Why Canadian People!?〜カナダ生活で感じた謎〜
「Why Japanese People!?」
某お笑い芸人、厚切りジェ○ソンさんのネタに便乗して、私がカナダ🇨🇦生活で感じた様々な謎について書きたいと思います!その名も「Why Canadian People!?」です(笑)
【では早速…】
・とりあえず語尾に「eh?」
→ 「〜だよね?」と確認する時、一般的には「~, right?」ですが、カナダ🇨🇦では「eh?」(エィ)がよく使われます。ただ、「She is Kate, eh? = シー イズ ケィテェイ?」みたいに語末と「エィ?」の音が繋がるので最初は混乱します(笑)
・アメリカ英語🇺🇸とイギリス英語🇬🇧の二刀流。
→ スペルや単語はイギリス英語🇬🇧が多用されつつも、発音はアメリカ🇺🇸寄りという面白い国です(笑)
・カナダ英語🇨🇦、世界一耳に優しい説。
→ 日本人🇯🇵は基本、アメリカ英語🇺🇸ですが、アメリカ人🇺🇸の英語は超絶速いので慣れないと聴き取り困難です!しかし、カナダ人🇨🇦はアメリカ🇺🇸寄りのアクセントで、各単語クリアな発音で、速すぎず丁寧な話し方をするので日本人の耳に超優しいです(笑)
・夕食=「supper」??
→ 「Did you have supper?」と聞かれた時、最初は意味が分からなくて思わず調べてしまいました(笑) そしたら、「dinner」はしっかりした夕食で、「supper」は軽い夕食みたいな意味合いで少し古い英語と出てきました。う〜ん、なぜ「supper」が「夕食」としてカナダ🇨🇦に根付いたのだろう…?
・「You wanna do〜?」で依頼される。
→ カナダ🇨🇦のロッジで働いていた時、マネージャーに「You wanna do 〜?」と聞かれ「No..」と答えると、目を大きくして「PLEASE?」と言われ、「〜してくれない?」の意味合いだと初めて気付きました(笑) あと、マネージャーの娘さん(6才)も「You wanna play with me?」と毎日遊びに誘ってきましたが、断り方がわからず私はいつも遊び道具でした(笑) 何この「No.」と言わせない頼み方?w
・大きいけど、小さい国。
→ 国土は世界2位、しかし総人口は南関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)と同じ程しかいない。つまり、日本総人口の約4分の1。逆に日本に1.3億人って人口過密でしょ(笑)
・「近い」の距離感が狂ってる。
→ カナダ人🇨🇦の「近い」は絶対に信じてはいけません!広い土地で伸び伸びと暮らしているカナダ人にとっては5,6時間の運転なんて「近い」の範囲内、家の「近所」と言われた湖も実際は片道5km以上歩きました(笑) いや、マジで森で遭難しかけたゾ…
・自転車があればどこだって行けるぜ!
→ とにかく自転車好きが多いカナダ人🇨🇦、険しい山中だろうと、雪道だろうと、坂道だらけだろうと、50km離れていようと、ちょっとした時間さえあればすぐ自転車でどっか行っちゃいます🚴🚴
・僻地、僻地、とにかく僻地だらけ。
→ カナダ🇨🇦は都市部にその州のほとんどの人口が集中していて、それ以外の地域に住むとなると、Googleマップでしか見えない様な森の中にポツポツと存在する「僻地」の村的なコミュニティしかありません。基本的に街と街は直接繋がっていないので、隣町=山中のハイウェイを車で2,3時間は当たり前です(笑)
・ポツンと一軒家のレベルが違う。
→ 私が住み込みで働いてたロッジもダウンタウンから1時間半ほど離れた山奥の森に囲まれたポツンと一軒家でしたが、ダウンタウンから500km近く離れた山中とか湖沿いのどうやって生活してんだ…?レベルのポツンと一軒家もよく見てきました。(住人曰く、買い物は月に1度トラックでダウンタウンのスーパーまで行きまとめ買いだそうですw)
・可愛いリスは実は厄介者?
→ 自然豊かなカナダ🇨🇦にはそこら辺に可愛らしいリス🐿️がいます。しかし、リスさん達は森の木だけでなく家の壁や扉もガジガジかじってしまう厄介者としても有名です…。実際に働いてたロッジは木造で扉はリスにかじられボロボロでした。すると、マネージャーがエアガンで仕留めようとしたので流石に可哀想と思い、ワナを提案して簡単に捕まえ、遠く離れた森に放すを繰り返して無事解決しました…😓
・散歩のレベルが高過ぎる。
→ 平地が少なく山の多い国なので、普通の散歩=軽い山登りです(笑) キレイな湖も大抵、家の近くで見つかります!
・ほとんどの国民がアメリカ国境沿いに住んでいる。
→ 北部は寒すぎるし、農作物が育たないし、平地が少なすぎて人が暮らす環境に適していないからなのか、国境付近に基本、人口が集中しています。
・車の泥汚れはカナダ人🇨🇦の証だぜ!
→ 3月末〜4月の雪解けシーズンは散歩道も道路も泥水の川になるので、車は常にドロドロです。「これ洗車しなくていいの…?」と聞くと「毎日ドロドロになるから、夏前に一気に洗車さ!この汚れはカナダ人🇨🇦の証さ!Haha..」とのこと。ちなみに、そのシーズンに公道で自転車🚴はマジで止めましょうw
・愛国心が凄くわかる!
→ 国内でも海外でも当たり前のように服、帽子、バッグにカナダ🇨🇦フラッグが付いています。他にも、アメリカ🇺🇸と間違われたくない!という理由もあるようですが…
・アメリカ🇺🇸と比べられたくない!
→ 「カナダ人🇨🇦とアメリカ人🇺🇸って区別付くの?」と質問をしたところ、「あんな野蛮で○○な国と一緒にしないでくれ!」とか「私達はあの国と比べられることが不愉快だわ!」的なことをみんな口を揃えて言ってきました…なんか…闇が深いというか、隣国が仲悪いのって世界共通なんですかね…。
・アメリカ人🇺🇸との見分け方。
→ 人混みでどいて欲しい時「exCUSE ME!!」ならアメリカ人🇺🇸、「Sorry...」ならカナダ人🇨🇦 (極端)
・ケベックはカナダ🇨🇦じゃない!
→ ケベック州出身のフランス系🇫🇷カナダ人🇨🇦曰く、ケベック人のアイデンティティはフランス🇫🇷であり、ケベックは外観も文化も異国感溢れる特別な都市なので、ケベック=カナダ🇨🇦とは違う国と考えている人も多く、なんなら独立したがってるくらい。
・プラスチックに過剰反応。
→ 「ペットボトルの水はプラスチックが溶け込んでるから有害だぞ!」とか、レンジ対応のタッパーなのに「タッパーをチンするなんてダメ!危険よ!」など…よく言われました。「でも、調味料だってプラスチック容器だし、タッパーもMADE IN JAPANだよ…?」と言っても「私のことを信じて!」と謎のままでした。。あ、ちなみにカナダ🇨🇦のラップはレンジで溶けるので、それだけはマジで止めましょう(笑)
・本当にエコ大国なのか…?
→ カナダ人🇨🇦はよく先進国は電気使いすぎ!環境意識ガー!と批判していますが、でも牧ストーブで森林伐採・煙放出しているのは良いの…??
・ビーガンこそ正義なのか…?
→ ビーガンの人たちから「なんでビーガンじゃないの?信じられない!今からでも遅くないよ?」的なことを謎によく言われました…。いや、それ同調圧力やん…てか、20年以上も日本食で育ってきた人間が急にビーガンとか干からびるわ(笑) 子供にビーガンを強要する親もいるけど、これ虐待に相当しないのかな…??
・カナダ人🇨🇦甘党多過ぎる説。
→ ホットチョコレートにミルクとかクリーム、或いはメープルを加える人をよく見てきましたが…いや、ホットチョコレートだけでもめっちゃ甘ーーいからね???? コーヒーにも砂糖、シロップ、クリームの大量投入…ど う し て こ う な っ た(笑)
・アイスホッケー熱が半端ない。
→ テレビでアイスホッケー中継を付けるなり、皆そろって「Foooooooooooooo!!!!!! GO! GO! GO! Oh, S**t F**kin' man!」みたいに急激に熱くなり、もはや人格が変わりますw
・うつ病経験者が多い。
→ ほとんどの地域では冬が半年近くあり、毎日雪&曇りで太陽が全く出ないのでビタミンD不足?とかで、どんな元気な人でも気付いたら冬季うつ病になっています。カナダ人🇨🇦の3分の1が冬季うつ経験者とか。私もなりました😭
・クレジットの手動引き落とし!?
→ クレジットカードで購入したら普通に口座から自動で引き落としになるもんだろうと日本🇯🇵の感覚でいたら、なんとカナダ🇨🇦では口座アプリで自分で決済手続きを行わないといけないルール!危うく支払い滞納になるとこでしたw
・なぜか離婚率が高い。
→ 冬季鬱の影響?社会福祉が整ってるから?
色んなデータがありますが、どうも毎年50〜60%である模様。実際にカナダ🇨🇦滞在中、離婚歴のある人やその家庭出身の人、兄弟で父親が違う人など、何十人と見てきました…。(※自分からは一切聞いていません) 元職場でも、夫婦で経営かと思いきや「彼は元旦那で今はビジネスパートナーよ。」とサラッと言われ頭が混乱しました😓 6歳の娘さんはそれ知ってるのか…?まぁ、どんな家庭であれ皆が幸せなら良いですが。最近では、あえて籍を入れない「de facto」という事実婚も増えているとか。
・魚?そんなの買う物じゃない!
→ 釣り好きが多いカナダ人🇨🇦、基本的にサーモン、トラウトなどの魚は自分で釣ってきます(笑)
ちなみに、カナダ🇨🇦の魚はとても美味しいですが、スーパーで買うとめちゃくちゃ高いです…。
・水なんか買う物じゃない!
→ はい、基本的にカナダ🇨🇦の水道水はかなり綺麗なので普通に飲めます!ミネラルウォーターのボトルを飲んでいると、なんでわざわざ水なんか買うの…?的な反応されました(笑)
※ さすがに、古いお家や明らかにサビサビの水道管なら飲むのは止めましょう…。
・果てしないマリファナ臭。
→ 大麻が合法化されてからなのか、ダウンタウンではそこらでマリファナ臭がします…。もう匂いで分かるようになりましたが、どうも腐ったガソリンのような独特な匂いは苦手ですw あと、初めて住んだ家のオーナーのおじさん(65歳)も普通に夕食後の一服で外に行き吸っていましたね。恐らく、街中のスモーカーもおじさんも合法化前から吸っていた説。まー、過ぎたるはナンチャラとしよう…。
・雪国なのに冬服高くね!?
→ 私が渡航前にワーク○ンで購入した極寒用ウィンドブレーカーは上下で6,500円ほど、Columbiaのトレッキングシューズも1万ほど。しかし、カナダ🇨🇦の冬服はジャケットだけで2,3万したり、ブーツなどの冬靴も1万じゃまず手に入りません。必需品なのになぜ高い…??
・家の中では年中、半袖短パン。
→ 外は-30℃⛄️でも、暖房の効いた家に入れば15~20℃☀くらいだから半袖短パンで平気だぜ!みたいな人めっちゃ多かったです。いやいや、日本人からしたら室内でも普通に寒いゾ…
・気温10℃ = 半袖デビュー!
→ 超絶寒い国で体感温度も違うからなのか、気温10℃を超え始めると街中で半袖の人をチラホラ見かけるようになります!ウィンドブレーカーを着ていた私は超目立ちました(笑) 日本🇯🇵を旅する外国人とか留学生がほぼ年中半袖でいるのも納得です。ま、大学時代に風邪引く留学生もたくさん見てきましたがw
・停電やたら多くね!?
→ 夏でも冬でも、とにかく風が強いです。あと、電線が古いのか…月に3~5回は必ず停電が起きていました。ちなみに、薪ストーブではなく、全室型の全自動ヒーターなら死亡フラグです(笑)
・クーラー付いてない家が多い。
→ いや、カナダ🇨🇦の夏が涼しいなんて思ったら大間違いだからね?? ホワイトホースの夏は約25℃でも、日差しが半端なく強いので肌がジリジリ焼かれるような暑さで日本と大差無かったです。でも、夏が短いからかクーラーの無い家ばかり…職場のロッジにも無し…仕事で2回ほど軽く熱中症になりました…。
・大きな体格なのに割と少食?
→ 仕事は賄い付きでしたが、男子高校生2,3人で食える量を10人のスタッフで分け合って食べていたり、野菜スープだけ、ナチョスだけ…みたいな時もあり最初、マジで栄養失調で死にかけましたw そして毎日、自分専用のご飯🍚を炊いたり、オフの日に自炊して賄いが足りない時用に冷凍保存して対策。私だけガッツリご飯🍚と賄いを食ってたら初めは、「あなた、そんなに食べるの!?」とドン引き反応で、まるで私が大食いみたいでしたw (※ なお、私🇯🇵は165cm、スタッフ🇨🇦は男性で175〜180超、女性で170〜180超…)
・濡れることなど気にしない。
→ カナダ人🇨🇦雨でも傘差さない説は本当でした。 雨どころか、雪でベタベタになろうが気にしないワイルドさ!私が傘を差してたら謎に周りの子供にケラケラ笑われたw あと、「雨だから出かけたくない」と言うと、みんな口を揃えて「Are you sugar? Are you melting with rain??🤔」と謎の定型文でツッコまれましたw 何これ?カナダ人🇨🇦独特の言い回し?w
・忘れっぽい?割と他人に興味ない?
→ 久々に元ルームメイトとか大家さんとバッタリ会った時、思い出話とかしたら「あ〜・・・そんなことあったっけ〜・・・??」みたいな反応の連続。 えっと…あまり振り返らない国民性なのか…?笑
・カナダ🇨🇦でも「本音と建前」は重要。
→ 仕事中、「That's a good idea.」と言いながら表情は難色を示したり、「Never mind.」と言いながら明らかに不満そうな顔をしたり…地味に日本人🇯🇵っぽい部分も感じられました。
・交通マナーが良く、歩行者に超親切。
→ 横断歩道はもちろん、それ以外の場所でも道を渡ろうとする歩行者がいれば高確率で停まってくれる超親切なドライバーばかりでした!
・いつでも助け合いの精神!
→ ホワイトホースに降り立ち、空港からホテルは徒歩5,6分ですが、積雪でうまく進まない重いスーツケース…そんな時、通りかかった車からある家族が「荷物重いだろ?乗ってきな!」と突然声をかけられホテルまで乗せてくれました!
また、体調が悪く薬局で処方箋を待ちながらベンチでグッタリしていた時には、とあるおばさんが「あなた1人で来たの?家まで送っていくよ!」と声をかけられ、家まで車で送ってくれました!
【まとめ】
カナダ🇨🇦生活は苦難も多々ありましたが、見知らぬ外国人である私に対しても多くの方が手を差し伸べてくれました!そんな心優しいカナダ人🇨🇦が私は大好きです!!💕
〜Thank you for reading!〜
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