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ミニコミ『ハコール』新米編集長850字日記#2

先日、『ハコール』創刊宣言を書きました。

かつて1970年代ごろの雑誌には「創刊宣言」なるものがあったそう。
それに倣って、僕も「宣言」してみました。

「宣言」というのは、とても勇気のいること。自分の意志を公表することは、覚悟のいることです。今や、SNS上では批判合戦。いつどこからどんな石が投げられるかわからない。しかも、根拠が先に来ない、未知へ向けての宣言というのは、真っ暗闇の中で全力疾走するようなもの。どんな障害物にぶつかって怪我をしてしまうかわからない。

そんななか、えいやっと「宣言」してみたのです。
しかし、面白いことに「宣言」した途端、物語は早速動き出します。

「書いてみたい!」
「書くよ!」
「よくわかんないけどやってみたい!」

あちこちから反応が返ってきて、気がつけば『ハコール』の書き手は40人を超えていました。えらいこっちゃ。全国各地からの参加があり、これは一つのムーブメントになりうるぞ、と。すると、気がつけば不安は期待へと変わっていました。反応がある、仲間がいるということが、どれほど心強いことか。

書き手は全員、20代を通して何かしらどこかで僕と交友関係があった人たちです。まずは、気の知れた仲間たちと遊びながらつくっていきます。

残るは北陸地方のみ!

宣言の後、毎週日曜日の朝8時から8時50分で定例会議を開きはじめました。そこでは、毎週更新される『ハコール』の説明会を開いています。まだ影も形もないので、参加する一人ひとりの声が『ハコール』の輪郭を描く一声になりうるわけです。

また、毎週入れ替わりで書き手が参加するので、毎週が顔合わせ。そもそも『ハコール』をつくることを目的として集まってはいるのですが、実は本当の目的はその先。それぞれが原稿を書いて終わり、ではなく、表現する人同士が出会い交流することによって生成される新たな兆しを追いかけていきたいのです。だから、「顔」が見える関係性づくりのための「顔」合わせを毎週します。

そんなわけで、気になる方は、一度「顔」を出してみてくださいな!

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「ハコ」をテーマにした、参加型ミニコミ『ハコール』の編集室です。『ハコール』に関する情報を随時発信していきます。なお、こちらのマガジンでの…

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