手話教室7日目

手話は疑問詞が最後に来る。と教わってからというもの、今まで単語で習っていた手話が文章の気配をおびてきた。

他にも手話を習う時に見る『これから実際に手話でやってみます』という動画から文字翻訳が消えたりと、7日目にして一段レベルが上がったと思うものが多くなった。

私自身も手話を習うようになってから、日常の会話や人との接し方が変わってきたように思う。
私は俗にコミュ障と言われる部類に入るのだが、それが若干緩和されているように思う。

手話では相手の目と口を見て話すので、最近は手話ではない会話の中でも相手の目を見る回数が多くなったように感じる。同時に、相手の目を見て話していなくても伝わる健常者との会話に、少し違和感を感じるようになった。
また、手話では『口話』と呼ばれる口の動きが重要になるため、日常で話す言葉もハッキリしてきたように感じる。

今までコミュニケーションという人と人との最低限の関りにおいて、皆さんにどれだけご苦労を書けたのかと思うと、申し訳なくなってくる。

とにかく、私のように人とあまり関わらなかったがゆえにこじらせてしまった会話の癖を矯正にするためにも手話というのは有効なのだと思う。

ちなみに今日の講座では「職業」について習った。習う流れで参加者の職業も知れたのだが、多くの人が本屋の資格コーナーで見たことがあったり、教科書に出てくる立派だといわれる職業だったので驚いた。
同時に少し気後れしそうになった。

手話の内容で思い出したのだが、今回も口座の本と違う「地元の手話」を習った。
しかも今回は2人いる先生までもが違う表現を使っていた。
動画と先生2人。どれも違う手話を披露され、いったいどれを覚えればいいのかと悩んでしまった。ただこれも「個性・個人のクセ」で話を片づけられるので、手話というのは懐が深く広いのだと実感する。結局は口話で判断するから問題がないらしい。




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