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ザ・スミスのモリッシーが教えてくれたマンチェスターの「蜜の味(Taste of Honey )」/トニー・リチャードソン(1963)
イギリスの作家シェラ・デラニーが18歳の時に書いた戯曲「蜜の味」の映画化。 「蜜の味」という言葉を知ったのビートルズのデビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」ですが、「長距離ランナーの孤独」などの監督として、イギリス ニュー・ウエーブ映画の中心人物でだったそうで、彼の初監督作「怒りを込めて振り返れ」(look Back In Anger)というタイトルもデビット・ボウイの曲で知りました。(ちなみにオアシスは「Don‘t Look Back In Anger」) そして何よ
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3-Year Anniversary and Release Party for 「Speaking Brown」~Brother Noland in store Live 2024.07.01.
ハワイのローカル音楽のレア・グルーブから最新のアーティストを紹介するレーベルAloha Got Soulが、店舗を開設して、3周年ということで、新リリース記念のインストアライブを含む、アニバサリー・Partyに行ってきました。 僕がはじめにAloha Got Soulという言葉を聞いたのは、2016年にイギリスの再発レーベルSTRUTから、発売されたコンピレーション「Aloha Got Soul (Soul, AOR & Disco in Hawai’i 1979-1985)
フーリガン(Hoologans Stand Your Ground)/レクシー・アレキサンダー(Lexi Alexander)(2005)
ロンドンを舞台にフットボール(サッカーではない)の熱狂的で時には暴徒と化すファン フーリガンを描いた映画。 と言っても、イギリスのローワー・クラスのドキュメンタリーからキャリアをスタートして、ケン・ローチや「This is England」で自らが属した集団、スキンヘッズを描いたショーン・メドウスのように、話す言葉も態度もそして身なりも徹底して、そして自然にローワー・クラスのリアリティが出ているという印象を受けるわけではありません。 この映画に出てくるフーリガンが着用するのは