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こんにちは!「東京ブラスオルケスター」です!(当楽団のご紹介)
■東京ブラスオルケスターについて私たち「東京ブラスオルケスター」は、都内の大学生によって、2005年に設立した吹奏楽団です。
学生・社会人を問わず、幅広い年代の団員が約50名所属しています。
活動は、毎週日曜日の昼または夜に4時間ほど、23区内(豊島区・江東区・北区・杉並区など)の公共施設にて練習を行っています。
当団では吹奏楽曲のみならず、管弦楽曲、映画音楽、スウィング等、幅広いジャンルの
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム~ブラオケ珠玉の演奏曲集~#6「サクソニック・ダンス 」
こんにちは^^*
ブラオケサックスパートより第 19 回定期演奏会のアンサンブル曲をご紹介させていただきます今回サックスメンバーが選曲した「サクソニック・ダンス」。
この作品は「シロート・サクソフォーン・アンサンブル」の委嘱により、2001 年 9 月に作曲されました。
「サックスを擬人化し、ダンスしている様子」をイメージして描かれたようです。
今回のアンサンブルメンバーは、踊り自体は苦手そ
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム~ブラオケ珠玉の演奏曲集~#5「トランペット吹きの休日」
本日は、8月4日の定期演奏会にて演奏する、ルロイ・アンダーソン作曲の「トランペット吹きの休日」を紹介します!この曲は運動会の曲としても多くの学校で採用されており、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
トランペット吹きの『休日』というタイトルとは裏腹に、休みなく細かく激しいフレーズが続き、主題のメロディーを次々と展開させていくため、最初はシンプルだったメロディーが、曲が進むにつれて忙しく
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム~ブラオケ珠玉の演奏曲集~#4「クラリネットキャンディ」
今回は 8/4(日)に開催される当団の第 19 回定期演奏会の演目より、我々クラリネットパートが大活躍する「クラリネット・キャンディー」をご紹介します。
作曲者はアメリカ出身のルロイ・アンダーソン。クリスマスソングの定番となっている「そりすべり」や、テレビ番組や運動会で BGM として使用されている「トランペット吹きの休日」の作曲者でもあります。
アンダーソンはクラリネットという楽器の音
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム~ブラオケ珠玉の演奏曲集~#3「落ち葉の舞う季節」
皆さんは「落ち葉」と聞いてどんな風景を思いつくでしょう か?
近所の公園のイチョウの葉、学校の窓から眺める色付いた 木々、有名な紅葉の並木道、人によって思いつく風景はたくさ んありますよね。
秋の代表的な景色だと思いますが、どこにでもあるけれど色相 豊かに広がる美しさに感動を覚えたり、時には哀愁を感じたり する人も多いのでは無いでしょうか。
作曲者である渡辺哲也さんが、様々な「葉が落ちる
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム~ブラオケ珠玉の演奏曲集~#2「マジックスライド」
今回も、前回に引き続き、8月4日に演奏予定の曲、「マジックスライド」についてご紹介します!!
その昔、トロンボーンは『神の声』や『神の楽器』と呼ばれ、神聖視されていた時代がありまし た。それ故、オーケストラでは 1 楽章丸々お休みだったり、19 世紀以前では宗教音楽を除いては 出番すらなかったりします。吹奏楽においてもハーモニーの土台を作る役割に回ることも多く、 トランペットやサックスといっ
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム~ブラオケ珠玉の演奏曲集~#1 打楽器4重奏「クリスタルの風」
キラキラと輝くように流れる風をウィンドチャイムと鈴、その風が山あいや街中をくるくると動き回る様をグロッケンやヴィヴラフォンなどの鍵盤楽器、時折激しく強く吹きつける様子をボンゴやコンガ、強風でおそらく何かが転がっているのであろう様子は不規則に鳴るクラベス。この曲を演奏するときにはこのように情景を想像しています。
さらに、風といえば自然。自然といえば四季。四季といえば、、、春はあけぼの。実はこの
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム〜映画音楽編〜#5「ニュー・シネマ・パラダイス」
はじめに
映画が大衆にとって重要な娯楽であった 1950 年代のシチリア島を舞台とした、感傷と郷愁、映画への愛情が描かれた名作中の名作(1988 年の映画)。
中年を迎えた映画監督サルヴァトーレ(=トト)が、映画に魅せられた少年時代の出来事と、青年時代の恋愛を回想する物語である。本映画の素晴らしい点は、物語の素晴らしさも去ることながら、物語そのものが完全に音楽と融合している点にある。
名曲名盤紹介コラム ~ クラシック#15 組曲《くるみ割り人形》より「行進曲」
皆さんは、人生で初めて聞いた曲を覚えているだろうか。きっとここを見ている音楽好きの皆様は色々な曲を挙げるだろう。私はカラヤンとベルリンフィルによって 1965 年に録音された《展覧会の絵》のプロムナードだった。
気になったのは、人はいつオーケストラ曲に出会うのか、ということだった。そこで、今回は「皆がよく知っている」という視点のもと、有名なオーケストラ曲を取り上げたい。
では、何をもって「
ブラオケ的ジャズ名曲名盤紹介 ~これを聴け~ #13 Pat Metheny Group “Still Life ~talking~” “First Circle”“Secret Story“
0.はじめに前回も期間が空いてしまったが、またしても、ジャズ編がだいぶご無沙汰になってしまった。
皆さんは素敵な音楽やジャズに出会えているだろうか?
さて、筆者は久しぶりに東京・青山にあるBlue Note Tokyoに行く機会があった。
久しぶりにジャズにどっぷりと浸る場所を訪れた理由は、私の尊敬してやまないアーティスト、Pat Methenyの演奏を聴くためだ。
クラリネットやサックスを演
ブラオケ的名曲名盤紹介〜マニアックな世界へようこそ…〜 #5「独特な曲集」
今回は、クラシックのジャンルに入りはするものの、なかなかに特徴的な曲について話していきたいと思う。
皆さんは、「音楽」と聞くと何を思い浮かべるだろうか。吹奏楽をやっていた人たちからすれば、きっとそれは自分がやっていたマーチや、コンクールの自由曲、定期演奏会でやっていたJポップや、アンサンブルでやっていた少人数編成の曲が思い当たるかもしてない。
はたまた楽器をやっていないという人であれば、Jポ
ブラオケ的名曲名盤紹介コラム〜映画音楽編〜#4日曜劇場『砂の器』より ピアノ協奏曲『宿命』
「砂の器」は、松本清張の長編推理小説であり、東京都大田区の蒲田駅操車場で起きた殺人事件をきっかけに、刑事の捜査と犯罪者の動静を描く作品である。これで、1974 年に映画化されるのみならず、7 回に渡ってテレビドラマ化され、非常に有名な作品と言っても過言ではない。従って、単に「砂の器」と言っても、どの版なのかによって曲の構成が異なるのだが、今回ご紹介させて頂く曲は、2004 年に TBS 系の日曜劇
もっとみる名曲名盤紹介コラム ~ クラシック#14 プーランク:生誕 100 年記念 室内楽全集
フランスの作曲家「フランシス・プーランク」の作品を聴くと、非常に独特且つ簡素な旋律で、どことなく心地良さを感じざるを得ない。オペラやバレエのような舞台音楽から、管弦楽曲、室内楽曲、合唱曲、教会音楽など、多岐に渡る作品を残しており、「プーランクの作品と言えば?」と聞かれたら、三者三様の回答が返ってくるであろう。その中で、今回ご紹介する室内楽全集は、プーランクの生誕 100 年を記念して 1999
もっとみるブラオケ的ゲーム音楽名曲名盤紹介〜玉響の記憶〜 #6『ポケットモンスター』
世間は12月に入り、いよいよ寒さも増して冬が到来しているが皆さんはどのように過ごされているだろうか。
12月、といえば年末もしかり、子供のいる家ではそろそろクリスマスのプレゼントを探り始める時期ではないだろうか。
筆者は、小学生のころ、DSをサンタさんにねだったところ、なぜか百人一首と裁縫セットをもらって、憮然としながら百人一首の坊主だけあつめたり、トランプ・タワーをつくったりしていたこと