上映したときに見てきたので感想と日記です。Stop Making Senseと言えばceroの高木昌平がフェイバリットとしてインタビューとかで何回も話してるイメージがあって今回公開に関してのトークイベントかなんかで抜擢されたらしくめっちゃ嬉しかっただろうな・・・となり素直に良かったね・・・と思った。弟がceroの大ファンで毎年ライブに行

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雑記/Prince/20240522

雑記/Prince/20240522

プリンスを聞きながら散歩をするのが楽しい。プリンスのドラムの音ってそこまで分離よくないし今聞くと80sっぽいちょっとチープな質感が、正直自宅のスピーカーで聞いても普段よく聞く70sや90sの生音重視の音楽と比べてそこまで音の良さがダイレクトに伝わる感じはしない。イヤホンで聞くって感じでもないので、結構その辺歩きながらスマホのシャカシャカした劣悪なスピーカーで聞いても元がスカスカなのもありリズムが強

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アマリリス

アマリリス

同作者による同時発売のスイミングと比べるとこちらは青年誌の方に掲載した作品を主に収録した短編集。表題作のアマリリス、めちゃくちゃ名作だと思うが、めちゃくちゃ切ない。表紙のインパクトもすごい。でもエピローグが本当に良い。単行本初収録とのことだが読み切り掲載時読んでそのまま終わったら自分は耐えられなかったと思う。スイミングは少年少女の恋愛模様を描いた甘酸っぱい作品だったのに対し、今作はいきなり母親に捨

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スイミング

スイミング

中学~高校生のとき毎週友達が買ってくれたジャンプとかを読んだりコンビニで立ち読みしたりしていて、それはよくなかったよなと思って働くようになってから電子書籍で毎週買ってあの頃の贖罪みたいな気持ちでアンケートを出し続けるようになった。ジャンプは入れ替えが激しいので好きだった作品が打ち切りになると悲しんでいたが、でもアンケートに参加してなかった時点でそれは応援を一切してこなかったんだから何も文句言えない

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エロチカの星

エロチカの星

美大で絵を学んでいた主人公が好きになった女の子をきっかけに漫画を描くようになり、結局振られ、色々トラウマになったもののその頃の執着に逃れられず漫画を描き続けているもまるで結果がでない、そんな感じのダメな印象から始まる32歳童貞が色々あって10代の完璧そうな超絶美少女とエロ漫画を描くようになるという話。実はこの美少女も友達の姪っ子で小さい頃に面識があり、今はエロ漫画愛好家に。主人公の遠藤は原作担当、

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山梨/スーパーカブ/OGRE YOU ASSHOLE

山梨/スーパーカブ/OGRE YOU ASSHOLE

山梨と長野に行ってきた。車で。実質ほぼ旅行みたいな感じだった。まず車で片道4時間ぶっ通しで運転してどっか行くってのがよくよく考えると初めてだ。運転する量考えると結構憂鬱だったけど実際は高速道路沿いにどんどん移り変わる景色を眺めて色々想像するのがとても楽しかった。首都高も八王子の方とか初めて走ったけどある程度都会なのに奥の方にそびえ立つ明らかにデカすぎる山々や富士山がちょっとずつ見えてくるのと鉄塔の

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Cloud Nothings - Attack On Memory(2012)

Cloud Nothings - Attack On Memory(2012)

愛聴盤。Carparkよりリリースされたフルアルバムとしては2枚目(編集版入れると3枚目)にあたるアルバム。Carparkと言えば真っ先にCloud NothingsとSpeedy Ortizを連想する。当時まだ全然海外の音楽シーンとかインディーロックとかわかってなかった自分でも結構聞きやすかったアルバムで、ここ数日SNSで名前を見かけることが多く、自分もその流れで毎日レコードで聞いているが改めて

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20240512

スティーヴ・アルビニが亡くなった。こんなに自分に大きなものを与えてくれたミュージシャンは他にいないだろうし、間違いなく、最も影響を受けた方でした。Shellac、Rapemanはもちろん彼が担当した録音の数々は今でも自分の胸の中に大きく残っている。Dirty Three、Silkworm、Uzeda、Bedhead、Don Caballero、Superchunk、Cloud Nothings、例

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20240510

最寄りの路線が内房線ってところなんだけどいつも終点が久里浜って書いてあってどんな場所かずっと気になっていた。高校卒業して何回か東京に行く機会があって、総武線まで直通のやつで秋葉原や東京駅に行くようになってもそれでも久里浜ってまだまだ先だった。ちゃんと調べたこと一度もなかったけど遥か遠い場所にあるんだろうというイメージと、あと東京のそれより先ってもっと都会なのかなとか、今考えれば都心離れれば離れるほ

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スペシャル

スペシャル

スペシャルっていうヤバい漫画があるらしいよという噂は前々から聞いてたけど今更買って読みました。衝撃。こんなに素晴らしい漫画と出会わせてくれてありがとうという気持ちになった。あの最終話読んで、とにかく貪るように色んな人の感想や考察を漁ったりとか、イフのルートがあるんじゃないかとか作品について考えを巡らせたり、もう二次創作でもいいからとにかくこの世界の続きの話やその可能性を見たいと思わされた作品って今

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ふたりで木々を

ふたりで木々を

楽園で連載されてた短編をまとめた平方イコルスンによる短編集。自分の中からじゃ絶対出てこない発想とかちょっとした考えがそのまま物語として昇華されたような不思議な短編が多くて面白い。気難しい女の子がたくさん出てくるけど割と共感できるのが良い。自分自身日記で人に話すでもないような、記憶の反復の中で生まれてくる考えや言葉をばーっと記録に残すのが好きだけど、こういう発露の仕方もあるんだなと結構憧れるものがあ

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Sun Ra - Lanquidity(1978)

Sun Ra - Lanquidity(1978)

今年入ってからかなり聞いてるアルバム。自分は夜の闇の中、車内とか閉鎖的なハコで空間を感じる隙間の多い音楽を聴くのが好きだ。ポストロックやスロウコアもそうやって好きになっていったけど、ジャズというジャンルも録音物として隙間や部屋、及びその空間を感じられるものが多く感じている。静謐さが同居したアンサンブルが一番心地良い。このアルバムはそれを存分に堪能できて、自分がジャズに求めてるものが大体入ってる気が

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20240430

最近は家から直接散歩に行くのではなく、車で15分くらい走って隣の君津市に車を停めてでっかい川沿いを散歩している。散歩ルートの終着点としてイオンの中に博文堂って本屋があって、その売り場の決まった箇所を見て河川敷の駐車場に戻る。博文堂は何故か店内BGMが全くない静寂の本屋で、平日行くことが多いからお客さんも少なくて来店した人の会話や電話受け答えをするスタッフの話し声がほとんど筒抜けになってこっちまで緊

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女子攻兵

女子攻兵

ここ1~2年の間で読んだなんとなく買った旧作漫画とかの中で一番衝撃を受けたかもしれない。ヤバイっす。松本次郎はIKKIのフリージアのイメージが強くて今やってるビューティフルプレイスもめちゃくちゃ面白いけど、女子攻兵ってあまり周りで話題に出す人もいなかったしSNSの漫画好きの人たちのログにも無くて完全にノータッチでした。女子高生の形をした巨大ロボに乗って戦争をするおっさんが主人公の漫画で、なんとなく

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