「ともし続けよう音楽の灯」
teruchiteruteru４５年と９ヶ月の歩みの中で、人生初のプロのオーケストラのクラシックコンサートへと過日、行ってきました。
先程、聴き終え現在、ホール近くのカフェで脱力中〜。
さて、コンサートは〜。
日本フィルハーモニー、鹿児島公演
シベリウス 交響詩 フィンランディア
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン 交響曲第５番《運命》
一曲目。力強い、シベリウスのフィンランディア。口シア占領下の北欧で独立運動が激しくなっていた頃に作られ、フィンランドの雄大な自然民族の叫びを表現した曲。
現代の北欧の様子は
こちら＜北欧の街角で＞さんのnoteにて
味わえる。引き込まれずにはいられないとても素敵な文章！グルテンフリーのセムラも魅力的✨
二曲目、楽しみにしていたヴァイオリン協奏曲。
着飾ったソリスト 神尾真由子が登場し
誰もが聴いたことがあるメロディが流れ始める。
ステージの楽団、
客席の観衆の集中力が上がってくる。
その音に、曲の流れに集中するとともに
空間が濃縮され
その密度が濃くなっていく。
早いテンポから
ゆっくりとしたテンポに
移り変わるとき
物凄い重力が働く。
意識がぐぉんと
引っ張られる。
空間と
時間が
混ざり合い
時空がうねる。
やがて物質は溶け始める。
その空間は
「音」
になってゆく。
バイオリンの音は
時に激しく時空を駆け上り
時に優しく揺れ動く。
バイオリンに呼応して
オーケストラの大音響が
宇宙の音を響かせる。
収縮と拡張
ギュウウとしまった音から
ふぅっと一気に広がって
皆の意識を宇宙空間まで連れて行く。
個の集まりであるオーケストラも
さらにバラバラの観衆も
今、ここで一つになっていた。
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午後からのコンサートの前に
あちこち行くぞ！と、
朝、７時に家を出て、フェリーに乗り
鹿児島市へ。
ジュンク堂で面白そうな本を２冊GETして
リサーチしておいたグルテンフリーのケーキ屋さん〘maimai〙へ。
玄米ディアンを買って公園で食べる。
玄米クッキーの部分ががサクサクしていて美味しい。
その後、ランチはマクロビカフェレストラン、〘作楽（sara）〙へ。
これに真鯛の蒸し焼き付。
野菜料理がとても美味しゅうございました✨
創業３０年以上のレストラン。
オーナー夫婦の雰囲気もよく店の雰囲気もよく
味もとても美味しい。
ありがたや〜✨
作楽定食は野菜のみ。セットになると魚が付く。
そして、お目当ての地。宝山ホールへ。
隣にはmaorainaさんがタルタリア！
と言ってくれそうな中央公民館。
右、宝山ホール
↓maorainaさんのタルタリアマガジン💫
そして、振り返ると西郷どんの巨大な銅像。
西郷どん。。。
と、想いを馳せつつ
会場へ入っていったのでした。
🎻💫🎻💫🎻💫🎻💫🎻💫🎻💫🎻💫🎻💫🎻💫
３曲目
ベートーヴェン 運命。
誰もが聴いたことがある第１楽章
優雅で雄大な第２楽章
そして、第３楽章の中に
神がいた
パートごとの演奏のあとに来る
オーケストラ全体の雄大な音の波。
その都度、神の存在を感じる。
それ程に第３楽章の掛け合いは素晴らしい。
ぼくは第３楽章に４度神の存在を感じ、
そして、果てた。
この感覚
すべての力が抜けた感覚
鳴り止まない拍手とともに
始まったアンコール。
バッハ Ｇ線上のアリア。
美しすぎるメロディ。
帰途に付く観衆。
座席を立てないぼく。
呆けている。
懐かしいこの感覚。
いつか聴いたメロディ。
誰も音楽を止めることは出来なかった
どんな世界が来ようとも
音楽の灯火は灯り続ける。
皆の魂も静かに力強く
輝いていた
静かに静かに
命の炎を燃やしていた
ご一読、大変ありがとうございました！
ナマステ✨
今公演で演奏された曲を貼っておきます。
興味のある方 時間のある方は聴いてみてください！
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