シェア
石川 葉
2019年9月26日 02:48
文月悠光さんが講師の「詩をつくる教室 言葉のレッスン」第5期の3回目、新宿で行われる講座は、今回が最終回です。初回時のワークショップ「写真から言葉を紡ぐ」で拾った言葉を元に作った詩の講評となります。今回もわたしの提出した作品の講評を振り返りたいと思います。影の狼影の渡りもういないものの例えとして影の狼の渡り結晶してさらわれる光がきらきらと痛み、朝木々の影に身を潜める空耳の
2019年8月29日 01:07
文月悠光さんが講師の「詩をつくる教室 言葉のレッスン」第5期の2回目です。初回に提出した自由題の作品の個別の講評となります。わたしの提出した作品の講評を振り返る形で、講座の様子をお伝えしたいと思います。夏掬泡だてられて雲の群がる光をこぼして、夏の降る青は青く氷になれ赤は赤く金魚になれ夏の色に満たされて夜になっても帰らなくていい雲も降りて綿菓子になれ雲にまぎれて降り
2019年7月30日 22:38
梅雨が明けたら紹介しようと思っていたら、待たされた。そんな7月の終わりに。***【小説】エコー梅雨の明けた東京。夏鳥の長い一日。世田谷、7月某日。10話完結の純文学小説です。10話が有料noteになっていますが、全文をお読みいただけます。***【小説】マジックアワー「絶対に死なないから!」その言葉を信じてシャッターを切るヒーコ。写真を通して描かれる、ひと夏の青春
2019年7月24日 23:33
文月悠光さんが講師の「詩をつくる教室 言葉のレッスン」を第5期の受講を開始しました。第3期以来です。その間には、スパイラルスコレーで開催された井坂洋子さんの講座に通っていました。たくさんの詩とたくさんの現役詩人(!)に触れることの出来た貴重な講座でしたが、机のないサロン形式のスタイルがどうにも性に合わず、出戻って参りました。「詩をつくる教室」では、まず自己紹介の場があるのですが、参加者は1
2019年3月27日 23:25
今日の「マーガレット,リリィ,リリィ,ローズ」はお休みです。spin a yarnは日をまたいでから(出来上がれば)更新します。上記エントリーの3回目の受講が終了しました。詩を学ぶ機会は初めてでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。講師の文月先生、ありがとうございました。今日は、2回目の講座で出された課題の講評でした。その中で、これから自分はどのように物を書いてゆくべきかを考え
2019年1月23日 23:51
文月悠光さんが講師をされる、詩の講座を受講しました。今年は、とにかく詩の勉強をするので、可能な限りチャレンジをする。参加したのは、下記リンクの新宿での講座。今日が初日。想像以上に参加される方がいて、そしてその動機が本当に様々で、そういうことを知ることができて、とてもよかったと思う。自己紹介を聞くだけで、詩の持つ魅力をうかがうことができたから。そして、講義はすこぶる楽しい! やっぱり、わ
2018年4月12日 01:42
文学とは何かそれは世界の秘密を探るものと、わたしはこたえる数学者が数式を用いて見いだすように物理学者が林檎や猫で見つけるように言葉や文字を杖とし、山並みを辿り狭間に見えないハンカチを落とす天文学者が星に名前を付けるように生物学者が虫に名前を付けるようにまだ見えないものに名前をつける地面を空の底と名付ける文学という文字(もんじ)に縛られるならわたしの思う児童文学は