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One Love / Bob Marley

彼の初来日を観れなかった後悔は今でも続きますが、近所のシネコンで上映していたので朝9時から行って来ました。
席に座ると予告編が流れており、ビルは崩れ、車は衝突、目の前を飛行機は通り過ぎ、衝突の都度,竜巻でも起こるのかというほど大きな音がなり、これも映画かと朝からちょっと疲れましたが、今日は音楽映画なので、音響が良い方が良いと気を取り直して。
はじめに息子さんのジギー(長男)が挨拶に出て来ます。
奥さん(正妻)のリタもよく出て来て、これはマーリー家の正統な(差し障りなく美化された)ストーリーであることがわかります。
よってよく知られたボブの生涯が彼の歌の歌詞とともに、描かれたわかりやすいお話でした。
イギリスでの新作(Exodus)録音時、The Clash (「白い暴動」を演奏)を観るシーンがあったので「Punky Reggae Part」入れて欲しかったです。
彼のお父さんは白人という事もありますが、彼がギターで歌うと黒人のシンガーソングライターのようになり、その曲の良さがやはり大きかったと思います。有名曲「No Woman No Cry 」は映画では「女性よ泣くな」と訳されますが、否定が2つあるので、日本人には分かりにくく当時も「泣かない女性はいない」「女性は泣かない」「女性がいなくて泣くに泣けない」(No Music No Life 語法)などタイトルだけで 音楽評論家や編集者が適当に訳し、無理に意味を解釈していた事を思い出しました。
最後にBob Marley 本人の映像が出て来ますが、もっといかがわしく、「Another Side of Bob Marley 」が観たくなりました。

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