ササケ

日々思うことを徒然と。

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最近の記事

手話教室3日め

※閲覧注意  (理由:実家が嫌いなんです) 今日は「家族を紹介しよう」という題名で講義は始められた。 実家と仲が良くない私は嫌な予感しかしなかったが、とりあえず講義に参加した。 講義が始まり簡単に先週の予習を終えた後、講師の合図で「お父さん」「お母さん」の手話を習う。 「お父さんという手話は、人差し指で頬を撫でて、親指を立てて上に上げます。」 「この頬をなでるというのは『自分と似ている』という意味です。 親指を立てるのは『男の人』という意味でしたね。上に上げる仕草は『

    • 手話教室3日目

      「あなたは山田さんですか」 「いいえ、私は中村です」 普段なら耳を疑うような会話が手話で繰り返された。 2日目の講座で教えられた「名前」の手話。 今日の講師はこれを繰り返し、順番に生徒に質問していく。 生徒は、講師の手話を見てそれが自分の名前かどうかを判断し、回答する。 さて、これは意外に高度な授業だった。 1つ目に、生徒は自分の名前を手話で覚えていなければいけない。 2つ目に、生徒は講師が示す名前を理解しなければいけない。(まぁそうともかぎらないが。) 次に行われた

      • 手話教室2日目

        市町村が主催する手話教室は基本無料だ。(テキスト代のみ5000円/年 ほど支払いが必要) 1年間同じ曜日に参加し20名ほどで同じプログラムを学ぶ。 今日やっと「自己紹介をしてみよう」と題して講座が始まった。 前に注目するよう言われた後ホワイトボードに参加者の名前が表示された。 その後一人ひとり前に出てくるよう指示があり、1人ずつ講師から自分の名前の手話を教えてもらうことになった。 参加者が前に出て、先生の前に立つ。 先生は名札を眺めて少し考え「あなたの名前はコレだよ」と手

        • 人に言えないこともある

           深夜2時というのは基本的にゴミみたいなことを考えるものなんだと、この年齢でしみじみ感じている。  というわけで、おまちかねの深夜の2時がやってきた。  どんなにマイナスなこととか、自分の中にある泥に気付こうが、この時間に考えることは全てゴミであるという一言が私を現実に帰らせる。  とりあえず寝るか。

        手話教室3日め

          手話教室1日目

           市が主催する手話教室に申し込んでみた。  なぜ手話なのか。そう問われて考えたが胸を張って出せる理由が手元に無かった。  あえて言うなら、学生の時の同級生が手話で話していると風のうわさで聞いたとか、昔、大人に選ばれた人だけがいけるクラスの一つに手話教室があったからだとか、仕事でろうあ者の方と意思の疎通が取れにくく歯がゆい思いをしただとか、どれもこれも羨望や悔やみ、嫉みにまみればものばかりで、表に出せるほど「ちゃんとした」理由にならないと感じていた。困った私は、なぜのなかという

          手話教室1日目

          書類チェックのコツ「印をつける」#7

          資料を作ったら「確認」をしよう。 この記事ではいろいろな確認方法について書いているよ。 資料を確認しながら、印をつけておこう 指でなぞっても良いんだけど、きっとそれだけでは「見逃し」があると思う。 『資料をよごしてはいけないから』 『資料に落書きをしてはいけないから』 という場合は、コピーをとってでも確認した部分に印をつけていこう。 何を使うか 蛍光ペン 鉛筆 などを使って印をつけてみよう。全部確認した後は、前記事の「虫の目」「鳥の目」で見れば見逃しが無くなるよ。

          書類チェックのコツ「印をつける」#7

          書類チェックのコツ「虫の目、鳥の目、上司の目」 #6

          チェックのしかた 「虫の目、鳥の目」っていう言葉は聞いたことがあるかもしれないね。 「上司の目」というのは、たった今、私が考えた言葉だからきっと誰も知らないと思う。 でも、知っておくと対人関係も良くなるし、きっと役に立つと思うから書いてみるね。 「虫の目」 「虫の目」というのは、紙の上を虫がはう様に細かく見てねということだよ。 数字なら一文字一文字、紙の隅まで、ゆっくりとしたスピードで全体を確認することを指すよ。 「鳥の目」 「鳥の目」というのは、紙の上の方から全体

          書類チェックのコツ「虫の目、鳥の目、上司の目」 #6

          仕事書類のチェックのコツとは #5

          前の記事でお話ししたチェックのコツは 「見る」というのは「ただ見る」ではなく「観察、確認」 自分が何を苦手なのかを知る 焦らず時間をかけても良い コピー用紙を無駄にしても良い の4つだったね。詳しく説明するね。 「見る」というのは「ただ見る」ではなく「観察、確認」 「チェックしてね」「ちゃんと入力確認してね」 と言われたと例え話をするね。 「見た」時に「見ているか」、「見ていないか」という話をするよ。よかったら読んでみてね。 じゃあ、少し数字の確認をお願いした

          仕事書類のチェックのコツとは #5

          仕事でミスをふせぐチェックの仕方 #4

          どうやって確認するの? 「ダブルチェック」や「トリプルチェック」という言葉があるんだ。 聞き慣れた人も多くて「ちゃんとダブルチェックした?」なんて方法で使われる言葉だから聞いたことがある人もいるかもしれないね。 ダブルチェックって何? 2回確認することをダブルチェックっていうんだよ。 だから、トリプルチェックなら3回確認することを意味することがあるよ。 職場によっては「2人で確認することをダブルチェック」「3人で確認することをトリプルチェック」とよぶことがあるよ。

          仕事でミスをふせぐチェックの仕方 #4

          「教えてもらった仕事」のメモの書き方 #3

          まずはメモをとって欲しい メモをとらない人もいるし、とる必要がない人もいる。 その違いって何だと思う? 例えば仕事に慣れた人なら、メモをとる必要がないこともある。 でも、仕事に慣れていない人ならどうだろう。 とにかくメモが必要だって知ってほしい。仕事に慣れた人だってメモをとる事があるんだよ。 メモをとりたくない人もいるよね メモをとるより聞いた方が早いし、インターネットで何でも調べられるし。 そんな気持ちはわかる気がする。 出来れば一度言われたことを一語一句覚えていれ

          「教えてもらった仕事」のメモの書き方 #3

          仕事のミスはどうやったら無くなるのか #2

          まずはまわりにいる人が何を言っているか思い出してみよう 自分で考えてもわからない場合、誰かに言われた「注意」について考えてみよう。 「あせらなくていいよ」 「復唱するといいよ」 「メモをとってね」 こんなことを言われた事はあるかな? 実は言われた言葉に素直に従うのが1番近道なんだ。 誰かの言葉は第三者目線 誰かに言われたっていうことは、第三者目線で自分を見ていてくれるって事なんだ。 つまり、客観的に見て足らない点を教えてくれている。 どうすればいいかの大枠を教えてくれ

          仕事のミスはどうやったら無くなるのか #2

          仕事でミスを無くすためにできる事とは #1

          なんでミスをするんだろう まず『なんでミスをするのか』がわかっていないと何もできないんだけど、知らないうちにやってしまったミスって原因がわからないよね。 なのに「対策をたてろ!」って言われてもやっぱりなにをやっていいのかもわからないかもしれない。 実は、注意している人間にも原因がわからない 実は、注意している人間にも『何が原因か』わからないんだ。 あなたは意外に思ったかな? じゃあ、だれがわかるっていうんだろう。 ミスの原因は自分にしかわからない そんなこと言われて

          仕事でミスを無くすためにできる事とは #1

          幸せな生活が虚ろに見えるとき、夢であれば良いと考えた

           機能不全家族と暮らしていると、現実世界が虚ろに見えてくるときがある。  幸せなことがあっても『もしかしてこれは夢でいつか覚めるんじゃないだろうか』と思うことがある。 だって私は『〇〇で✕✕で▲▲で…だから幸せなんて知らないのに』と侮蔑的な枷をつけ直し1人納得してしまう。  じゃあいっそのこと夢でいいんじゃないだろうか。  幸せな夢を見て『ああ起きたくない』と思うように、目が覚めたままで夢を見ていると思えばいいんじゃないかなと最近思い始めた。  幸せな。幸せな夢を。  いつ

          幸せな生活が虚ろに見えるとき、夢であれば良いと考えた

          あと何日過ごせるか考えたことはあるだろうか

          愛しい人を残し去る時を想像したことがあるだろうか? 人はなぜか皆死ぬのだけれど、なぜか皆今ではないと思っているフシがある。 ある日ふと私は、エンディングノートに「布団カバーはファスナー式のカバーに変えること」という一文を書き加えようと思った。 意外な不器用なあの人はたぶん簡易式のゴムの入った布団カバーを一人では変えられないだろうと思ったからだ。 もし私がいなくなれば色んなことがこの人に降りかかる。 だから出来れば長生きして見送ってから、静かに人を思う毎日を過ごしたいと

          あと何日過ごせるか考えたことはあるだろうか

          あるマラソン大会でのできごと

          会社の人間があるマラソン大会を走るというので近場ということもあり応援にでかけた。 朝早く、これでもかという程の人がそれぞれ笑顔で雨の中走り出し、沿道の人は手を振り見送る。 真面目な顔をしたスタッフが行き交う車を牽制し、端に追いやる。 走る人のことを「ランナー」というのだが、ぞろぞろと走る彼らを送り出すと騒がしかった道はとたんに静かになる。 道路規制は解除され、揃いのカッパを着たスタッフ達が雨に濡れ重くなった腕を上げながら沿道の旗をまとめて片付ける。 ふと建物の中を覗い見れ

          あるマラソン大会でのできごと

          もしも、あなたが居なかったら

          もしも貴女が居なかったら。 私は存在意義をなくしてしまいます。 食べることすら義務になり食事を作ろうとすら思わなくなるでしょう。 残された家族が絶えるまでは放棄もできず、後を追うことを望みながら、生きようとも死のうともしない無の状態で生きると思います。 もしもあなたが居なかったら。 私は空が暗くなるまで家に帰らなくなるとおもいます。 あなたが帰ってこない場所で待つのが辛いから、会えないのは家に帰らないからだと理由をつけて、ただ寝る為の場所にすると思います。 もしもあ

          もしも、あなたが居なかったら