手塚 悟

映画監督・ やまなし大使。映画「Every Day」はAmazonプライムで配信中。

手塚 悟

映画監督・ やまなし大使。映画「Every Day」はAmazonプライムで配信中。

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    映画監督の日々をつぶやきます。新作製作中は結構こと細かにお届けする予定です。

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    映画「だっちもねえ」Tシャツ・白

    映画「だっちもねえ」のタイトルロゴを前面にデザインしたTシャツです。 《素材》 本体:綿100% リブ:綿96% ポリエステル4% ※ 杢グレー : 綿90% レーヨン10% ※ オートミール : 綿99% レーヨン1% 襟ネーム:TEAR AWAY LABEL※簡単に手でちぎることのできるラベル 生地の種類:天竺 生地の重さ:170g/㎡ ※商品の不良以外の返金・返品はお断りします。
    3,500円
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    映画「だっちもねえ」Tシャツ・黒

    映画「だっちもねえ」のタイトルロゴを前面にデザインしたTシャツです。 《素材》 本体:綿100% リブ:綿96% ポリエステル4% ※ 杢グレー : 綿90% レーヨン10% ※ オートミール : 綿99% レーヨン1% 襟ネーム:TEAR AWAY LABEL※簡単に手でちぎることのできるラベル 生地の種類:天竺 生地の重さ:170g/㎡ ※商品の不良以外の返金・返品はお断りします。
    3,500円
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    シナリオBOOK『待ちわびて、コウフク』(著:手塚悟)

    表題作は、手塚悟監督が書き下ろした渾身の一作、自身初の演出となる舞台『待ちわびて、コウフク』を完全採録。他にも「ヨーロッパ企画のブロードウェイラジオ!」で放送され、映画「Every Day」のスピンオフということで、反響のあったラジオドラマ『今夜、月波珈琲店で』全4話を同時収録。巻末の解説は、女優の山本真由美が担当し、映画『Every Day』のその先を感じる濃厚なシナリオBOOKとなっています。 (A5・無線綴じ・114ページ(本文)) ◎お支払い完了後のキャンセルは承っておりません。 ◎日本国内の販売に限らせていただきます。
    1,100円
    TEDOYA TOGO

記事一覧

思うような文章が綴れるようになるまで、しばらく続けます

手塚 悟
4か月前

人生の角度

一つのものをいろんな角度から見えるようになれたことを「オトナ」というのかもしれない。目の前の真実めいたそれはひとつの角度に過ぎないことを、ひょんなことから思い知…

手塚 悟
4か月前
1

映画監督・手塚悟のワークショップ2023 12月・東京

あっという間に2023年も終わりますね。 個人的には昨年末の復帰以来おっかなびっくりの1年でした。9月までは「だっちもねえ」の制作に没頭していたのもあり、極めて孤独な…

手塚 悟
5か月前
1

映画監督・手塚悟のワークショップ2023 11月・東京

あっという間に、11月ですね。 時の流れの速さに驚く今日この頃です。 9月、個人的にはここ数年の色々を整理する意味も込めて「だっちもねえ」という新作を仕上げました。…

手塚 悟
6か月前
1

簡単に赦せるならば、とうにもう 
やさしさ焼べて刃研ぐ日々

手塚 悟
9か月前
1

映画監督・手塚 悟のワークショップ2023 in 山梨

⼈⽣は誰と出会うか、 縁があるかないかは、一瞬で永遠なもの。 とある甲府のカフェのマスターがおっしゃいました。 私がどうにかやってこられたのは 素晴らしい⽅々と…

手塚 悟
10か月前
1

映画制作ドキュメンタリーラジヲ「しゃーぷしっくすっ!」 https://open.spotify.com/episode/1kxnm67xPNv8N910UMF9XA

手塚 悟
3年前

当たり損ね

軸足が大事なのよ。 だってね、軸足にちゃんと体重がのってないと、 インパクトの瞬間に当たり損ねになるだけなんだから。 いい?動作のきっかけになるのは、軸足なのね。…

手塚 悟
3年前
1

よなよな語る。
そんな機会が増えてきた。

手塚 悟
3年前
1

はじめてのワークショップ、やります。

気がついたら年明け以来の投稿とのこと。2020年の2/3、まあ、めまぐるしかった!これほど世界中の時間が止まることなんて生きていてそうそうないんでしょうね。 でも、確実…

手塚 悟
3年前
5

忘れていく順番

手塚 悟
4年前
5

なんてったって、長編だっ

あけましておめでとうございます。 ついに2020年を迎えました。 あたくし、ずっと待っていましたわよ。 2019年は新作の発表のない年になりました。 病気療養していた2014…

手塚 悟
4年前
16

わたしたちはいつだって、あたらしく始められる。希望と愛と、ひかりに満ちて。

タイトルは、 写真家・中川正子さんの言葉です。 最新作短編「さらち」でも 引用させていただいたくらい 思い入れのある言葉です。 思えばこの数年。 節目節目でこの美し…

手塚 悟
4年前
8

思うような文章が綴れるようになるまで、しばらく続けます

人生の角度

人生の角度

一つのものをいろんな角度から見えるようになれたことを「オトナ」というのかもしれない。目の前の真実めいたそれはひとつの角度に過ぎないことを、ひょんなことから思い知ったりすることも含めて。

近頃、旅の中での発見が多い。
遠くでなくともすぐそばでも。
普段とは違う時間と場所で
出会う人やエピソードがとても刺激的だから。

会いたい人に会う。
行きたい場所へ行く。

自分の目に焼き付けたもの、
吸った空

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映画監督・手塚悟のワークショップ2023 12月・東京

映画監督・手塚悟のワークショップ2023 12月・東京

あっという間に2023年も終わりますね。
個人的には昨年末の復帰以来おっかなびっくりの1年でした。9月までは「だっちもねえ」の制作に没頭していたのもあり、極めて孤独な時間が続きました。

でも、それは2年前の真っ暗闇の海の中にいた頃に比べたら本当に幸せなことです。
あの頃、毎日のように電話をくれた友人が繰り返し言ってくれていた「いつかきっと映画に救われる日が来るから」という言葉の意味を最近よく考え

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映画監督・手塚悟のワークショップ2023 11月・東京

映画監督・手塚悟のワークショップ2023 11月・東京

あっという間に、11月ですね。
時の流れの速さに驚く今日この頃です。

9月、個人的にはここ数年の色々を整理する意味も込めて「だっちもねえ」という新作を仕上げました。新しい挑戦を終えて見えてきた次の目標に向けて、一歩ずつ歩みを進めます。

今年の春から行ってきたワークショップもまた新しく、参加くださる皆様と濃厚な時間を過ごせたらと思います。新作短編のような書き下ろしのシナリオをご一緒できたらと。今

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簡単に赦せるならば、とうにもう 
やさしさ焼べて刃研ぐ日々

映画監督・手塚 悟のワークショップ2023 in 山梨

映画監督・手塚 悟のワークショップ2023 in 山梨

⼈⽣は誰と出会うか、
縁があるかないかは、一瞬で永遠なもの。

とある甲府のカフェのマスターがおっしゃいました。

私がどうにかやってこられたのは
素晴らしい⽅々とのご縁があったからだと思います。

⼩学校の担任の先⽣が
ビデオ編集という特技を持っていたから、
お世話になった部活の顧問の先⽣の
異動先の学校でTVドラマのロケがあったから、
好きな⼦に誘われて演劇部の⾒学に⾏ったから、
高校3年

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映画制作ドキュメンタリーラジヲ「しゃーぷしっくすっ!」 https://open.spotify.com/episode/1kxnm67xPNv8N910UMF9XA

当たり損ね

当たり損ね

軸足が大事なのよ。
だってね、軸足にちゃんと体重がのってないと、
インパクトの瞬間に当たり損ねになるだけなんだから。

いい?動作のきっかけになるのは、軸足なのね。
それもある程度のゆとりがないと、踏み込むそのタイミングも逃して
いざという時に力が入らないのよ。

いろいろ出来ているようでもね、
いつまでも当たり損ねを打ち返してたら
それこそ相手の思うツボなんだからね。

いい?
自分に負けるって

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よなよな語る。
そんな機会が増えてきた。

はじめてのワークショップ、やります。

はじめてのワークショップ、やります。

気がついたら年明け以来の投稿とのこと。2020年の2/3、まあ、めまぐるしかった!これほど世界中の時間が止まることなんて生きていてそうそうないんでしょうね。
でも、確実に時は流れています。熱かった夏も終わり、秋を迎えて、ようやく2020年を感じようと思っているところです。

芸術の秋。新型コロナウイルスの影響で延期した新作長編映画の準備をゆるやかに再開しています。
撮影も2021年春目標で各関係者

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忘れていく順番

なんてったって、長編だっ

なんてったって、長編だっ

あけましておめでとうございます。
ついに2020年を迎えました。
あたくし、ずっと待っていましたわよ。

2019年は新作の発表のない年になりました。
病気療養していた2014~2015年を除いて、
毎年なんらかの映像を撮ったり、
発表していたので、珍しい年でした。
珍しいって、お前ごときの小物の映画監督が言うなよですけども。だってそうなんだもの。
これ、意外と不安になるものなんです。

何もし

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わたしたちはいつだって、あたらしく始められる。希望と愛と、ひかりに満ちて。

わたしたちはいつだって、あたらしく始められる。希望と愛と、ひかりに満ちて。

タイトルは、
写真家・中川正子さんの言葉です。

最新作短編「さらち」でも
引用させていただいたくらい
思い入れのある言葉です。

思えばこの数年。
節目節目でこの美しい言葉に
背中を押されてなんとかやってこれました。
シンプルでいて、背筋が伸びているような
まっすぐな覚悟が見えてくるような
頼もしい言葉です。

人生の大切なきっかけは、
ことばだったりしますよね。

と、

気分も新たに、

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