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日本一長く服役した男から学ぶ自分軸の大切さ

どうも、たんぐです。


興味深い本を書店で見つけまして即買いしました。
その本がかなり学びになったので、共有します。



何を学んだか?というのを先に言っておきますが、
「自分軸の大切さ」です。


僕が読んだ本の内容は
日本一長く服役した男の話でした。

期間にして61年。
83歳のときに出所したそうです。


なんでこの本が気になったかというと、
収監されていたのが僕の地元の刑務所だったからです。


事件が起こったのは岡山県ですが、
収監されてたのは熊本だったんですね。



まぁ、事件の内容は端折りますが
61年間服役していた男は釈放後に
受け取り施設へ入所します。

そこで、男が職員にした初めての質問が
『何時に寝て、何時に起きればいいの?』
というもの。


受け取り施設は社会復帰を目的としてますが、
就寝時刻や起床時刻の規定はありません。

つまり、何時に寝ようが何時に起きようが自由なのです。


ですが、男は61年も服役してたので
指示がないと動けない人間になってしまってました。

寝る時間も起きる時間も指定しないと
寝れないし起きれないのです。


刑務所の中では”命令”が当たり前でしたから、
それは当然のことです。


・腕まくりの仕方も分からない
・「仕事はないのか」と頻繁に聞いてくる
・指示があるまではその場から動かない
・入浴時に脱いだ服の置き場に10分ほど迷う

などなど、刑務所の中での生活に染まり切っていました。



「仕事」というのは
刑務作業のことで服役中は”当たり前”に行っていたものです。


僕は以前読んだ本で出てきた
「プリゾニゼーション」を思い出しました。

いわゆる”刑務所化”というやつで、
服役中の環境に適応してしまってる状態のことです。


まさに、男はプリゾニゼーションだなー
と思いました。



僕はこの本を読んで真っ先に思ったのが
「自分軸を持っていることがどれだけ楽しいか」
ってことです。

男のように刑務所化してしまうと、
自分の人生なのに自分に決定権がないような生活に
なってしまいます。


これって刑務所だけの話じゃなくて、
進路指導だったり転職、キャリア教育にも
同じことがいえるかなと。

気付いたら先生の言う通りの進路を選び、
気付いたら会社の言いなりになっていたり、
気付いたら社会の指示を待つようになることって
割とあり得る話ですよね。


現にそういう人も多いと思うし、
なんでもかんでも従ってばかりだと
自分軸なんてどっかいってしまいます。


僕が一度、転職をしようと思ったときに
転職エージェントに
「マーケティング職へ転職したい」と伝えたことがあります。


そのときに返ってきた言葉が
「いきなりマーケティング職は難しいので、最初は営業職からやってみたらどうですか?」
と言われました。

その当時は全くその言葉を疑うこともなく、
その通りに転職しましたが、
いま考えればおかしな話だなと思います。


これも僕に”自分軸”がなくて、
他人からの”指示”をそのまま受け入れてしまったから
おかしな方向に人生が進んだのだと思います。

やっぱりおかしいと思って、転職してすぐその会社はやめましたね(笑)


会社でもそうですが、
自分の人生なのに決定権は会社が握ってることって
結構多いと思います。

転勤なんかでもそうで、
自分の意思と反して強制的に転勤させられる人も
話で聞いたことあります。


自分軸で活躍できる環境で力を発揮することも大事ですが
それよりも大事なのは自分軸を持つことです。


結局、誰かの言いなりで人生を過ごしてしまったら
男のように刑務所化を起こしかねません。



自分軸を持って生きていきましょう。
僕も自分軸についてもう一度考えなおしてみます。



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