- 運営しているクリエイター
#映画レビュー
シャンタル・アケルマン映画祭 2024
英国映画協会が世界各国の研究者・批評家からの回答をもとに10年ごとに集計している「オールタイムベスト100選」で、2022年末に『ジャンヌ・ディエルマン』が第1位に選出されてから日本でも注目されているシャンタル・アケルマン映画祭という事で、東京日仏学院に行って来ました。一昨年から数えるとアルケマンの映画祭は3回目でかれこれ13作品を観ましたが、今日はドキュメンタリー三部作である「東から」「南」「向
もっとみる「Stop Making Sense」4Kリストア版@IMAXシアター
約40年振りに観ました。83年作ですが、僕が見たのは、85年。レイト・ショーのみの公開でした。
当時は、メンズ・ビギがプロモーションをサポートしており、店舗にも大きなポスターが貼ってありました。あの時代、肩幅を強調したジャケットが大人気でしたが、あのスーツは肩だけでなく、身頃も巨大で来日時に観た能にインスパイアされたそうです。
改めて、彼らの音楽をまとめて聴いてから観たので、その辺の話から、映画に
「ミツバチのささやき」/ビクトル・エリセ
1983年 ゴダールの「パッション」を皮切りに、ヨーロッパのアート系の映画を数多く上映し、ミニ・シアターブームを牽引したシネ・・ヴィヴァン六本木の8番目の作品として、上映された映画。調べてみると当時、この映画は単館シネヴィヴァンでの公開時だけで、5万人弱の人が見たそうです。もうすぐエリセの31年ぶりの新作「瞳をとじて」が公開されるので、40年ぶりにこの映画を見てみます。
大きなカップを小さな手で持