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ジェネ授業研・第1期「揃わなさをいかに面白がるか」(7月,8月,9月)

ジェネ授業研・第1期「揃わなさをいかに面白がるか」(7月,8月,9月)

先日、ふと思い立ち、見切り発車で「ジェネレーター授業研究会」を立ち上げました。急だったにも関わらず、数日で参加者は20名も集まり、「揃わない前提」や「ジェネレーター」への関心の高さと課題意識を実感させられました。やっぱり、今こそ、なんだと思います。

揃わない時代は、カオスが前提であり、中動態的な感覚でジェネレートし合いながら、次のかたちをみんなで模索していくフェーズなのでしょう。国や行政、管理職

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『ハコール』創刊宣言(2024.6.29ver.随時更新予定)

『ハコール』創刊宣言(2024.6.29ver.随時更新予定)

自分たちの手で、自分たちの「ハコ」をつくる参加生成型メディア『ハコール』『ハコール』は、これまで通りの「ハコ」から抜け出し、丸裸な個人として、本当に書きたいことを書き、読みたいものをつくる参加生成型メディアです。

与えられた「ハコ」や誰かのための「ハコ」ではなく、「ハコ」に守られたり縛られたりすることもなく、一個人として、自分の「ハコ」を自分の手でつくる喜びを取り戻したい。既存のSNSプラットフ

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書きたい人のための『ライティング・ワークショップ』を開きます。

書きたい人のための『ライティング・ワークショップ』を開きます。

教員10年目の僕は、約10年の教員生活のなかで、唯一、長く続けてきた授業があります。

それは、「ライティング・ワークショップ(作家の時間)」という授業実践。

いわゆる、書く内容も書き方も決まっている従来の「作文指導」ではない、書きたいことを書きたいように書くことをベースとした「ワークショップ」の授業です。

詳しいことはこちらの著作を読んでいただくとして。

僕は、約8年間、小学校1~6年生の

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6/15(土)京都ジェネレーター授業研究会@遊子庵

6/15(土)京都ジェネレーター授業研究会@遊子庵

先日、こちらの授業研究会が発足しました。明日が初回です。詳しくは記事をご覧ください。

というわけで、オンラインでのはじまりを待たず、京都でもリアルな勉強会を開こうと思います。関心ある方は誰でもOK。以下の概要をご覧の上、Facebookメッセンジャーにて、ご連絡ください。

▼概要
日 時:2024年6月15日(土)10:00-15:00
場 所:遊子庵(〒604-0022 京都市中京区室町通御

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ジェネレーター授業研究会(仮)へのお誘い

ジェネレーター授業研究会(仮)へのお誘い

この春、僕が理事として関わってきたNPO授業づくりネットワークから、「揃わない前提」という大きなコンセプトを掲げた最新刊が発行されました。団体としては、初の発売前重版と、現在も4刷が決定するなど、広く関心が寄せられています。

つまり、多くの人たちは、「揃わない前提」ということにもうすでに気付いていたのだと思います。いろんなことが通用しなくなっている。もう、数十年前とは起きていることがまるっきり違

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【2月に延期決定】旅する自習室ー福島いわき編

【2月に延期決定】旅する自習室ー福島いわき編

“こたえは自分の外にある”

先日、編集者の藤本智士さんの『取り戻す旅』という本とご本人と出会った。10年前まで『Re:S』という雑誌を旅するようにつくっていたあの頃を取り戻すための旅をめぐる本。僕自身の10年前を思い返すと、僕は大学4年生で、夏までは自習室でひたすら教員採用試験の勉強をし、それ以降は北海道から地元奈良までヒッチハイクと徒歩だけの旅をしていた。そしてその旅は、その後10年の自らの歩

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4月2日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.2

4月2日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.2

『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会の第一弾を終えました。

いやー、揃わないよねー。でも、それに卑屈になりすぎず、面白がれる可能性もまだまだあるな。それはこうしたネットワークのなかで見えてくるものでもあるなと。

ということで、さっそくですが二週続けて、第二弾開催のご案内です。

前回は、読み手として公立小中のお二人をゲストにお招きしました。
今回は、本誌に登場する書き手語り手の

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3月26日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.1

3月26日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.1

我らが授業づくりネットワークの新刊が出ます。デザインを一新したリニューアル第1号、『揃わない前提の授業とクラス』。これまでとは何かが違う。そう感じた人も多いんじゃないかな。少なくとも、僕はそう感じました。ただ事ではないぞ、と。

そういえば、僕の教員一年目は壮絶だった。学校一の暴れん坊と格闘しながら、あとの20人との授業もやらないといけない。何もかも揃わなかった。そして、向き合えば向き合うほど、学

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対話に生きるゼミの「第3期」やります。

対話に生きるゼミの「第3期」やります。

夏が過ぎさって秋が深まっていく季節。毎年、まーぼー(古瀬 正也)とともに開いてきた対話に生きるゼミ「第3期」の開催が決まりました!

今日は、北八ヶ岳の森林を散策しながらその企画会議。苔の森を歩き、池を回り、岩に登り、まちを見下ろし、人とすれ違い、花と出会い、食を味わい、思いつきを語り。対話する身体から自ずと生まれるものが企画になっていく。もうすでに、僕たちの対話ははじまっています。

今年は、僕

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「教育の探究」講座・第0期(6月~8月)のお誘い

「教育の探究」講座・第0期(6月~8月)のお誘い

「とっくん!教育の講座、担当してよ!」

一本歯下駄GETTAの開発者であり、数々のプロアスリートのトレーナーも務める 宮崎 要輔さんからそんなお誘いがあり、いきなりですが、6月20日(火)から【「教育の探究」講座・第0期(6月~8月)】をえいやっとはじめます!

宮崎さんとは学生の頃に出会い、教員になってから僕をあっちこっちに連れ出してくださって、常に学校教育の外側の人たちと出会うきっかけをつく

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2024年3月3日(日)子どもとわたしを考えるきょうしつ vol.1「“在る(be)”を見つける」@京都遊子庵

2024年3月3日(日)子どもとわたしを考えるきょうしつ vol.1「“在る(be)”を見つける」@京都遊子庵

小さな縁と小さなニーズがあり、今回、「子どもとわたしを考えるきょうしつ」という場をひらいてみることになりました。

京都の町屋「遊子庵」でひらく、子どもに関わる人たちのための、小さな小さな学びの場です。

「子ども」や「わたし」に関するそもそもについて、その両側から、あるいは、その間で起こっていることを考える、勉強会というか体験会というか。今後、あらゆるテーマを扱っていく予定です。

セミナーやレ

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子どもに関わる人のためのワークショップー「みる」と「きく」から子どもへの関わりを見つめ直す3ヶ月ー

子どもに関わる人のためのワークショップー「みる」と「きく」から子どもへの関わりを見つめ直す3ヶ月ー

ふだん、子どものことをどんなふうに見ていて、どんなふうに聞いているだろう。

子どもに関わる現場で働く誰もが行っている一歩目、いろはの「い」、足元にある基本的なことを扱ってみる場を開くことにしました。

小学校から幼稚園を経てきた、僕の今の働きにも近いところにある関心ごとです。

子どもに関わろうとするちょっと手前で、あるいは同時にやっている「みる」と「きく」。その解像度が今よりもう少し上がれば、

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