安倍政権、20年代を睨んだ今後の政策課題

安倍首相が、自民党総裁3選を果たし、次なる政策課題は何か。

社会保障改革は道半ば。医療・介護の改革は、安倍政権下でも進んだが、年金改革はほぼ手付かず。来年には、5年に1度の年金の財政検証が行われ、検証結果を踏まえて改革につなげる好機。2014年の財政検証時には、大きな動きにつなげられなかったが、果たしていかに。

日本の税制も、消費増税の延期にとらわれて、包括的にどうあるべきか議論すらできていない。所得税、法人税、相続税、固定資産税、炭素税など、消費税以外にも改革すべき課題が山積みである。

自民党総裁3期目の残された任期で、こうした政策課題をどう解決するか。憲法改正以上に重い課題である。


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