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町中華、うち中華

ラーメン屋さんにいくことはあまりないのですが、ここ数年テレビの特集なんかでも話題にもなる、町中華は大好きです。

もともと小皿を並べる感じで少量ずついろいろ食べたい派で、しかも晩ごはんのときはビールが飲みたいし…となるとラーメンどどーん、これがメインだ、炭水化物だぞというスタイルのラーメン屋さんより、小皿のおつまみをつつきつつ、メインにおかずをひと皿を選ぶ中華料理屋さんのほうが、いいんですよね。

中華料理のお店といっても、高級店もありますが、ひとりでふらっと入ってビールを頼んでとなると、もちろん町中華。和食でいうと居酒屋だったり、大衆食堂だったり、そんなお店の中華版に惹かれます。


🍺今回のおしながき

そしてたまにおうちごはんでも、そんなメニューを再現することも。

❶おつまみ3種盛り
・メンマの中華和え
・甘酢肉団子
・春雨サラダ
❷レバニラ炒め

メインひと品、おつまみ小皿添え。町中華ならぬ、“うち中華”です。

🍜レバニラ炒め

まずはメインをご紹介。

レバニラのレバーって豚が主流だと思うのですが、実は豚、牛のレバーは苦手でして、いつも使うのは鶏レバーです。

鶏のレバーだけは好きなんですよね。

ところで、このひと品、お店のメニューなんかではレバニラって書いてるお店と、ニラレバって書いてるお店がありますよね。どっちの名前で呼ばれても通じるけれど、我が家の“うち中華”のお品書きは“レバニラ”です。

🍜おつまみ3種

  1. メンマの中華和え

  2. 甘酢肉団子

  3. 春雨サラダ

😋メンマの中華和え

メンマはラーメンのトッピングに欠かせない存在。ごくたまにはラーメン屋さんにいくこともあるのですが、ビールのおつまみ用にメンマの小皿メニューがあると、ちょっと嬉しくなったりします。

🔪材料
・メンマ
・乾燥わかめ
・ねぎ
・こしょう
・ごま油

今回はそのメンマをおつまみの一品に仕立てます。

細切りのねぎ、水で戻したわかめと一緒にごま油とたっぷりのこしょうで和えます。

食感の違う素材を組み合わせて、シンプルな味付けでいただくと、ビールが進みます。

😋甘酢肉団子

中華の肉団子はなんといっても、甘酢味。

肉団子のポイントは下揚げ。

タネを丸めたら、片栗粉をまぶして揚げておきます。

💧甘酢の材料
・酢
・醤油
・みりん
・砂糖

お酢、醤油、みりん、砂糖を合わせてお鍋に。

肉団子に絡めていくと、衣の片栗粉の効果でとろみがついてきます。

とろっとした餡がつやつやです。

酢豚の甘酢はケチャップを入れるのが好きなんですけど、肉団子単体のときは、べっこう色に仕上がる醤油ベースのこのタイプが好みです。

😋春雨サラダ

中華って洋食と比べると、生野菜のイメージが少ない気がします。でも定番のサラダはありますよね。

それがこれ。春雨サラダ。けっこう好きなんです。

🔪材料
・春雨
・ハム
・玉ねぎ
・きゅうり
・にんじん
・醤油
・酢
・砂糖
・ごま油

茹でてしっかり水気を切った春雨を、塩もみして水けを絞った野菜とハムに合わせます。

よく考えると甘酢味が、肉団子とかぶってますね。でも、甘酢好きなんですよね。

🍺これが我が家のうち中華

フレンチやイタリアンなら前菜、オードヴル、アンティパストとちょっとおしゃれな感じで呼ぶところですが、うち中華ですからね。おつまみと呼びます。もちろんビールはスタンバイ。

メインのレバニラと合わせていただきます。

うち中華は気軽で美味しい、我が家の味。ひと口食べてほっとして、またひと口食べて嬉しくなる、そんな味です。場所は自宅。ビールもすこしくらい飲みすぎても安心。今夜は思う存分、うち中華を楽しみます。

🍺うち中華“時計屋厨房”のお品書き

うち中華のメニューは、まだまだ豊富。

トケイヤkitchen…もとい“時計屋厨房”のお品書きを考えてみたら、こんな感じになりました。

😋棒棒鶏

冷たい前菜系のおつまみといえば、これもいいですね。自家製鶏ハムを使って作れば、常備菜アレンジとして手軽に作れるのも魅力です。

😋甘酢肉団子の酢豚風

肉団子は野菜とあわせて酢豚風にすると、ボリュームが出てメインのポジションに。レンチンしたじゃがいもを合わせると食べ応えもばっちりです。

😋鶏の唐揚げ

唐揚げも街中華の定番。こしょうをたっぷり振って食べるのも好きです。

😋しゅうまい

しゅうまいは蒸し器がないと作れないと思っている方がいたら、このレシピでぜひ試してみてほしいです。

😋焼き餃子

街中華といえば外せないのが餃子。ビールのお供に最高です。パリパリに焼いた皮の底の食感って、かけがえがないですよね。

😋麻婆豆腐

麻婆豆腐は手間がかかりそうでいて、実はとっても手早く作れるスピードメニュー。トケイヤkitchen定番の水切り豆腐が活躍します。

😋関東風天津飯

天津飯にに関東風と関西風があるのを知ったのは、上京してからのことです。関東風の甘酢餡はパンチがあって、食べ応えありますよね。

😋関西風天津飯

いっぽう関西風は中華だしの風味を生かしたあっさり味。でも、だしがしっかりきかせてあって、ちゃんとビールのお供にもなる味付けです。

😋チャーハン

いろいろつまんだら最後は〆がほしいですよね。中華の“メシ≒しめ”といえばもちろんチャーハン。子どもの頃“ヤキメシ”と呼んでいたので、チャーハンという呼び名には、いまでもよそゆきなイメージがあります。

😋焼きそば

中華的には焼きそばは、ソース味ではないかもしれませんが、町中華のメニューにはソース焼きそばも、けっこう見かける気がします。個人的にソース味が大好きなので、あればやっぱりこちらを選びます。

🏠うち中華を楽しもう

町中華のいいところは、親しみやすさ。高級な中華と違って、定食屋さんのように気軽に入れて、居酒屋さんのように飲みつつつまめるあの感じが魅力です。

そして、おうちで楽しむ“うち中華”には、家ならではの気楽さがそこに加わります。さらにおうちだと好きなメニューを組み合わせできるのもいいところ。

おすすめはおつまみを少しずつ盛り合わせて、ビールのお供に楽しみつつ、メインをどどーんと味わって、余裕があれば〆にごはんか麺の中華を味わう。そんな感じがいいなぁと思います。

“うち中華パーティ”なんてのも、きっとおもてなしにもいいはずです。お皿をたくさん並べて、紹興酒や中国のビールなんかも用意して、大勢でわいわいいろんな種類の“うち中華”、楽しんでみませんか。

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