とっくん

1992生。奈良から軽井沢。公立小で4年、軽井沢風越学園設立準備から6年目。これからの…

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1992生。奈良から軽井沢。公立小で4年、軽井沢風越学園設立準備から6年目。これからのことはまたどこかで。

マガジン

  • 「きょういく」と「はたらく」をぼんやり考える

    30代になったばかりのぼく、「とっくん」こと片岡利允が、「きょういく」と「はたらく」にまつわる、日々の気づきや関心ごとについて綴っていく雑多で不揃いなマガジンです。個人の活動報告なども。気まぐれ不定期更新。現在は個人として、軽井沢風越学園やNPO授業づくりネットワークなどに関わっています。個人として応援してくださる方もぜひ。いろいろと試していきます。

  • ミニコミ『ハコール』編集室

    「ハコ」をテーマにした、参加型ミニコミ『ハコール』の編集室です。『ハコール』に関する情報を随時発信していきます。なお、こちらのマガジンでの収益は全て『ハコール』の制作運営費用となります。応援してくださる方は、ぜひ購読よろしくお願いします。

  • ワークショップ、講座、イベント情報

最近の記事

1234年異年齢プロジェクト「とってみよう!」の実践記録を残してみよう!

なんやかんや、今年度はどっぷり風越に入り浸ってしまっている。 というのも、昨年度末に、理事長のしんさんに「来年度は週4でお願いします。」とお願いされてしまったので、昨年度の週3から1日増えることになったのだ。 僕は、個人事業主であり、どんな角度からでも、いつでもお仕事待ってます!体制なのだが、相変わらず、風越学園が中心で楽しくやっているというわけです。(まじで仕事ください!無茶振りでも何でも!!!) 4ヶ月やってみて気づいたのだけど、週4は、ほぼ週5だ。4は、ほぼ5。4

    • ミニコミ『ハコール』新米編集長850字日記#2

      先日、『ハコール』創刊宣言を書きました。 かつて1970年代ごろの雑誌には「創刊宣言」なるものがあったそう。 それに倣って、僕も「宣言」してみました。 「宣言」というのは、とても勇気のいること。自分の意志を公表することは、覚悟のいることです。今や、SNS上では批判合戦。いつどこからどんな石が投げられるかわからない。しかも、根拠が先に来ない、未知へ向けての宣言というのは、真っ暗闇の中で全力疾走するようなもの。どんな障害物にぶつかって怪我をしてしまうかわからない。 そんなな

      • 物憂げてられない五月雨な6月

        物憂げな6月の雨に打たれる今日この頃。あっという間に、6月も終わりだ。 6月の半ば、小3の男子が「とっくん〜。もう梅雨だからさ、これが終わったら夏だよね。ってことはもうすぐ夏休みだよね。」と言ってきた。 そうか、あなたは数的量的な時間感覚ではなく、季節の移ろいで時の流れを捉えようとしているのね。なんだかグッときた。 一方、僕自身はというと、物憂げてられないくらいに目まぐるしい日々を過ごし、五月雨に次々と事が起こっていき、夜も覚醒して寝付けないくらいアドレナリンな毎週末。

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        • ジェネ授業研・第1期「揃わなさをいかに面白がるか」(7月,8月,9月)

          先日、ふと思い立ち、見切り発車で「ジェネレーター授業研究会」を立ち上げました。急だったにも関わらず、数日で参加者は20名も集まり、「揃わない前提」や「ジェネレーター」への関心の高さと課題意識を実感させられました。やっぱり、今こそ、なんだと思います。 揃わない時代は、カオスが前提であり、中動態的な感覚でジェネレートし合いながら、次のかたちをみんなで模索していくフェーズなのでしょう。国や行政、管理職や上司からのトップダウンの質に期待している暇などなく、常に自分たちの手元で試しな

        1234年異年齢プロジェクト「とってみよう!」の実践記録を残してみよう!

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        • 「きょういく」と「はたらく」をぼんやり考える
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        • ミニコミ『ハコール』編集室
          ¥1,000 / 月
        • ワークショップ、講座、イベント情報
          12本

        記事

          『ハコール』創刊宣言(2024.6.29ver.随時更新予定)

          自分たちの手で、自分たちの「ハコ」をつくる参加生成型メディア『ハコール』『ハコール』は、これまで通りの「ハコ」から抜け出し、丸裸な個人として、本当に書きたいことを書き、読みたいものをつくる参加生成型メディアです。 与えられた「ハコ」や誰かのための「ハコ」ではなく、「ハコ」に守られたり縛られたりすることもなく、一個人として、自分の「ハコ」を自分の手でつくる喜びを取り戻したい。既存のSNSプラットフォームやマスメディアの上に踊らされるのではなく、自分たちの手で自分たちの「ハコ」

          『ハコール』創刊宣言(2024.6.29ver.随時更新予定)

          ミニコミ『ハコール』新米編集長850字日記#1

          ミニコミ『ハコール』をつくります! ということで、僕は今日から『ハコール』編集長になりました。笑 今日から8月5日の創刊に向けて、少しずつ『ハコール』にまつわるあれこれについて情報発信していこうと思います。『ハコール』は、「ハコ」が一つ大きなテーマ。「ハコ」にちなんで「850」字日記(笑)。少しでも気になった方は、一緒にやりましょう!今日はまず、きっかけになった話からです。 きっかけは、『イコール』の創刊と「橘川幸夫」の言葉 かつて、1970年代に『ロッキング・オン』や

          ミニコミ『ハコール』新米編集長850字日記#1

          書きたい人のための『ライティング・ワークショップ』を開きます。

          教員10年目の僕は、約10年の教員生活のなかで、唯一、長く続けてきた授業があります。 それは、「ライティング・ワークショップ(作家の時間)」という授業実践。 いわゆる、書く内容も書き方も決まっている従来の「作文指導」ではない、書きたいことを書きたいように書くことをベースとした「ワークショップ」の授業です。 詳しいことはこちらの著作を読んでいただくとして。 僕は、約8年間、小学校1~6年生の子どもたちと「作家の時間」を通して、書くことについて実践しながら考えてきました。

          書きたい人のための『ライティング・ワークショップ』を開きます。

          6/15(土)京都ジェネレーター授業研究会@遊子庵

          先日、こちらの授業研究会が発足しました。明日が初回です。詳しくは記事をご覧ください。 というわけで、オンラインでのはじまりを待たず、京都でもリアルな勉強会を開こうと思います。関心ある方は誰でもOK。以下の概要をご覧の上、Facebookメッセンジャーにて、ご連絡ください。 ▼概要 日 時:2024年6月15日(土)10:00-15:00 場 所:遊子庵(〒604-0022 京都市中京区室町通御池上ル御池之町305) 対 象:関心のある方はどなたでも 定 員:5名ほど(最低

          6/15(土)京都ジェネレーター授業研究会@遊子庵

          ジェネレーター授業研究会(仮)へのお誘い

          この春、僕が理事として関わってきたNPO授業づくりネットワークから、「揃わない前提」という大きなコンセプトを掲げた最新刊が発行されました。団体としては、初の発売前重版と、現在も4刷が決定するなど、広く関心が寄せられています。 つまり、多くの人たちは、「揃わない前提」ということにもうすでに気付いていたのだと思います。いろんなことが通用しなくなっている。もう、数十年前とは起きていることがまるっきり違うのでしょう。次に進む覚悟が必要なのだと。 僕自身、なかなかの暴れん坊と格闘す

          ジェネレーター授業研究会(仮)へのお誘い

          【2月に延期決定】旅する自習室ー福島いわき編

          “こたえは自分の外にある” 先日、編集者の藤本智士さんの『取り戻す旅』という本とご本人と出会った。10年前まで『Re:S』という雑誌を旅するようにつくっていたあの頃を取り戻すための旅をめぐる本。僕自身の10年前を思い返すと、僕は大学4年生で、夏までは自習室でひたすら教員採用試験の勉強をし、それ以降は北海道から地元奈良までヒッチハイクと徒歩だけの旅をしていた。そしてその旅は、その後10年の自らの歩みを方向づけたように思う。 4ヶ月前、岩手県遠野で開かれた、西村佳哲さん主催の

          【2月に延期決定】旅する自習室ー福島いわき編

          「30歳の転機」というテーマで雑誌連載がスタートしました。

          新雑誌『イコール』が創刊された。1970年代に『ロッキングオン』『ポンプ』などの雑誌を立ち上げ、以降、参加型メディアを追求してきた橘川幸夫氏による、新しい紙の雑誌。70歳を過ぎているとは思えない、バイタリティで、新しい運動体を短期間でつくり上げた。記憶が正しければ、この『イコール』を構想しはじめてから、まだ半年ほどしか経っていないと思う。Amazonの販売ページには、このように書かれている。 『イコール』については、橘川さん本人のこちらのnoteの記事が詳しい。 関心ある

          「30歳の転機」というテーマで雑誌連載がスタートしました。

          え、教員10年目やん。

          4月5月、なかなかnoteまで辿り着けず。数メートル手前で挫けた日もあった。日々、書きたいことは山積み。書かないと書けない。ので、書く。 ちなみに4月5月、組織はもう懲り懲りだと思っていたけど、結局、組織内のあれこれに奔走していた。好きなんだろうな。ゴールデンウィークの関西帰省の時にも、家族内の関係性のために時間を割くあたり、「まあ、これは長男の使命か・・・」と変に納得してしまっている。嫌いじゃないし、オレがやるしかないから、やるよ。じっとしていられないからね。そういうこと

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          え、教員10年目やん。

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          今年度最後の仕事。

          今年度最後の仕事は、上映会の主催だった。 3月30日(土)。午前はトエックドキュメンタリー映画「自由な学校」の上映会&監督トークショー、午後のワークショップからの聴き合う場を開いた。

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          今年度最後の仕事。

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          4月2日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.2

          『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会の第一弾を終えました。 いやー、揃わないよねー。でも、それに卑屈になりすぎず、面白がれる可能性もまだまだあるな。それはこうしたネットワークのなかで見えてくるものでもあるなと。 ということで、さっそくですが二週続けて、第二弾開催のご案内です。 前回は、読み手として公立小中のお二人をゲストにお招きしました。 今回は、本誌に登場する書き手語り手のお二人をゲストにお招きします。 稲井さんは、オルタナティブな私立小学校で実践し

          4月2日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.2

          3月26日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.1

          我らが授業づくりネットワークの新刊が出ます。デザインを一新したリニューアル第1号、『揃わない前提の授業とクラス』。これまでとは何かが違う。そう感じた人も多いんじゃないかな。少なくとも、僕はそう感じました。ただ事ではないぞ、と。 そういえば、僕の教員一年目は壮絶だった。学校一の暴れん坊と格闘しながら、あとの20人との授業もやらないといけない。何もかも揃わなかった。そして、向き合えば向き合うほど、学校一の暴れん坊は、学校一困っていた子だったということを知る。どうすることもできな

          3月26日(火)20:00〜『揃わない前提の授業とクラス』を読み聞き考える読書会vol.1

          あったことは、あったんだと、ちゃんと残しておきたくて。(2023年10月と11月)

          ちゃんと残しておこう。 さて、どんどんいきましょうか。(詳しくは上の記事にて) 2023年10月3日 インタビューとスケッチ 西村佳哲さん(僕はニシさんと呼んでいる)が開く、「インタビューのワークショップ」に参加。岩手は遠野の山の上にある、「クイーンズメドウ」という馬とともに暮らす施設にて4泊5日。なにも、インタビューについて学びたかったわけではなく、「きく」という大きなテーマ探究とこれまでのご縁をきっかけにして参加することにした。 僕はニシさんに、ニシさん自身のイン

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          あったことは、あったんだと、ちゃんと残しておきたくて。(2023年10月と11月)

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