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コミュニケーション能力はあって損するものではないが、必須のものでもない

こんばんは、アドバイザーのこうたです。

仕事にしてもプライベートにしても、 コミュニケーション能力の高い者が有利に立ち回れるイメージをお持ちかと思います。

では聞きますが、コミュニケーション能力のある人は、全員良い人でしたか?

もちろん最初の印象は良いものだったと思いますが、必ずしも良い人だったとは限らなかったのではないでしょうか?

それはなぜかと言うと、良好なコミュニケーションに必要な要素は、高いコミュニケーション能力ではないからです。

今回は、コミュニケーション能力の低い人でも、気にする必要はないということと、重要な要素とは何かをお伝えしたいと思います




1.コミュニケーション能力とは?

誰とでも仲良くなれることでしょうか?

場を賑やかせることでしょうか?


違います。

場の空気が読める人のことです。


勘違いコミュ力人間にありがちなのが、大多数の人と仲良くはなれるけど、たまに致命的なまでに嫌われること。

仕事でこの少数派に当たったら終わりですよね。

プライベートでも、友人の友人とコミュニケーションをとる時に限って失敗する傾向にあります。

結局、自分流のコミュニケーションを押し付けているだけだからです。



コミュニケーション能力=協調性 ではありません。

社会に必要なのは協調性です。

コミュニケーション能力が如何に高くとも、周りが見えていないがゆえに浮いてしまっていればただのうるさい人。

グイグイくるのが苦手な人であれば、その人がいるだけでやりにくい環境にもなるわけです。



本当のコミュニケーション能力とは、誰とでも平均以上の仲に距離を近づけられることです。




2.協調性は誰でも身につけられる

コミュニケーション能力が低くとも、協調性は誰でも身につけられます。

重要なのは、自分はコミュニケーション能力が低いことを自覚しながらも、場に馴染みたいと強く思うことです。

コミュニケーション能力の低い人にありがちなのが、コミュニケーションを諦めてしまうこと。

これはいるだけで空気が悪くなりますし、仕事では足手まといでしかありません。


例えば「君ってゲーム好きなの?」と質問があった際、コミュニケーションを諦めている人は、「はい」としか答えません。

でもコミュニケーション能力が低くとも、「あなたはどういうゲームが好きなんですか?」と聞き返すことくらいはできるはずです。


質問されたことに答え、同じ質問を相手にもする。


ただこれだけで会話は成り立ちます。

もしあなたがゲームを好きでなくとも、「ゲームはあまりしませんが、○○(漫画など)は好きですよ。あなたはゲーム好きなんですか?」と質問することはできますよね?

会話をしようという意思さえ示せば、存外嫌われることはありません。


協調性とはコミュニケーションをとることではなく、場の空気を悪くしないことなのですから。


マイナス印象さえなければ、あなたのちょっとした気遣いや立ち回りに注目してもらえます。

何事も人を優先するや、傷つけない会話をするなど。

「あいつ口数は少ないけど、話してみるといいやつだよ」という評価につながるのです。



あなたの周りや学生時代などに、あまりしゃべるタイプじゃないのにいつも人に誘われる人はいませんか?

それは居心地がいいからです。

仕事であっても、悪い人じゃない(マイナス印象がない)と思われていれば、能力に注目してもらえます。




3.あなたに協調性はありますか?

もしもコミュニケーション能力に自信があるのであれば、協調性もあるのか考えてみてください。

コミュニケーション能力に自信がないのであれば、周りの空気を悪くしていないか俯瞰してみてください。


私はどちらかと言えばコミュ障ですが、部下との会話では率先してコミュニケーションをとるように意識しています。

仕事上は、やりすぎず、やらなさすぎないようになんとか頑張っています。

部下と話せるのは代表としての意識が高いからですし、仕事上では仕事としての意識を持っているから。

ただそれだけです。


何事もやる気がない(放棄)は悪ですよ。


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