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講義外で初めて手話を使った話
スーパーで友人と話していると、後ろから男の人が近づいて友人の肩を叩いた。
「おう!久しぶりだな!」そう言って手を挙げて挨拶する友人。
男の人はニコニコするばかりだったが、おもむろに手話を使い始めた。
『手話だ』なんとなくしかわからないが、ところどころ知っている手話が交差する。
すると友人が「今友達と話してたんだ」と私を指さした。
私は覚えていた「こんにちは」という手話を使いながら口話ではなく言葉に
皆が言う「父親」と、私が知っている「父親(異星人)」を一緒にされると話が食い違ってしまうので
「父親」というものは、愛情深く、何があっても見捨てない安心できる男性という人が多いと思うが、たまに何を言っても話が通じない異星人みたいな「父親」という生物が混ざっている。
これを双方が「父親」という固有名詞で話すとき色々な入れ違いが生じる。
「私の父親ってね」その後に続くのはその人の「父親」であり、相手の「父親」ではないということに多くの人は気づいていない。
だから、一方がイメージするものと
人に言えないこともある
深夜2時というのは基本的にゴミみたいなことを考えるものなんだと、この年齢でしみじみ感じている。
というわけで、おまちかねの深夜の2時がやってきた。
どんなにマイナスなこととか、自分の中にある泥に気付こうが、この時間に考えることは全てゴミであるという一言が私を現実に帰らせる。
とりあえず寝るか。