世界で活躍する秘訣はこれだ!と思ったドラッカーの言葉
山あり谷ありの海外駐在の中で、「これこそ世界で活躍するために必要だ!」と思ったことを今日は書きたいと思います。
「もしドラ」(10年以上前!)で有名になった「ドラッカー教授」の言葉にこのようなものがあります
何事かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。
私がこの言葉に出会ったのは、企業の「競争優位性」について考えていた時でした。海外にきて仕事を進めるうちに、「この言葉こそ、海外で活躍しようとする人が忘れてならない本質ではないだろうか」と思うようになりました。
冒頭のドラッカーの言葉をより強烈に意識するようになったのは、youtubeで観た(きいた)山田太郎さんの言葉でした。日本から海外に行って、海外で喜ばれるのは何か?を話していた文脈だったと記憶しています。
「海外で喜ばれるのは、フラワーアレンジメントではなく、生け花。カリグラフィーではなく書道」「折り紙なども一番喜ばれる」といっていました。
まさにそうだなと。
我々は海外に出ると、海外に合わせなければいけないと思い込む。
相手の土俵に乗ろうと努力する。
しかし、実は逆が大事なのではないか、とそう思いました。
自分の色をどんどん出して、世界で活躍する。
相手が持っていなくて自分が持っているものを発揮したほうが、ありがたがられますし、得意なことでもありますし、貢献もできます。
相手の方が本場であることを一生懸命努力するよりも、自分がもともと持っているものを発揮した方が自然体だと思います。
誰でも、弱さがある。誰にでもできないことがある。しかし、誰にで強みがあって、誰にでもできることがある。
他の人ができなくて自分ができること
そこに貢献の価値があると思います。
世界に出ていくということは、まさにそれを体現することなんだろうと思います。
世界に出て行って、世界の真似をしない。
自分(たち)が独自に持っているものを存分に活かし、自分(たち)の強みで世界の真ん中で活躍する
自分自身の「生け花」や「書道」や「折り紙」にあたるものは何だろうか?そんなことを考え、磨き続け、誰に遠慮することなく、自分らしさを出していくこと自体が世界で活躍するポイントであるように思います。
まさに「ジャパニーズネス」
日本人が、もしくは、日本企業の、人生観・仕事観・文化。
これらは世界からとても尊敬されていると思います。
私は、我々が世界の真ん中で咲き誇るための鍵がここにあると思っています!
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