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春を想う。 海鮮焼きの居酒屋にて。 追記 ロシアより愛を込めて。チェブラーシカさんのコメントより。

勤め先の健康診断が終って開放感からか、
まだ週始めの火曜だというのに
町中に飲みに出たくなった。
カネがかかるとブーブー言う妻を
宥めてすかして町中へと久々に降り立った。


この日飲みに行った居酒屋。
対岸は申し訳程度の歓楽街である。
この串良川にはすっぽんが棲んでいる。


選んだのは2年前に勤め先の飲み会で
一度だけ行ったことのある
海鮮焼きを食べられるお店。
卓上コンロにて
蛤、帆立、栄螺、牡蠣を
焼いて食べる。
芋焼酎とコンロの
火の温かさでからだが暖まる。


貝という生き物は不思議だ。
成長とともにこの硬い殻を
自らの分泌物で作り上げていくという。
渦巻きだったり、帆立のような扇子のようだったり。。。



火で温まるうちにぱっくりと貝は開く。
こうなったら食べ頃だ。



最近読んだ本に森には沢山の食べ物があり人々は
そこで沢山の食べ物を得ることができたと
本で読んだが、
海はそれ以上の食べ物を産み出してくれている。
ホッケはこれが見慣れた形だが
こちらの店ではメニューに半身と載っていた。
丸々一匹だと倍額だがいつか頼んで
お目にかかりたい。
おにぎりは高菜巻と焼きおにぎりの紫蘇巻き。
牡蠣は〆に頼んだ。



芋焼酎は屋久島の三岳。
それほど強くないぼくはソフトドリンクも沢山飲んだ。
飲み放題、千円也。


芋焼酎が並ぶドリンクバー。


お店のカウンターの方を見ると
米軍関係のアメリカ人らしい若者が
2人飲み食いしていた。
この町には無人機なるものが配備され、
整備関係のアメリカ軍人が町に滞在している。
その一年前くらいから
外資系のホテルが立ったり、
町の目ざとい経営者は新たにホテルを建てた。
とある外資系のホテルは
米軍関係の貸し切りとなっている。


米軍無人偵察機MP9
のっぺりした顔立ちが無人機という事を
よく表している。
これを操作するのはグアムの基地からだと
もっぱらの噂だ。
(毎日デジタルより画像を引用)


十二分に満足したぼくらは車を停めた
駐車場へと夜の町を歩いた。

腹もいっぱいとなり
ほろ酔い加減でマックスバリューの駐車場へと向かう。
飲み屋街で飲むときはマックスバリューの駐車場を
無断で利用するのだ。
この通りは昔は市場があったところだが
いつの頃からか知らないが飲み屋街へと変貌した。


ほろ酔い氣分の脳みそから
言葉が湧き出てくる。

仕事して生活をして生きていて
これからも尚、生きていくわけだが
こういう時間もたまには必要だ。
からだもこころもあたたまる。
勿論、食べ過ぎ飲み過ぎは良くないが。

明日は最高気温18度になるらしい。
大寒波の大寒節は過ぎ去って
春の足音が聴こえてくる。
ぼくはかなり日本の世間と乖離した
特異な世界観を持ってしまったようだか、
決して自分の生き方は
間違ってないと思うし
自分なりの役割を
こなしているんだと思う。
コ口ナの騒ぎはやがて5類に落ちた後
しばらくしてから人々は
気にしなくなっていくだろう。
お店のカウンターのアメリカ人の若者は
何か食べるときはマスクを外して
食べ終わるたびにマスクを着けていた。
なんと律儀な。
この町の日本人は誰もそんなことはしていないのだが軍隊の教育というのは凄まじいものなんだなと思った。
コロナ禍は終わろうとしているが
また、何かが始まろうとしている。
いや、既に同時並行で
始まっている。
それでもぼくらは
仕事をして生活をする。
それしかできないからだ。
諦めと反発が自分の中で
いつもせめぎ合う。
いつもしているヨガは
バランスを取れ、
中庸、サットヴァになれと
教えてくれる。

自分の中にある
寒くて小さくなっていたものが
胎動を始めたのを
感じる。

桜の花が咲く頃に
また町に出て来て
飲もうと思う。


かつて特攻隊が飛び立った滑走路跡は
桜並木となっている。
春にはまた桜が綺麗に咲くだろう。
(串良平和記念公園)



1月31日記す。


ご一読ありがとうございました。



追記 ロシアより愛を込めて
チェブラーシカさんの記事のコメントより。



ロシアにとってコロナ禍は過去のものですね。
コロナ禍でマスクをしろと言われても、自分の考えでしない人が多く、それが、功を奏したと思います。

一時期、ワクチン接種者(1年有効)、罹患者(半年有効)、PCR検査実施者(72時間有効)には、QRコードを発行し、レストラン、カフェ、美容院に行けるという愚策をモスクワ市もしましたが、市民は、それなら、レストラン、カフェに行かない、髪の毛を切らずにのばすようにして、1週間でその政策を辞めさせました。逆転の発想が得意なロシア人たちです。


おお〜!ロシア!!
なんというロシア人民の氣概!!
自分みたいなタイプはロシアがあってるのかもしれないなあ。すぐ凍死しそうだけど☃❄☃❄



ロシアではパンデミックの最中も子どもたちにマスクを一切強要しませんでした。


日本はいまさら。。。


1月30日付南日本新聞


マスクの子どもに弊害?
の見出し。はてな要らんよ。
はてなは。



ここ2、3日仕事帰りに見かける小学生が外してたり
顎マスクだったりというのが救い。。。


このパンデミック下での対応の差にこれから生き残る国と滅びゆく国の差がはっきりとでている。。。
燃えるロシア人魂いいなあと思うけど自分なんかは凍死する前にウォッカの海に溺死するかもなあ。。。




(上記コメントはロシア在住のピアニスト、
チェブラーシカさんの↑の記事よりの引用でした。)


以上です!!



ナマステ✨


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