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【2月に延期決定】旅する自習室ー福島いわき編

“こたえは自分の外にある”

先日、編集者の藤本智士さんの『取り戻す旅』という本とご本人と出会った。10年前まで『Re:S』という雑誌を旅するようにつくっていたあの頃を取り戻すための旅をめぐる本。僕自身の10年前を思い返すと、僕は大学4年生で、夏までは自習室でひたすら教員採用試験の勉強をし、それ以降は北海道から地元奈良までヒッチハイクと徒歩だけの旅をしていた。そしてその旅は、その後10年の自らの歩みを方向づけたように思う。

4ヶ月前、岩手県遠野で開かれた、西村佳哲さん主催の「やまの自習室」なるものに参加をした。僕は昨年、30歳の転機を迎えている。その節目をめぐって、あれこれ言葉にしておきたいこと、書いてまとめたいことがたくさんあったのだ。僕にとって20代とはどういうものだったのだろう。30代をどう生きていこう。そういった類の漠然としたものだ。自習室なのでそれぞれ読んだり書いたり、手仕事や散歩など思い思いの時間を過ごす。極めてワークショップな数日間だった。

前がきがやや長くなってきてしまっているが、そんなこんなで、教員10年目の今年、「旅」と「自習室」をやりながらここまでの教員としての10年を振り返り、これからの10年を見渡したいなあと思っている今日この頃。それでもやはり、日々に忙殺され、大事なことが後回しに・・・。

そこで、「旅する自習室」というものを開いてみます。

旅先で、いつもとは違う土地や人と出会い、美味しいものを食べて、いい風景を眺める。日常ではなかなか手をつけられていない、でも自分にとって本当は大事な読書や書き物に勤しんだり。そんな、2泊3日を全国あちこちでやってみたいと思います。せっかくなので、仲間を募って。

第一弾は「福島県いわき市」。案内人は教員仲間の菊地南央くん。私立小学校で勤める、「面白い実践家」兼「ゴキゲンなサーファー」です。岩手県に行く途中には、いつも家に泊めてもらっていて、ご家族もいい温かい人たち。そんな菊地南央くんの案内で、今回は福島の地で自習室を開きます。海が見られるといいな。

てなわけで、「あ、今の自分に必要だな」と直感した人はぜひお申し込みください。旅メインな人がいても、自習メインな人がいてもいいなあと思っています。締切は6月12日です。

▼概要
日 時:7月13日(土)14日(日)15日(月祝)
集 合:13時ごろJR湯本駅
解 散:11時ごろJR湯本駅
宿泊先:福島県いわき市温泉街ゲストハウス
対 象:旅や自習を必要としている人なら誰でも
定 員:10人程度(最低催行4人)
参加費:15,000円
宿泊費:10,000円程度(人数により変動)
持ち物:事前オンラインで確認します。
世話人:片岡利允(軽井沢風越学園)
案内人:菊地南央(会津若松ザベリオ学園)
備 考:宿泊費には朝食も含まれます。

▼スケジュール
DAY0_7/6(土)20-21時:旅の身支度(オンライン説明会)
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DAY1_7/13(土):フィールドワーク、夜の自習
DAY2_7/14(日):朝昼夜たっぷり旅と自習
DAY3_7/15(月祝):朝の自習、チェックアウト(〜10時)
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DAY4_7/21(日)20-21時:旅の荷解き(オンライン振り返り)

▼お申し込みフォーム(締切は6月12日)
https://forms.gle/VNBCWiQL1xeZTtHdA

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